もうすぐ卒業を迎える生徒達がいる。
先生は生徒達に言った。
「私は今度、この学校に入学します。」
生徒達は唖然としたが、意味を理解し笑い飛ばした。
どういう事だろうか?
【ウミガメ】
★★★★
「この学校」とは先生が教師をやっていた学校を指しますか?
YES。ですが、違う学校でもいいです。
先生の言葉には何らかの比喩が含まれていますか?
NO。比喩は含まれてませんが・・・
言葉遊び的な要素はありますか?
NO。言葉遊びじゃないかな。
エイプリルフール関係ありますか?
NO。関係ないですぅ。
『今度』とは,近い未来を指しますか?
YESですが、気にしない方がいいですね。
先生のセリフには,「先生自身がもうすぐその学校の生徒になる」という以外の意味がありますか?
NO。そういう意味で言いました。
先生の性格や容姿は重要ですか?
NO。重要ではありません。
過去に起こった出来事は関係ありますか?
NO。関係ありません。
何を教える学校かは重要ですか?
NO。重要ではありません。
先生は嘘または冗談を言ったのですか?
YES! [良い質問]
何らかの方法で冗談を言っていると暗示しましたか?
生徒がですよね?NO。方法はありません。
先生がどこでその話をしたかは重要ですか?
NOですが、その話をした時期は重要です。
解くべきポイントは,先生がその冗談を言った背景ですか?
YESかな。この先生が冗談というか、ちょっと悪ふざけしたというか。 [編集済]
仮に入学できたら,何かメリットがありますか?
何にもありません。
その学校はそれまで男子校で、来年から女子生徒も入ることになりますか?
NO。関係はありません。
生徒たちが卒業間近であることは重要ですか?
NO。物語上、卒業する生徒に対して言っただけです。
学校とは大学ですか?
NO。大学ではありません。
生徒たちは未成年ですか?
YES。未成年です。
学校自体に変わった点はありますか?
NO。特にありません。
歴史背景は重要ですか?
NO。重要ではありません。
Q12 『時期が重要』とは,特定の年代のことですか?
NO。年代ではありませんが、ある年が関係しています。 [編集済] [良い質問]
死んだあと来世でこの学校に入学するとか
NO。それだと還暦関係ないですよw
2000年問題は関係ありますか?
NO。関係ありません。
還暦祝いで赤いものを着る慣習は関係ありますか?
NO。関係ありません。
干支は関係しますか?
NOっす。
「先生、今年シックスティー(ン)ですから、高校に入学します。」ですか? [編集済]
YESNO!ものすごくいい線です!シックスティーンじゃないのです! [編集済] [良い質問]
「ザギンでシースー」みたいに(笑),六十をひっくり返して十六にしましたか?
NO。16歳ではないのです。
「中年卒業だから高校に入学します」ですか?
NOじゃけんの~。
「4回目の15歳ですから」ですか?
YES!でも「4回目の15歳」という表現ではありません。15歳は合ってます!なぜ15歳なのか? [編集済] [良い質問]
計算は関係ありますか?
YES!とっても! [良い質問]
うるう年は関係ありますか?
YES!後はまとめてくれる人いれば・・・明日には解説出しますが。 [編集済] [良い質問]
先生は2月29日生まれですか?
YES!あとは適当にまとめて・・・ [良い質問]
2月29日生まれなので、60歳を4で割ると15歳になるから、入学できるという事ですか?
YES!正解!解説は今日中に!実は解説中途半端なんでw [正解]
私は60歳の誕生日を迎える。
校長や教頭になる訳でもなく、教師一筋で頑張ってきた。
残念ながら、60歳になり定年を迎えるため、今指導している生徒が私にとって最後の生徒になる。
今の生徒を卒業させれば、私の教師生活も終わりだ。
2月いっぱいは高校3年生は授業がないに等しく、顔を合わせる機会が減ってしまう。
そこで私は、1月も終わりが近づいた頃、生徒達に自身も教師として卒業する事を伝えた。
でも、私のちょっとしたジョーク好きというか・・・最後に皆に、
「私は今度、この学校に入学します。」
と言った。
生徒達はキョトンとした面持ちになり、静まり返った。
「私は2月29日生まれだから、今までまともに誕生日が来たのはたった14回なんだ。
今年、私は4年ぶりに誕生日を迎え、15歳になる。だから今年、晴れてこの高校に生徒として入学できるんだよ。」
と言うと、生徒達は私のジョークの意味をやっと理解した。
「ムリムリー。」
「でも、それで先生が本当に入学したらニュースだね。」
「俺達より年下なのに老けてるな!」
生徒達は笑い飛ばした。
でも、私は嬉しく思う。
教師なんて煙たがられる立場の人間だ。こんなジョーク言っても、普通なら流して終わり。馬鹿扱いされるかもしれない。
それなのに、君達は私のジョークに付き合ってくれた。理解するのに少しばかり時間は必要だったが。
彼らの卒業式も終わり、長年勤めてきたこの高校ともお別れだ。
教師として、この学校に足を踏み入れる事はもうないだろう。
学校の正門をくぐり抜けた時、最後に送り出した生徒達が集まって、私に言った。
「先生!次は生徒としてこの高校で頑張れよ!」
その言葉と共に受けとった大きな花束。
それ以上に、私は大きな、そしてかけがえのない人財を自らの手で創り上げ、社会に輩出したと確信し、高校を後にした。
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