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ウミガメのスープ 本家『ラテシン』 
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レディースデーに対する考察(問題ページ

台は日本初のレディースデーが導入された当時の映画館。
レディースデーとは、毎週水曜日に大人1800円・学生1500円の映画料金が女性一律1100円となるものである。(金額は現在の価値に直している。)

さて、映画館はレディースデー導入後初の水曜日を迎えた。
もちろん営業後には、初日の売り上げや男女別の人数構成が調べられた。その結果、女性の構成比率が顕著に高まったことがわかったが、映画館サイドはこれに驚きの声をあげたという。

いったい何故だろう?
17年05月23日 20:30
【ウミガメのスープ】【批評OK】 [緋色]



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時の価値観では、映画は「男女が2人でデートで利用する」ものであり、料金は男性が払うものであった。
つまり、もともとは名前と反しレディースデーとは、男性の負担を軽くするという男性に向けた施策だったのである。
そのため映画館サイドは、レディースデーには男女比の変わらない単純な顧客の増加を想定していた。
しかし、実際は女性の一人客や女性グループの増加を引き起こした。レディースデーは女性の一人客、または女性のみの団体という新しいターゲットを予定外に見出したのである。

現在では女性の1人客など当然で疑いもしないが、様々な価値観は歴史の中で構成されたものであることを認識するとともに、まっさらな状態から批判的に現実を見る姿勢は重要だと述べて、締めさせていただく。
総合点:1票  納得感:1票  


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納得感部門からす山
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「タイトル通りのレディースデーに対する考察がとても論理的で、納得しました。思わぬところで効果があることってありますよね。」
2017年09月22日20時

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