一介の教師にすぎない田中が、マイクに向かって小さいよとアドバイスしたことで国が大きくなった。
一体なぜ?
15年06月28日 21:36
【ウミガメのスープ】【批評OK】
[水上]
解説を見る
留学生のマイクが漢字の読みを問う宿題のプリントとにらめっこしている。
Q12
□□□□
巨 大 な国
(コノカンジハワカルヨー。キョダイナ、ダネ。トッテモオッキイッテイウイミ)
マイクはプリントに きよだい と書き込んだ。
その横を通りかかった日本語教師の田中。
マイクのプリントを覗き込むと
「マイク、ここの よ は、小さい よ だね。拗音(ようおん)っていうんだ」
「オー、センセイ、アリガトザイマス! キ、ョ、ダ、イ、デスネ」
汚い字だが正確に書き記されたルビによって、きよだいな国が、きょだいな国、となった。
総合点:3票 チャーム:1票 納得感:1票 トリック:1票
チャーム部門からす山【
投票一覧】
「相変わらずの田中のチャーム。今回は田中の奇行より、それによって起こる結果に目が行きますが、さて?」
2017年10月16日21時
納得感部門からす山【
投票一覧】
「アドバイスで国が大きくなる。謎の減少だからこそ、それが解明された時の納得感はかなりのものです。」
2017年10月16日21時
トリック部門からす山【
投票一覧】
ネタバレコメントを見る
「「小さい「よ」」のトリックが見事ですね。これを自然に紛れ込ませられるのが素晴らしいです。解説のあとに問題文を読み直すと、やや不自然な問題文であったことに気付くのです」
2017年10月16日21時