少年と不思議な貝（探し人シリーズ1）

少年「ちょっと探したけど父さんの書庫にそんな本はないよ」

少年「や、やめろよ～」

少年「魔王を倒す勇者様のお話さ、勇者様ってカッコいいよね、憧れるなー」

少年「ええ！なんだって！」少年は大急ぎで家の外にかけ出していく [良い質問]

少年「精霊・・・君たちすごいね！、勇者・・・僕はもっとすごいね！、占い師の謎ってなんだったけ？」 [良い質問]

少年「口の悪い精霊だなぁ、そういえばあの占い師はどうしてるんだろ、呪いの解き方も教えてくれるかな？」 [良い質問]

少年「うーん、住んでる城下町が見えるだけだなー、僕の家と教会と本屋さんが近くにあるね」 [良い質問]

少年「僕の名前はロンさ」 [良い質問]

少年「あるわけないじゃん～、口は一個だけだよ」

少年「王様もいるしこの辺で一番大きな街だよ！」（精霊さんってドヤ顔すきなのかな・・・） [良い質問]

少年「あるよー」 [良い質問]

少年「そうだね！それに呪いの解き方もしってるかも」 [良い質問]

少年「うーん、得意じゃないなー、漢字は父さんの書庫の東方の書物にいっぱい出てくるから少しは読めるよ」 [良い質問]

ロンは神父さんの帽子を脱がそうとし失敗した、そのあと愛のげんこつをもらった

神父「ふむふむ、１０の口を持つ貝なぞ聞いたことありませんね、呪いの力も感じませんが？、占い師や精霊たちに担がれてるだけじゃないですか？」 [良い質問]

ロン「てへ、すっかり忘れてたや」　神父「あの占い師なら昨日他の土地に流れて行ったはずです、どこに行ったのまでは知りません」 [良い質問]

ロン「全然しらないや、家に帰って図鑑を調べれば色々わかると思うけど」

ロン「普通のおばあさんだったよ、変な事言われたりしたけどいい人だと思うなー」 [良い質問]

神父「ここ何年も大きな戦争はありませんね、先の事は分かりませんが今後も無い事を祈ります」

ロン「意味はよくわかんないけどお父さんがしょうもない親父ギャグ言ってる時の雰囲気にそっくりだなぁ」

ロン「いないよー」

ロン「結構おいてるよー」　神父「聖書に興味がおありですか、存分に読んでおい来なさい」

神父「ありませんね」

ロン「ネズミかぁ・・・特に知らないなぁ」

神父「うーん、特に話をしたわけではありませんね、占い師が出ていくのも街の噂でしりましたし」

ロン「お父さんはすっごい物知りだよ」 [良い質問]

ロン「良くわかんないけど王様にもいっぱい褒められることがあるし偉いんだ」 [良い質問]

ロン「とっても偉い人だよ」

ロン「わかったー」 [良い質問]

ロン「変なの、王様は立派な服着てるに決まってるよ」

門番「あのばーさんか、昨日他の街に言ったんだとよ」

門番「なんかの魔物か？聞いたことないな」

ロンは父の名前と会いたい旨を門番に伝えた　門番「ああ、あの学者センセのとこのガキか、センセなら今はいねーよ、出直してきな」 [良い質問]

門番「一つだけだな、つまりその要所を任されてる俺はすごいのだ、さぁ尊敬しろ」

ロン「家にいるよー」

ロン「さぁ？聞いてこよっと」 [良い質問]

母親「わからないわねぇ、町中くまなく探してみればどうかしら、どこかにはいるわよ」 [編集済] [良い質問]

母親「お父さんのヘソクリの場所なんかは知ってるのだけど、隠し部屋は聞いた事が無いわねぇ、この家に一番詳しい私が知らないのだから無いんじゃないかしら」

ロン「本が好き」母親「本が好きね」

ロン「いってみる！」 [良い質問]

母親「家に持って帰っていた仕事の書類位じゃないかしら、心なしかいつもよりウキウキしてたわね」

母親「あらあらウフフ、精霊さんの言ってることは聞こえてるので私に直接言ってくださればよろしいのに、そんな人の事は聞いたことありませんわ」

本屋「んー、今日は見かけてないね、坊ちゃんと一緒であの旦那は本を読んでるかブラブラしてるかのどっちかだろうね」 [良い質問]

本屋「何かの本のタイトルのことかい？悪いが聞いたことないよ」

本屋「偉大な精霊はこんなさびれた本屋に現れないよ(笑)、一番となると難しいね、君のお父さんを含めた学者のだれかじゃないかなぁ、あとはそのものズバリ城に勤める賢者様とか？」 [良い質問]

ロンは首を振った　本屋「聞いたことないねえ、東方にそんな人物が居たって話は何かの物語でみたことがあるなぁ」 [編集済]

ロン「あいあいさー」 [良い質問]

父親「これは恥ずかしい所を見られましたな、貝殻を集めてネックレスを作って妻にプレゼントしようと思っていたのですが、よく考えたら「何歳だと思ってるの、そんな物で喜ぶ年じゃないわ」なんて言われそうな気がして貝を前に考え込んでいました（苦笑）」 [編集済] [良い質問]

父親「あの人ですか、すごい占い師ですよね」 [良い質問]

ロン（やけにキリッとした精霊が来た！）　父親「この浜辺で取れる貝を集めただけですよ、とても綺麗な色でしょう、この地方にしかいない珍しい貝なんですよ」

父親「知らないな？なんだいそれは？」 [良い質問]

父親「数えてなかった。1,2,3・・・ちょうど１０個あるよ」

ロン「弟子にしてください！」　父親「いやいやロン何を言ってるんだお前は・・・」　あきれられた

父親「今日はこの浜辺で他に人は見かけなかったな、貝がどうかしたのかい？」

父親「うーん、妻に怒られて泣きかけになってる時のロンがそうだな(笑)」

父親「本心からそう言ってくれると嬉しいんだがね、その・・・精霊さんがそそのかしてる所が丸聞こえになってるので・・・」

父親「なるほどね～、あの占い師さんの事だからそれはリドル（謎かけ）に違いないね」 [良い質問]

父親「城の中はそうそう軽々しく入れられるものじゃないんだ、私は特に地位が高いわけでもないしね」

ロン「精霊さん達の中に邪霊が混じってるよー」

父親「うーん、今の所ピンと来るものはありませんね」

父親「僕としてはいい経験になるから世界の為じゃなくても合わせてあげたいけど、偉い人は納得のいく説明が出来なきゃ認めてくれないだろうね」

父親「研究って何の研究としてだい？、ちなみに私は歴史学を主に研究してるよ」

父親「この街一番の賢人・・・それは私だ（ドヤッ」

ロン「バカヤロー、ロー・・・、ロー・・・・・・・」　ロンはちょっとすっきりした

父親「貝のネックレスってどう思うか母さんに聞いてきてくれないか?///////」

母親「あらあらうふふ、ロンったら好きな子にでもあげるの？良いと思うわよ女の子は皆プレゼントを貰えたら嬉しい物よ」

ロン「綺麗なビー玉をくれたんだ！今じゃ僕の宝物だよ・・・あ、そうだそうだ、探し人が見つかれば玉が教えてくれるとか何とかも言ってたような気がするな」 [良い質問]

母親「まぁキレイねぇ」　父親「占い師さんから貰ったのか大事にするんだよ」

ロン「見当たらないや、なんでそんな物探すの？」 [良い質問]

父親「学者仲間ならだれか持っているだろうな」

父親「古いですか、それだけじゃなんとも・・・古い書物なら家にいっぱいあるんですがね」 [良い質問]

父親「人間なにかしらの信念を持っている物ですよ、私は学の探求こそわが人生の目的と見定めここまで生きてきましたし」

父親「東方の専門家の学者なら一人知ってますよ」

父親「知りませんね、学者仲間の中から探してみましょうか？」

東方「十と口だけならば古、田、叶等が思い浮かぶが貝も加えるとなると分らないでござる、貝を加えることに意味があるのでござるか？」 [良い質問]

東方「貝と男・・・なさそうろう・・・貝だけなら結構使われている漢字はあるでござるが」 [編集済]

海洋「存分に見ていってくれギョ、これが大昔に絶滅したとされる・・・」　長々とうんちくが続く

ロンはビー玉を貝の上に乗せた！ビー玉は転げ落ちた！　　ロン「何も起こらないなぁ」

ロン「父さんみたいになりたいな」　後ろで父親はニンマリしている

海洋「美しい人魚の一族のお話や喋る魚のお話が有名ギョ、あとは魔王が海から攻めてきたお話ギョね」

学者たち「勘弁してくれでゴザルぎょ、与太話を信じて子供を城に入れて首にされたらたまらないギョザル」

ロン「僕は父さんと一緒に広場に行ったときに会ったんだ」　父親「私もロンと散歩中に広場で」 [良い質問]

父親「ああ、私もリドルじみた占いを聞かされました・・・あの人はすごい占い師ですね、そのリドルのおかげで道が開けたんですよ」 [良い質問]

父親「ただの散歩ですよ」

父親「お前の探し物は少ない石を３つ投げ捨てた 戦人が隠しているであろう、ですね」　「その場所で私が長年唱えていた学説が証明されるものが出てきまして、王様に大幅な昇給をしてもらったんですよ」 [編集済] [良い質問]

父親「おしい、砂漠よりももっと身近にある所だったのですよ」

父親「その通りです、石と少ないで砂、戦人が兵、三本の剣を持つ兵で浜、だったわけですよ」 [良い質問]

父親「それはですね、私の学説の魔お・・・ゴホンゴホン」　「私の学説を証明してくれるものですね、王国の機密事項ですしそれ以上はご勘弁を」

皆「知らないね」

父親「重要な部分は言っていないのでバラされても困りませんね」

ロン「皆はあんまり使ってないね、お父さんは学者だし文字にも色々詳しいんだ」

ロン「近所にはいないなぁ、僕が近所で一番小っちゃい子供だもん」

ロン「小麦畑ならいっぱいあるよー」

ロン「りょーかい」

ロン「あるよー」　ポツンとカカシが立っている

ロン「やだよ、可哀そうじゃないか」

ロン「あいあいさー」

ロン「聞いたことないや」

ロン「跨ぐと男も重要なんじゃないかな？」

ロン「王様」　父親「王子、王女、王妃、帝王、女王などかな」

ロン「初めまして精霊さん、聞いてみるよ」　東方学者と海洋学者が占なっていてもらったようだ [編集済] [良い質問]

東方「馬に跨いで虫をとっている男と知り合いになれと言われたので騒いでいる男に話しかけたら貴族で、あれよこれよと言う間に支援者になって貰ったでござる」　海洋「好きな女性に脈があるか聞いたら、草の中にいる女に聞け、と言われたから家の庭にいったら母さんが草狩りをしてたんだ、母さんに聞いたら苺でもプレゼントしてみなって言われたからその通りにしたら彼女すごいよろこんで今度デートすることになったギョ」 [良い質問]

ロン「今の時期はやってないよー」

門番「しっし、そんな与太話につきあってられっかよ」 [編集済]

門番「うむ、俺が預かっておいてやろう、あとで王様に献上しておくぞ（ニヤリ」

門番「占いなんて興味ないぜ」

門番「そこの父親さんだぜ」

ロン「何で戦う事になるのさ・・・」

ロン「魔法なんて使えないよ」

門番「俺は意外と職務を忠実にこなすタイプでね、んなもんはいらねえぜ」

本屋「了した一つの人が共にくる、そのときは求めるものはこの中にもあると言えと言われたよ、有名人に店に来てほしいって聞いただけなのにさっぱりだよ」　神父「私は行ってません」 [良い質問]

ロン「いないよー」

ロン「いないなあ、忍び込む気じゃないよね？・・・」

ロン「良いけどその手紙はどうやって渡すの？」 [良い質問]

ロン「ここ以外は無いと思うよー」

ロン「いいね、楽しそうだし弟子になりたいな」

本屋「そうですね、ロンの坊ちゃんが来たら伝えます」 [良い質問]

門番「何でおれがそんな事しないといけないんだよ」

ロン「じゃあ適当な本を持ってきて、はさんだよ」 [良い質問]

本屋「本の注文が入ってたな」 [良い質問]

父親「それが確実でしたね、会えるかどうかわかりませんが行ってきます」 [良い質問]

賢者「こんにちは」　ロンのビー玉が冷たく光った様に感じた　ロン「良くわからないけど、この人は違うみたい、おしい気はするんだけど」 [編集済] [良い質問]

賢者「ふむ、私以外で石に反応があったものは居たかね？」 [良い質問]

ロン「きたよー」

本屋「普通に私の住居になっているのでやめてくれないか・・・」

賢者「今はいないのう、そう遠くない未来に現れる兆しはあるがの」

ロン「聞いたことないや」

賢者「天涯孤独の身でのう、誰もおらんのじゃ「」

ロン「精霊さんカッコいい、お父さんや精霊さんみたいにカッコいい大人になりたいな」 [編集済]

賢者「この国にはワシしかいないのう、別の国なら賢者と呼ばれるものが他にもいるんじゃが」

賢者「そんな者はおらぬぞ」

ロンのビー玉があったかくなる　賢者「古き賢者か偉大な先人の賢者は何人もいるからのう」　父親、本屋「何処か聞き覚えのある様な？」 [良い質問]

賢者「いっぱいおるぞ」

父親「可能性はありますね」

賢者「自然の理を操る術じゃのう、この王国ではワシの目の黒いうちは災害などおきんよ」

父親「そういうタイトルの本を見たことがあるぞ！」　本屋「これじゃないですか？」　ロンが本を手に取るとビー玉が脈打つ、ロンは自分が探し求めていた物がこれだという確信をいだいた [正解][良い質問]

賢者「近くにはおらんの、何日も旅をせねばいかぬ、子供にはちと荷が重いのう」

賢者（・・・・・・）　「心当たりはないのう」

賢者「上から・・・って何を言わせる気じゃばっかもーん」