余命1月のカメコは何もかもやる気が起きずにただ部屋で寝る毎日を送っていた。
カメコの両親は奮発して高級食材であるウミガメのスープでも最後に食べに行かないかとカメコを誘ったがカメコは断った。
そしてカメコはレストランのシェフを尊敬した。
一体なぜ?
17年06月17日 23:54
【ウミガメのスープ】【批評OK】
[かめくに]
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地球に隕石が衝突して人類が滅亡するまであと1月。
なんかNA○Aとか政府とかがあれこれしたけど今回はマジで無理っぽいみたい。
私は全てがどうでもよくなり仕事も止めて無気力になったけど、70億人の人類は各々残された最後の時間を過ごしていた。
私の両親は死ぬまでにやってみたかったことをかたっぱしからやっている。
スカイダイビングとか旅行とか、おいしいものを食べるなんてのも、今回はウミガメのスープを食べに行くらしい。
レストランも旅行会社も、テレビのキャスターとかもさ、こんな時にまで仕事を真面目にする人って仕事にプライドを持っていて凄いなと、カメコは顔も名前も知らぬシェフを尊敬したのだった。
総合点:3票 納得感:1票 トリック:1票 伏線・洗練さ:1票
納得感部門QQS【
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「古今東西世界中の多くの人がこの状況を想像したことがあるのではないでしょうか。そしてきっと、尊敬すべき「レストランのシェフ」のような人達がいることを前提としてカメコの両親のような行動をとったり、カメコのような態度をとったりすることを、頭の中に思い描くのだと思います。そんなふうに、多くの人が共感できる問題です。」
2017年07月14日00時
トリック部門QQS【
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「「余命1月」と書かれればどうしたって病気をイメージしてしまいますが、まさかこんな死因とは。また、問題文を読んだ時には「シェフを尊敬した」という文言が少しフワッとしてるように感じられましたが、解説を読めば「尊敬」としか言いようが無く、納得感があります。正に表現の妙。」
2017年06月18日00時
伏線・洗練さ部門甘木【
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「視野や思考を広く持ったつもりでも、やはり盲点は存在するものだということを見事にあらわしています。」
2017年06月18日13時