ある夏の夜のこと、堀川は一本の懐中電灯を使って地図を燃やしてしまった。
いったいどういうことだろう?
17年03月10日 01:33
【ウミガメのスープ】【批評OK】
[牛削り]
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仲間うちでキャンプに来ていた堀川ら。
夜はキャンプファイヤーを囲んで語り合う。
酒が足りなくなり、じゃんけんで負けた吉羽がふもとのコンビニまで買いに走った。
山道は電灯もなく真っ暗なので、懐中電灯と周辺の地図は必携である。
しばらくして戻ってきた吉羽は、酒を配るために一旦、荷物を地面に置いた。
風が少しあったので、地図の上に懐中電灯を乗せて重石にした。
しばらくして尿意を催した堀川。
「ちょっとしょんべんしてくらあ」
彼は地面に置いてあった懐中電灯を拾って使った。
「あ、ばか」
吉羽が止める間もなく、地図は風に吹かれて舞い上がり、キャンプファイヤーの中に吸い込まれ、あっという間に燃えかすになった。
堀川が一本の懐中電灯を使って、地図を燃やしてしまったのである。
総合点:2票 チャーム:1票 トリック:1票
チャーム部門からす山【
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「懐中電灯を使って地図を燃やす。そんなことが本当に可能なのか?あるいは可能なのかもしれません、ウミガメなら。解きたくなるでしょう。」
2017年10月25日19時
トリック部門からす山【
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「確かに懐中電灯を(拾って)使って(その結果)地図を燃やしていますね。さりげないですが言い回しが絶妙で見事なトリックです。言葉遊びの要素もありますね。」
2017年10月25日19時