彼女に会うために毎日お店に通っていた。
しかし彼女がつけていた指輪の意味を知り、店に通えなくなってしまった。
何故だろう?
【ウミガメ】
彼女はお店の従業員やスタッフですか?
yesで
お店は飲食店ですか?
yesで
NOを覚悟に、その指輪は結婚指輪ですか?
no(*'-'*)
指輪は拒絶を意味しますか?
noかな
彼女の指輪は誰かにもらったものでしたか?
yes [編集済]
指輪の材質は重要ですか?
noで
誰か死にますか?
yes(*'-'*)
指輪は本物の指輪ですか?
一応はyesで
彼女は人間ですか?
yes
どんなお店かの特定は重要ですか?
yes!
犯罪関係ありますか?
yesで
彼女は毎日同じ指輪をつけていましたか?
yes
その指輪には普通の指輪には無い特殊な機能がついていますか?(電気が流れるなど)
yes! [良い質問]
私は死にますか?
no
「女」と「私」以外に重要な登場人物はいますか? [編集済]
yes! [良い質問]
私と彼女以外の登場人物は重要ですか?
yes! [良い質問]
指輪にカビ生えていましたか?
no!
その指輪は爆弾が込められていますか?
no(*'-'*)
指輪は飴のついた指輪ですか?
no(*'-'*)
指輪をつけると指が切れますか?
no(´;ω;`)
指輪をしている指の特定は重要ですか?
yes!というかむしろ! [良い質問]
飲食店のメニューにカビは入っていましたか?
no
指輪にはカメラがついていますか?
no
彼女はスパイですか?
no
指輪は、彼女が仕事をするための道具、アイテムでしたか?
これはyes!無ければ仕事どころじゃないでしょうね(*'-'*) [良い質問]
指にはめてないのですか?
no
指輪は武器ですか?
no
指輪は手の指につける指輪ですか?
yes!
左手の薬指にはめていましたか?
yesで、しかし!
指輪は武器ですか?
no
主人公が店に通えなくなったのは、精神的な影響(ショックや衝撃)からでしたか?
yesですが、他にも理由があります
指輪で詐欺をしますか?
no
指輪は入れ墨ですか?
no
人差し指についた指輪ですか?
yesですが [編集済]
そして、中から刃が出て人を刺しますか?
no
時代背景は重要ですか?
noかな
彼女は実はロボットで、指輪はセンサーの機能を持っていますか?
no
「私」はその店に通ったことで体調を崩しますか?
no
彼女が付けていた指輪は一つですか?
no! [良い質問]
指輪からカビの胞子が噴出してますか?
no
お店は飲食店ですか?
yes!かなりおしゃれな飲食店でした。そういうところには置いてありますよね。
第三以降の人物に、店の従業員、スタッフはいますか? [編集済]
三人目以降の人物かな?(*'-'*)三人目はyesで
人差し指以外の指全てに指輪をはめていましたか?
NO!全部にはめてました! [良い質問]
左手の薬指に複数の指輪をつけていた?
no!
その店は指輪の所有者でないと危険な場所ですか?
no
彼女の手は義手ですか?
no!
指輪で詰めた指を補強してますか?
no!
指輪と見せかけてメリケンサックですか?
no(*'-'*)
指輪には身分証のような役割がありましたか?
no
彼女はワインのソムリエですか?
no
彼女はそのお店の専門ピアニストでしたか?
yes!!さて彼女の秘密とは?そしてカビはどこに? [良い質問]
オカルト要素がありますか?
んー、noかな
第三の人物が、彼女に指輪をはめさせていましたか?
yes!!何のために? [良い質問]
カビはピアノの中にありますか?
no!
彼女は本当にピアニストですか?
実はnoなんです(*'-'*)だけどピアノを弾いているんですよ
私は指輪に対してカビんな反応をしましたか?
no(*'-'*)湿気いな!
彼女はカビアレルギーでしたか?
no
指輪をはめていてあんな美しい演奏が出来るはずはない→録音の音楽だな・・・ですか?
no(*'-'*)
カモフラージュのため?
指輪がですか?no(*'-'*)
指輪に何か付属品はありますか?
yes! [良い質問]
カビは彼女本人にありますか?
yes!!つまり? [良い質問]
この犯罪の被害者は店の客達ですか?
no
指輪に電気を走らせて、無理やり弾かせていますか?
no!惜しい!電気ではない! [良い質問]
彼女は死亡している?
yes!! [良い質問]
指輪が指の筋肉を勝手にうごかして、彼女にピアノを弾かせていますか?
これでいいかな(*'-'*)8分まで補足します! [正解]
彼女は既に死んでいますか?(^∀^;)
yes(´;ω;`) [良い質問]
ピアノにカビが移らない様に指輪をしてますか?
no
彼女はマリオネットになっているのですか?
yes!(*'-'*) [正解]
死体の指を指輪で操ってピアノを弾かせていた?
yes!! [正解]
彼女は操り人形ですか?
yes!!
彼女は死体で上から糸で操られてますか?
yes!!そのとおり! [良い質問]
彼女は髪の毛が長くてよくTVから出てきますか?
no(*'-'*)最近3Dになってなんかないです
第3の人物は天井裏にいた?
んー、yesで(*'-'*) [良い質問]
食パンのカビを見ながらショパンを弾いてますか?
ジャケットを羽織直しながら、「ジャパーン!」って叫んでいます(*'-'*)
夜はいつも家で酒を飲みながら、締めに梅干しの茶漬けを食べる、そんな生活。
結婚は考えたことはない、そんなものは無駄だと思っていた。
ジューン、彼女に出会うまでは。
ある日仕事の付き合いで嫌々連れて行かれたおしゃれなバー。
中央に漆黒のグランドピアノがあり、客たちはその音色に耳を傾けながら高い酒を飲む。
俺には見合わない、そんな雰囲気だ。
悪いが先に帰る、同僚に言おうとした言葉が喉元で止まってしまった。
ピアノ前に現れた彼女の姿、完全に不意打ちだった。
いつの間に現れたのだろう、歩いてきた気配がなかった。
彼女の名前はジューン、とても美しい女性だった。
ピアノを弾き始めた彼女を見つめている。
指に10本とも金の指輪をはめている。
照明の具合なのか、肌がほんのり緑色。
そこがまたエチゾチックで目が離せない。
私はもう彼女の虜だった。
涸れ井戸だった私の心に、激情の雨が降り注いだ。
季節は梅雨の少し前。
私は毎日彼女を見つめるためにバーへ通い続けた。
日を重ねるごとに彼女は美しさを増していく。
肌の緑がより一層濃ゆくなり、かつ少しづつ痩せていった。
触れると折れそうな細い指が、雷雨のように鍵盤を早く叩き続ける。
何者かが憑依しているかのようなその姿は、不安に思いつつも愛おしくて仕方がなかった。
その日もいつものようにバーへと足を運んだ。
心は彼女のお陰で潤っているが、財布の中身は涸れ井戸になりつつある。
仕方ない、それだけの価値のあることなのだから。
彼女はいつもの曲を弾き始めた。
私は目を閉じ、甘美な音に聞き入っていた。
ボーン
突然雑音が店内に響き渡った。
ゆっくりと目を開けた私は、ほろほろと泣いた。
ピアノの上には彼女の腕が横たわっていた。
ジューン、彼女は死体だった。
肌の緑色は肉体が少しづつカビが繁殖していたせいだった。
もともと彼女はピアノを弾けるような子ではなく、夜の街をその美しさだけで生きていた。
彼女に魅了される人間は多かったが、エリーもその一人だった。
エリーは天才ピアニスト。
その技術は誰もが賞賛していたが、その誰もが彼女のことを好きではなかった。
彼女の顔がとても醜かったからだ。
だからエリーはジューンに惹かれた。
嫉妬ではなく、純粋に惹かれた。
その全てが欲しくなった。
客たちが騒然としている店内。
ピアノの上で横たわるジューンに、雨粒が降り注いだ。
その雨粒は小雨から土砂降りへと変わった。
エリーはジューンの真上にいた。
ジューンの指を糸で吊る、そうやって彼女を操って演奏していたのだ。
ジューンの美しさとエリーの演奏技術、その完璧な調和に私は惹かれていたのだ。
私は漠然とわかっていたのだと思う。
すぐに壊れそうなはかなさ、その恐怖をも楽しんでいた。
だからこの事実を知っても驚かなかった。
ただ悲しいだけだった。
梅雨が終わる。
仕事で使っていた長靴の内側が緑色にカビていた。
日常が戻ってきたのだ、そんな実感が湧いて涙が止まらなくなった。
まだ雨は止みそうにない。
「Goodスープ認定」はスープ全体の質の評価として良いものだった場合に押してください。(進行は評価に含まれません)
ブックマークシステムと基本構造は同じですが、ブックマークは「基準が自由」なのに対しGoodは「基準が決められている」と認識してください。