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ウミガメのスープ 本家『ラテシン』 
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芸術的な爆発だ(問題ページ

20XX年。未来国家ラテシンでは電脳世界が発展を遂げていた。
食欲に睡眠欲に性欲、様々な欲望を電脳世界で満たせるようになった人々は
今度は自己実現、自分を表現する場として万人が芸術家となっていた。

電脳世界はもちろんのこと、カメオたちが実際に住む現実世界でも様々なものがデザイン性に富み、一人として同じものを身に着けている者がいないほど。


けれども当然人々の間で価値観は違い、摩擦が起きる。芸術性の違いからラテシンと隣国スイヘイ国の間で国家規模の戦争が発生した。
激しい戦争の後、ラテシン国は敗北。焦土となった土地で生き残ったカメオは資源不足により生活苦にあえぎ乾ききった人々の心に芸術で希望を取り戻すことを誓った……



ところで、一つ疑問がある。
戦争に勝つだけなら必要な技術レベルの低い毒ガス兵器で十分なのに、スイヘイ国が『大規模破壊爆弾』を使用したのはどういう理由からだろう?
17年08月26日 22:12
【ウミガメのスープ】【批評OK】 [滝杉こげお]



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才漫画家ウミオは締め切りに追われる人気作家。
彼が新しく連載を始めた『芸術勇者カメオ』も大人気を博していた。
けれどもこの作品には一つ問題があった。皆が芸術家という設定のこの漫画。建物や持ち物、服装まですべて独創的でなければならないのだ。
作画の手間はほかの作品の比ではなく、いくつも連載を掛け持ちするウミオには負担となっていた。

そこでウミオは戦争を描く際、当初予定していた毒ガス兵器ではなく、大規模破壊爆弾を使用することで背景を荒れ地に変え、資源不足によって人々の服装を貧相なものにすることで作画の手間を省こうとしたのだ。
総合点:3票  納得感:2票  伏線・洗練さ:1票  


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納得感部門とむわん
投票一覧
「非常に合理的で納得感の強い問題。参加当時問題文を何度も読み返していた為、より一層深く味わえましたし納得させられました。私もきっと大規模破壊爆弾を使用しますね。」
2017年10月01日13時
納得感部門かぼちゃグランド
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「作中作の中でも実写ドラマやアニメでもなく「漫画」ならではの必然性があり(ストーリー展開とメインの作画を一人で担当するため)、ピカイチの納得度です。要素一つ一つが考え抜かれていると感じました。」
2017年09月06日20時
伏線・洗練さ部門かぼちゃグランド
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「「芸術・デザイン性」「兵器の効果」そして隠された「作中作要素」がきれいに結びついており、素晴らしいと思います。」
2017年09月06日20時

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