対角線上の淑女達（問題ページ）

カメコはビルの最上階からエレベーターに乗った。乗客が少なかったので、太ったカメコとはいえ、自分の体重で重量オーバーになることを心配する必要は全くなかった。

ラテコは途中の階からカメコと同じエレベーターに乗ろうとした。ところが、開いた扉の奥はほぼ満員。しかも、人一倍大柄な女が乗っていたので、小柄なラテコとはいえ、自分の体重が原因で重量オーバーにならないかどうかを心配せざるをえなかったのである。