キャップが開いた（問題ページ）

カメオはカメコのテニス部の先輩である。二人は全く同じミネラルウォーターを部活動の休憩中に買おうとしていた。

『俺、いつもこのミネラルウォーター飲むんだよ。（自販機のボタンを押す）』
『私も。ジュースだとすぐにのどが渇く感じがして。……あっ、練習が始まるみたいですね。先輩先に行っててください。（ボタンを押す）』
『おう、分かった。（一口だけミネラルウォーターを飲んで、冷蔵庫に入れて走っていく）』

カメコはペットボトルを開けないまま、それを冷蔵庫に入れて練習に向かった。


（練習終了後）
（はあ、疲れた…（ペットボトルを手に取る））
『いやー今日も疲れたなー。』ｻｯ　ﾊﾟｷｯ
（えっ…今、ペットボトルを開封する音…。ちょっと待って、先輩それは私のｍ
『ｸﾞﾋﾞｸﾞﾋﾞ　ぷはー、やっぱ練習後の水はうめえ！』
（ということは、今私が持っているこのペットボトルは先輩がさっき…）
『うん？カメコ、飲まないのか？水分補給は大事だぞ。』
（のどはカラカラだし…仕方ないか…うっ…）ｸﾋﾟｯ


ｶｱｯ(*ﾉωﾉ)



※一応要約：『パキッ』という開封音から、自分が持っているペットボトルがさっき先輩が飲んだものだとわかった。



蓮華さん、ＳＰありがとうございました。