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ウミガメのスープ 本家『ラテシン』 
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名探偵カメオ&カメコ(問題ページ

メオとカメコは兄妹で名探偵である。
あるとき、二人に依頼が来た。
男が書斎で殺害された。凶器を推理してほしい、とのことだった。
さっそく現場へ向かう二人。

「これは[UmigamE]の三部作目が凶器ね。」
「なんでそこまで特定できるんだ。[UmigamE]はロングセラー小説で俺も全巻持ってるが…三部作目?」
「だからこそ、よ。兄さんも本を手に取って開いてみればわかるわ。」
「いや、全部綺麗に保管されてるじゃないか…」
「いいから。」

カメオが本を開くと、カメオは納得し、
「なるほど、確かに本が凶器だろうな。」
「でしょう?たまには私のほうが役に立つこともあるのよ。」
カメコはカメオを見上げ、得意げな顔をした。

UmigamEシリーズは全五巻あったが、すべて綺麗な状態で本棚にあった。
いったい二人は、なぜ本が凶器だと思ったのだろうか?
16年04月30日 23:30
【ウミガメのスープ】【批評OK】 [蓮華]



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ばらく読んでいない本には埃がたまる。
第三部以外のUmigamEの上部には埃がたまっていたのだ。
シリーズ物の、第三部目だけを何度も読んでいるとは考えづらい。
その本だけ埃がたまっていなかったため、この本だけ新品とすり替えられていると気づいたのだ。
身長の高いカメオは、本棚の下の方に保管されている本の埃は見えなかったのだ。
「凶器は犯人が持って帰り、新しい同じ本をここに入れたのね。」
「それにしても、なんで第三部で殴ったんだろう。」
「真ん中にあって取りやすかったんじゃない?」
「まぁ、この部屋には鈍器になりそうなものが本しかないしな」
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2016年05月02日21時

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