A「話すのが大好きな道具はなんだ?」
Bがそれに答えると、Aは他の答えだと言って、説明を始めた。
それを聞いたBは、Aに対して恐怖した。
そして、AはBに自分を殺せと言った。
話すのが大好きな道具はなんだ?
【ウミガメ】
実験終了。難易度、分量の調整が難しかったです。
Aの答えは犯人の男に対して何かすることですか?
YES/NO 直接、危害を加えるつもりはありません [良い質問]
話すのが大好き、は比喩表現ですか?
YES! なぞなぞらしい比喩、でしょうか
前回の解説に出た妹を殺した犯人の男は生きていますか?
YES!!
Aのなぞなぞに対する、Bの最初の解答は「シャベル」ですか?
YES! この問題も、Bは知っていたようです
Aの言う「話すのが大好きな道具」は物体ですか?
YES 手に持てる物体です
話すのが大好きな道具とは、妹の日記のことですか?
YESと見せかけてNOです! [良い質問]
「話すのが大好きな道具」は今回の問題の登場人物の所持品ですか?
YES ミスリード注意
話すのが大好きな道具とは、ペン(文字を書くもの)のことですか?
NO
Aが自分を殺せと言ったのは、妹を殺した男への復讐のためですか?
YES! その通りです [良い質問]
「話すのが大好きな道具」はお店で買えるものですか?
YES 普通に買えます
9より Bが妹を殺した犯人ですか? [編集済]
YES! [良い質問]
Aの話に恐怖したBは、Aに何か隠し事をしていますか?
YES! [良い質問]
質問9はAが死ぬのも計画のうちということですか?
NO 殺せないだろうと考えていますが、殺されても良いと覚悟しています
「話すのが大好きな道具」はBの所持品ですか?
YES? 最終的にはBの手元にありました
話すのが大好きな道具とは、Bが犯人であることを示す証拠品のようなものですか?
YES!!!! [良い質問]
AはBを裁判にかけようとしていますか?
NO 四十年以上前の話なので、既に時効だとAは考えていました。
Bは「話すことが好きな道具」を手に入れるために妹を殺したのですか?
NO
Aの妹とBは、恋仲にありましたか?
NO
話すことが好きな道具とは機械ですか?
NO
「話すのが大好きな道具」はもとは妹の所持品であったが、妹の死後Bが回収したものですか?
前半YES! Bは誰の物か知らなかったようです [良い質問]
話すのが大好きな道具とは、妹の遺書ですか?
NO 遺書はありませんでした
「話すのが大好きな道具」はなぞなぞの本ですか?
YES!!!! まとめに移りましょう [編集済] [良い質問]
(AはBが妹を殺した犯人であるという確証を深めるために妹が持っていたなぞなぞの本から出題をしながらBに妹のことを話していた。改めてBが犯人であるという確証を得たAはBを追及し、Bは恐怖した。そしてAはBに「あのときのように俺を殺してみろ」と言った。)ですか?
YES 解説へ移ります。皆さんお疲れ様でした [正解]
Aが質問をした3つのなぞなぞは、そのなぞなぞの本に書かれていた問題で、Bが答えをことあるごとに答えるからAはBが犯人だと思い、シャベルで殺そうと考えたのですね?
うーん。。。殺す気はなかったのでNOとさせてもらいます。
その一人、Aには妹がいた。情緒不安定で家族と仲が悪く、まだ幼い内に自殺してしまった。
その原因は「ある男から長期間に渡り、乱暴を受け続けていたこと」だった。
彼女の死から既に四十年以上が経った今になって、Aは妹のためにできることを見つけたという。
A「妹のために、できること。なんだと思う?」
B「まさか、後を追うとか言わないよな?」
A「後追いにしては、時間差が過ぎるな」
B「じゃあどうするつもりなんだ?」
A「男に会う」
B「復讐するつもりか!?」
A「そうだな・・・でも、傷付けたりはしない」
B「話し合いでもするのか?」
A「・・・三つ目のなぞなぞだ。『話すのが大好きな道具はなんだ?』」
B「シャベルだろ。で、お前の答えは?」
A「『本』だよ」
B「まぁ、色々な内容が書かれてるし、擬人法で言えば御喋り好きなのかねぇ。道具って感じはしないが」
A「そうじゃないよ」
B「じゃあ、日記のことか?」
A「それも違う。お前の家になぞなぞの本があったって言ってたよな?」
B「ああ。誰のかわからないが、子供向けのなぞなぞ本があった」
A「それ、俺の妹の本だ。俺が出してきた問題も、その本に載ってたやつだよ」
B「え?」
A「妹、なぞなぞ好きだったんだよ。だから、遺品に本が無いことはすぐ気が付いた。お前の家に行ったとき、本を見つけてずっと引っかかってた」
B「そんなの、ただの忘れ物だろ!?」
A「お前、妹が死んですぐ引っ越しただろ?親に泣きついたか?金持ちのボンボンってのは、便利な親がいて羨ましいな」
B「何言ってるんだよ」
A「顔変えたんだよ。高校出てすぐ、働きながらお前の素性調べてやっと見つけたよ。退職金で引っ越して、やっと会えた」
B「お前・・・」
A「俺はお前がしたことを全て知っている。妹にしたこと全て知っている。突き落とした時は、どんな気分だった?」
B「やめてくれ」
A「このマンションの全員に話して回ろうか?」
B「やめてくれ!もう昔のことだろ!魔が差したんだ!死ぬなんて思ってなかったんだよ!
誰かに告げ口しそうだったから、脅かそうとしただけなんだよ!」
A「・・・さっき、『本』って答えだと道具って感じがしない、って言ったな?」
B「は?・・・え?なんだよ?」
A「道具で合ってるよ。お前の口を割らせるのに、役に立った。カマ掛けたんだよ」
B「お前・・・これが、復讐か?」
A「そうだな。お前の過去を知っている人間が、すぐ近くにいる。俺はお前を殺したりしないが、余生を安穏と過ごせると思うなよ?」
B「何をするつもりだ?」
A「何もしない。ただ、永遠に許さない。恨み続ける。憎み続ける。お前のすぐ近くで、お前をにらみ続ける。それだけだ」
沈黙の中、Aだけが昼食を食べ終わった。部屋を出ていくAは最後にこう言った。
A「怖いなら、俺を殺せ。お前はどうせ苦しみ続けるんだからな。俺は構わないぞ?」
Bは沈黙したまま、食べかけの昼食を見つめていた。
了
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