その絵は素晴らしいものであったが、館内には数人しか見ている来場者はいなかった。
そこで館長が近くに彫刻を置いてみると、絵を見る者は倍増した。
しかし、それから数日とたたないうちに、亀朗から苦情が来た。
一体、これはどういうことだろう?
illustrated by あこ
亀朗さんは彫刻の作者ですか?
NO
亀朗さんは絵画の作者ですか?
NO
亀朗さんは客ですか?
YES! 亀朗は美術館を訪れていました。
絵画のタイトルは「貧乳は希少価値」、彫刻のタイトルは「オ〇パイオッ〇イ」ですね?
NO. ステータスですね。わかります。
絵と彫刻は相反するものでしたか?
NO
絵、または彫刻の作者は関係ありますか?
NO
亀朗は「美術館が芸術品を侮辱している」見たいな苦情を出しましたか?
NO
亀朗の身体的な特徴は何か関係ありますか?
NO
照明と影は関係ありますか?
NO
亀朗以外に苦情を言う人はいましたか?
YES! 彼意外にも同じような不満を持つ人はいました。
彫刻に人気はありましたか?
NO! 彫刻自体はとても人気があるとは言えませんでした。
元々絵を見ていた人数を特定する必要はありますか?
NO
絵画、彫刻は共通点ありますか?
NO! 共通するテーマのようなものはありませんでした
彫刻が置かれた後、絵の見え方にVOW的な変化が発生しましたか?
NO (VOWってあの街の面白風景とか載せてる本ですよね?)
彫刻のせいで絵画の一部が見えなくなりましたか?
NO
絵画のそばに警備員の彫刻を置いていかにも価値があるように見せかけた?
NO
絵画と彫刻を並べる事でギャグになりましたか?
NO
他の同じ大きさの彫刻だったら特に苦情は出なかった?
NO! 他の彫刻でも、同じく苦情は出たでしょう
見る人は絵が目当て?
YES! 見る人は絵を見ていました。
亀朗が怒ったのは彫刻が置かれた事に対して?
YES! 置かれたことそのものに対して起こっていました。
彫刻目当てに来る人が居ましたか?
NO! そんな人間はほとんどいませんでした。
その彫刻は絵画を食べますか?
NO
彫刻が置かれた事と絵画を見に来た人が増えたのは連動した出来事でしたか?
YES
来館者が増えて、マナーの悪い人も増えた?
関係ない
その彫刻は絵画のプロモーションの為に使われましたか?
NO!! 絵画の宣伝のために置かれたわけではありません
絵を見ている人は彫刻にも興味はありましたか?
NO
絵画に描かれているのは美しい女性、彫刻の方はゴッツいおっさんでしたか?
NO
彫刻の置かれた位置や場所が関係しますか?
YES! 彫刻の位置関係は重要です。
えちぃことは関係ありますか?
NO. 健全です。【全年齢対象】
彫刻の所為で怪我する人はでましたか?
NO
彫刻の位置が見る際に著しく邪魔でしたか?
YES! 絵画を見るのに支障がありました。
彫刻の形を特定する必要あり?
YES! 大まかな形は重要です。
絵画は見る位置によって変化ありますか?
NO
見る人は彫刻が邪魔にならない位置から見ようとした?
NO
絵画を見る方向は関係ありますか?
NO
彫刻のせいで見えない絵画がありましたか?
YES!! 彫刻のせいで絵画が見えにくくなっていました。
彫刻が邪魔になることで、その絵がよく見えたということ? [編集済]
NO
人物の彫刻ですか?
NO
彫刻の大きさは人間の大きさ、160cm以上でしたか?
NO! 1m程度しかありませんでした。
ピカ〇ュウの彫刻ですか?
NO. 俺はこいつと旅に出る!
彫刻と絵画のテーマをかけたある種のジョークですか?
NO
動物の彫刻ですか?
関係ない
体積は200m²以上でしたか?
NO (表面積200m^2も、体積200m^3もどちらもNOです) [編集済]
彫刻と絵画で一つの作品のように見えた?
NO
彫刻は入り口においてあって入れなくなっていた?
NO! ですが、方向性は近いです。
絵画に魅力を感じてくる人が増えた?
NO! むしろ絵画の魅力が感じられなくなると苦情がきました。
トイレ関係ありますか?
NO
絵画の魅力が感じられなくなるという苦情は亀朗がしたものと同一?
YES! 亀朗もその他の人も、ほぼ同じような苦情でした。
絵画が案内版?
NO! ですが、考え方は近いです。むしろ彫刻の方が…
絵画は風景画ですか?
YES! だと思いますが、あまりジャンルは関係ありません
絵画は木がテーマですか?
NO
有名な人の作品ですか?
NO
彫刻のせいで絵画の雰囲気が変わってしまった?
NO
彫刻が案内板?汗
NO
立ち入り禁止みたいな雰囲気になっていた?
YES!! 彫刻のせいで絵画に近寄れなくなっていました。
彫刻に何が書かれていたか当てる必要がありますか?
NO
絵画は小さかった?
YES!!! いきなりスナイプされた! 解説行きます。
とにかく小さいのである。
水平線をバックにした雄大な亀が、名刺程の大きさで描かれている。
この絵の中と外との対比が見事だということで、この絵は高い評価を受けていた。
ところが、この小ささのせいで、前に客が立つと、数人しか見ることができない。
そこで館長は、多くの人が見られるようにと、絵の周囲を彫刻が施された柵で囲んだ。
このことで絵を見られる人は増えたが、近くでその細部を見ることが出来なかったため、亀朗のような苦情が相次いだ。
亀朗「絵画はただ眺めるだけのものではなく、正面から向き合うものである。絵画は語らない。絵画を通して、自分と語らうのだ。」
少しの人に多くの利益か、多くの人に少しの利益か。この苦情は館長を悩ませることとなった。
状況の解明
・彫刻のせいで絵画に近づけない状態であった。
・しかしなぜ見ている人は増えた?
《 重要事項 》
彫刻は、絵画の宣伝のためにおかれたわけではない。
彫刻のせいで、絵画は見えにくくなっていた。
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