愁嘆の極致

ボツっ！



悠木デスクの厳しい声が小さなフロアーに響いた。

玉置記者　：「え！？、どの辺が」

悠木デスク：「自分で考えろ！」

玉置記者　： (´・д・｀)ｿﾝﾅｰ

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・

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玉置記者　：「あ！(佐山)先輩！この記事なんですが、デスクからボツくらっちゃったん

ですが駄目出しやアドバイスを御願いします。」

佐山先輩　：「ん。どれどれ・・・・」(記事を熟読する)

玉置記者　：「文字数制限いっぱいいっぱいなんですよ・・・」

佐山先輩　：「あ〜、これじゃ駄目だよ！」

玉置記者　：「・・・駄目ですか (´・ω・｀)ｼｮﾎﾞｰﾝ」



さて、記事として不採用だったのは、何がいけなかったのだろうか。

(以下がその記事)



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昭和５０年頃、母親も殺された幼い“ 海子 ”(うみこ；仮名)は、見た目が愛くるしいことで、

訪れたお客さんからの支持、憧憬の的となれる可能性からＣ市の遊園地で働くよう半ば強制的に

連れて来られた。実のところ重宝される訳ではなく逆に冷遇扱いで、過酷な労働を強いられ

満足な生活環境を与えられず、また虐めの対象となり肉体的・精神的にも苦痛な毎日が

２５年間も続いた。平成１２年５月、悲惨な海子の現状を聞き付けたとある保護団体が

海子をリハビリをさせるべくセンターへと引き取る手筈を遂行し孤立無援、多事多難の状態から

救われることになった。整った環境設備、栄養を考慮された食事、リハビリセンタースタッフの

献身的な努力、そして同じような境遇で被害を受け艱難辛苦を耐えた仲間とのグループ交流にて、

心と心が触れ合うことから、健康面・精神面でも回復し和気藹々と、平穏無事な生活を取り戻した。

根っから思いやりのある海子は、同じような境遇で親の居ない子供には母親代わりとして

自ら子供達に近づき、成長を見届け寂しい思いをさせないようにと暖かく接した。

海子の献身的な姿に、グループの仲間達とも更に交誼を結び、そして慕われた。

平成２０年９月、リハビリセンタースタッフに沈黙と重い空気がが漂い、介護を受けていた

グループの仲間達からは、言葉にならない感情が込み上げていた、と云う。

海子は心不全に因り、この世を去った。享年(推定)４７〜９歳(＊生誕年月日が不明の為)

この写真は海子を葬送する悲しみに暮れる仲間達の情景だ。



皆さんはこの写真から何を感じとられましたでしょうか、私個人としては現在の生活環境に

有り難みを知り、この人類普遍的なテーマに一層の重きを置く事、そして広範な知識と

揺るぎない信念が必要だと教えられました。



玉置智津子



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※質問される前から、もう最っ初から伝えておく。

　玉置智津子(たまおき ちづこ) 女性。生年月日：昭和58年11月17日(29歳)

　出生地：東京都台東区　血液型：AB型。身長：164cm。スリーサイズ：B82・W58・H85。

　趣味：ジムでのトレーニングマシン。　蕎麦屋で日本酒を呑むこと。

　外見は青山倫子に似ていると、よく言われる。

　悠木デスク、佐山先輩は男性。