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ウミガメのスープ 本家『ラテシン』 
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項目についての説明はラテシンwiki

【鴎のスープ・その3『ウミガメのスープ』】(問題ページ

??『また新しいウミガメのスープを思いついてしまいました。皆様お付き合い下さい』


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男はレストランに入ると、メニューから「ウミガメのスープ」を注文した。

スープを一口すすると、男は席を立ち、レストランから飛び出した。

そして、男は崖から飛び降り、自殺してしまった。なぜだろう?
15年05月16日 22:01
【新ジャンル】 [かもめの水平さん]



解説を見る
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―PM9:50―
かもめの水平は、新しい問題を思い付き【ウミガメのスープを飲みながら】ほくそ笑んでいた。

『いい問題を作るにはやはり体験してみる物だな』等と思いながら。

【宣伝チャットで宣伝する】位自信満々な問題を、眺め

宣伝した時間を今か今かと。早く問題を出したくてうずうずしながら待っていた。

【問題、解説文も書き終わり、後は確認画面を過ぎ、クリックするだけだった。】

しかし、10時になる直前、かもめの水平の元に1人の客が訪れた……


―PM9:59―

『はいはい?……なんだ、カモミか、なんだよ、来るなら先に連絡いれなよ』

部屋の中に招き入れながらそう言うかもめの水平にカモミは答える。

『……なんで来るのにわざわざ連絡しなきゃいけない訳?』

『あ?……そりゃあ?まあ、俺にも用事があるし、さ』

『何?用事って……貴方最近そうやって私に会うのしぶってない?』

『べつにそんなことないよ』

『嘘よ、貴方2週間位前から冷たい。夜に電話しても忙しいとか言って切るし』

『(……ラテシンで出題やってて電話切ったとか言ったら流石にマズいか……?)嫌、それは忙しかったから……あ、もう10時過ぎてるじゃないか。』

そうしてかもめの水平は【問題を投稿した。】ラテシンが原因で彼女が怒っているにも関わらず、だ。

『あんた、なんで私が話してるのに携帯弄ってるの?やっぱ浮気してんでしょ?ふざけないでよ!!』

『いやだって約束しちまったし、いや違う、他の女じゃないよ。いや女もかもしれないけど。』

『はあ?ホントに意味わかんない!あんたなんか……あんたなんか!』


そうして【かもめの水平とカモミはもめ始め、次第にエスカレートし……】


PM10:07

ガツンと言う音と共にかもめの水平は頭から血を流し倒れた


『はあ……はあ……水平?水平?ちょっと、大丈夫…?……嘘でしょ?』

【ガラスの灰皿は真っ赤だ】

【カモミは次第に恐ろしくなり灰皿を洗いに去る】

【その時、かもめの水平が僅かに息を吹き返し、ダイイングメッセージを残したとも知らずに】

【そして、かもめの水平は今度こそ、事切れた】


―PM10:10―

カモミは戻ってきて、冷静になるとある事に気付く

【かもめの水平が浮気相手と連絡していたなら、連絡がない事を不審に思い。かもめの水平の異変がバレるかもしれない】

カモミは咄嗟にかもめの水平の携帯を見る


【開かれていたのはラテシンの問題ページだった。】

『ちょっと……な、なにこれ?』

混乱する彼女

勿論ラテシンの存在も知らなかった

【わかるのはラテシンユーザーが、かもめの水平に言葉を投げかけているという事だけ。それも、どうやらかもめの水平が出した謎かけを解こうとしてる様子で。】

『ど、どうしたら……水平の知り合いかもしれないし……』


そこで、彼女は覚悟を決め【かもめの水平に成りすますことにした】



しかしある事に気付く

『答え……答えは……?!ない?!』

解説と書かれたメッセージボックスが#big5#【空白になっている】#/big5

どうやら先ほどのドタバタの間に【メッセージボックス内がデリートされてしまったようだ】

それでも、なんとか誤魔化すしかない。カモミは成りすますを、始める

―PM10:13―

【しかし、水平思考がわからない彼女は質問の意図もよくわからず、適当に当たり障りなく答える事しか出来なかった】



―そして、現在時刻―

【全てが露呈したカモミは、自首を行う事を決めたのだった……】




――後書き――

新形式という訳で今回の試みは『現在進行形で起きる謎』を解いていただきました。

私事ですが、趣味の方でやっている事と関係して【こういうエンターテインメント式もやってみたいなと】

そう思って今回の形となりました

ブラウザだからこそ出来る

【皆様との会話を含めての物語】

【問題文の謎から、現実に目の前に繰り広げられる謎に、思考を働かせる事】が今回の物語の解決への鍵となったと思います。

いかがでしたか?楽しんで頂けたでしょうか?

新ジャンル故に難航したのか、はたまた、案外直ぐにバレたのか。後書きの作者にはまだわかっておりません。

こんなものラテシンじゃないとお怒りの方、すみません、新しい形にチャレンジした結果とお許し下さい

もしかしたら、既にあったパターンかもしれません。(ジャンル別検索かけた時新形式では見かけなかったのですけれど確認不足か)

それでも、僕なりの物語に出来たと思っています。

時間を無駄にしたとお怒りの方は重ね重ね申し訳ございません。甘んじて批判は受け入れます


それと、この物語は【実際に時間を共有出来た方にしか味合うことは出来ないと思います。
本文見てからの直ぐに解説では意味もわかりませんしね……】その点はご了承下さい


それでは、ここまでお付き合い頂いた皆様、本当にありがとうございました。


―かもめの水平―


追伸・この物語は全てがフィクションです。【そもそも、彼女居ません(笑)】
総合点:1票  新ジャンル部門1票  


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新ジャンル部門亜綾
投票一覧
「この問題は、水平さんの問題の中でも特に参加型、実際にことが起きているかのような錯覚に落とし込まれる問題だと思います。一つ一つの回答から滲み出す強烈な違和感の正体を突き止めるために質問を考えるのが楽しかったし、何より発想が斬新でした。解説もまた妙に現実味があって、私にとっては忘れられない問題です。」
2016年07月12日00時

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