その街には魚を料理して出すお店がたくさんありました。
中でも飛びぬけておいしいお店が一軒ありました。
周囲の店はこの店をねたみ、店の店主であるシェフを訴えました。
そしてこのシェフはなんと逮捕されてしまったのです。
いったい何故でしょう?
【ウミガメ】
このシェフは実際に違法行為を行っていましたか?
Yes!! 違法行為をしないと逮捕されません。
逮捕されたシェフは、逮捕される前からそれを予想していましたか?
Yes. 予想していました。
飛びぬけておいしい料理が提供できたのは、違法行為のおかげでしたか?
Yes!! ここはポイント(・ω・)bです!!
シェフは魚を密猟していましたか?
No. 密漁はしていません。
この店の料理には、入ってはいけないモノが入っていましたか?
No. 入ってはいけないものというのが何か気になりますが、そのようなものは一切入ってはいません。
シェフは逮捕されることを望んでいましたか?
No. 逮捕されたくないとむしろ思っていました。
シェフ以外に捕まった人はいますか?
Yes.ですかね・・・自分の設定上はいなくても成立します。しかし実際の現実で考えるといます。
本来ならば逮捕される前に逃げるはずでしたか?
No. おそらく儲かっていたので逃げようとは考えてなかったと思います。
材料の入手過程に違法性がありましたか?
Yes!! いいですねポイントです(・ω・)b!!
ヤバい薬を使ったドーピングコンソ……げふんげふん、料理を作りましたか?
No. ヤバい薬や変な症状をもたらすようなモノは無添加です!
その店の料理が美味しいのはシェフの腕と関係ない?
No. 結構重要ですよ( ̄▽ ̄)b グッ!
そのシェフが料理する魚は絶滅の危険にある魚ですか?
No. そんな貴重な魚ではないです。
料理の材料に魚は入っていましたか?
Yes. 魚料理ですよ。
密猟・密漁されたものを使っていた?
密猟されたものは使っていません。しかし密漁されたものを使っていたかについては、密漁の定義を国際間の協定や法令や漁業者間のルールを犯して魚介類をとることとするならばYesとなると思います。
その魚を調理するのに必要な資格をシェフは持っていなかった?
No. むしろ持っていました
このシェフが逮捕されたのは、使用が認められていない材料を使っていたためですか?
No.
その店で出されるのは淡水魚ですか?
Yes!! 設定上は淡水魚です。海水魚ではないです。
訴えたられた店以外はその違法行為はおこなっていないのでしょうか?
Yes. .訴えられた店だけ行っていました。
その魚は普通食される魚ですか?
Yes. 食されることを前提としています。
ほかの国では違法ではない事でしょうか?
No. 他の国でも違法となります。
密かに魚の養殖をしていた?
Yes!! いいですね重要ですよ(゜∇^d) !!
その店で出されるものと他の店で出る魚の種類は一緒ですか?
Yes. 最終的に同じ種類になりました。
養殖の免許は持っていましたか?
No .持っていませんでした。
店主が養殖してた魚には鱗がついている?
Yes!! うろこはしっかりついてますよ!!
違法行為の結果として湖の生態系が変わった?
Yes!! これはかなり重要ですね(゜∇^d) グッ!!
養殖していた魚はその町で取れる魚ですか?
No!! そろそろ真相が見えてくるかもですね…
生態系が変わった後その店以外の店の料理はまずくなった?
YES. まずくならざるを得なかったでしょう。訂正です。すみません。 [編集済]
他のシェフたちにその魚の調理資格がないのをいいことに、その魚をひそかに養殖して店の自慢のメニューにして、他の店に差をつけていたが、それが裏目に出て逮捕された、とここまではあっていますか?
Yes!! しかしひそかに養殖していたことだけで逮捕というわけではないです。
何か魚を放流してもいた?
No.シェフが意図的に放流していません。訂正します。何度もすみません。 [編集済]
外来生物法に抵触していますか?
Yes!! 接触しています。
元からいた魚は全滅しましたか?
No. 全滅はしていないです。
養殖していた魚って毒もっている?
No. 毒は持っていません。
男が逮捕される前から他の店も同じ種類の魚を使うようになっていましたか?
No. しかし『逮捕される前から』というのが、逮捕される直前という意味ならばYesにもなります。
物語の舞台はドイツ?
どちらといえます。どこの国の話か明確に決まっていません。
逮捕されたシェフの魚料理の魚と、他の店の魚料理の魚は似ていましたか?
No. どちらも湖で生息できるという点では共通しています。しかし魚の種類は別です。 [編集済]
シェフは養殖している魚を逃がしてしまいましたか?
Yes!! ここはポイントです(゜∇^d) グッ!! [編集済]
シェフは魚を盗んでいた?
No. 盗んではいません
シェフが捕まったのは、外来の魚を養殖して使っていたが、それを逃がして湖の生態系を狂わせてしまったためですか?
Yes!! もうほぼ正解ですね。というわけで解説に入りますよ。
シェフが意図的に魚を逃がしたですか?
No. シェフは意図的に魚を逃がしていません
レストランは互いにそれらの魚をおいしく調理しようと腕を磨きあい、それぞれがうまく経営していた。
そんな中、あるレストランのシェフがもっと美味しい魚を輸入して経営しようと思い立ち、
海外のあるおいしいといわれる魚を生きたまま輸入し、湖にある自分の生簀でこっそり飼い始めました。
そしてその店の新メニューとして販売し始めたところ、とても好評でした。
シェフは調子にのって更にその外来魚を飼育し始めるのでした。
評判になっていることを聞きつけた他の店のシェフがやってきても、
この魚をどこで取ったのか、どうやって調理しているのかなど一切、誰にも教えてあげませんでした。
そんなある日、風の強い夜にこのシェフの生簀が壊れ、飼っていた外来魚が逃げ出してしまいます。
次の日から徐々にこの外来魚がよく獲れるようになりました。
それもそのはず、湖にいた在来魚を食べ、またたく間に大繁殖していたからです。
当然ながら在来魚は激減してしまいます。
今まで在来魚でおいしい料理を作っていたレストランは、在来魚が獲れなくなり軒並みダメージを受けてしまいました。
仕方なく在来魚を扱っていた店もこの外来魚を調理してメニューに出そうと考えます。
しかしなかなか成功しませんでした。
なぜならこの外来魚はちゃんとした調理をしないとただのまずい魚だったからです。
わざわざ輸入までしてきたシェフですから、調理方法を知らないはずはありません。
しかしながら、当然周囲の店はいきなり現れた外国の魚の調理方法まで知るはずもありません。
周囲のお店は様々な調理方法を試みますが、なかなかおいしく仕上がりません。
そこでふと周囲のお店は気づきます。
自分たちの店が調理方法に奮闘している間、あの一軒だけがなぜかこの外来魚の調理ができて繁盛していると…。
つまり周囲の店が知らない調理方法をこの店の店主のシェフだけ何故が知っていて、
がっぽがっぽとお金を儲けているわけです。またたく間にねたみや疑いの対象になってしまいます。
この外来魚について何か鍵を握っているのはあのシェフではないかと訴えられ、
このシェフの周辺調査を行なわれました。
結果、このシェフが外来魚を持ち込んだ張本人であり、湖の生態系を壊す要因になったと特定され逮捕されたわけです。
その後、この街では外来魚の調理の仕方が広まり、どの店でもメニューに並ぶこととなりました。( ̄~; ̄) ムシャムシャ
おしまい
補足解説
『わるくない魚』というタイトルはこの外来魚の味は決して悪くない魚という意味と、
ことのてん末であるこの外来魚はなんの責任もなく、悪くないという意味でつけました。
現在日本では、特定外来生物は、違反内容によっては非常に重い罰則が課せられます。
※個人の場合懲役3年以下もしくは300万円以下の罰金 / 法人の場合1億円以下の罰金に該当するもの
→ 販売もしくは頒布*する目的で、特定外来生物の飼養等をした場合 (*頒布(はんぶ):配って広く行きわたらせること。)
→偽りや不正の手段によって、特定外来生物について飼養等の許可を受けた場合
→飼養等の許可を受けていないのに、特定外来生物を輸入した場合
→飼養等の許可を受けていない者に対して、特定外来生物を販売もしくは頒布した場合
→特定外来生物を野外に放ったり・植えたり・まいたりした場合
参考にしました
http://www.env.go.jp/nature/intro/1outline/law.html#law2
「Goodスープ認定」はスープ全体の質の評価として良いものだった場合に押してください。(進行は評価に含まれません)
ブックマークシステムと基本構造は同じですが、ブックマークは「基準が自由」なのに対しGoodは「基準が決められている」と認識してください。