である。自身もまたギャルゲーを制作しており、手がけるヒロインに
も愛着を持っている。
ある日ラテレンジ今まで制作してきたギャルゲーのヒロインについ
て調査を行った。そこではヒロインの人気から攻略の感触、さらには
二次創作の動向についても詳しく統計を取り、その結果を元に次作へ
とつなげようと考えたのである。
その後ラテレンジは今まで見たこともないような異端作『ウミガメ
パラダイス』をリリースした。本人こそよほど冒険したため総スカン
を喰らうのを覚悟していた。しかしその『ウミガメパラダイス』はギ
ャルゲーの歴史を塗り替えるほどの大ヒットとなった。なぜ?
懲りずに同人シリーズ
大ヒットしたのはギャルゲーらしくなかったからですか?
YeeeS!!ある意味で! [良い質問]
レズゥ・・・ますか?
YeeeS!!まさにそれです。しかしただの百合ギャルゲーではありませんでした。 [良い質問]
主人公として全員を攻略できるのみならず、全員がそれぞれカップリングできる仕様になっていましたか?
NO!!とだけ! [良い質問]
たけしの挑戦状みたいにいわゆるクソゲーでしたか?
NOw
自作のギャルゲーのヒロインを全て百合のヒトに改造してぶっ込んだギャルゲーをリリースしましたか?
Yes・・・?
プレイヤーが攻略される側ですか?
NO!ですが・・・ [良い質問]
エロますか?
一応解説ではNO
それまでノンケだった女の子がレズになっちゃう話ですか?
NO!そもそも・・・※ミスリード注意 [良い質問]
歴代主人公を攻略するゲームですか?
NO!! [良い質問]
主人公がいませんか?
NO!!いちおういます。しかし・・・
登場するのは人ですか?
YES
タカラヅカよろしく、カッコイイ憧れのお姉さまだらけで女性プレイヤーに大ヒットですか?
YESNO,そういう反響もあるかもしれませんね。
普通版も百合版も一緒に入ってて、プレーヤーの性別変更もできるようになっていましたか?
NO
男の娘ばかりですか?
NOwwwwそれはそれでww
主人公を歴代ヒロインからチョイスしていく方式ですか?(格ゲーだわコレ)
YeeeeS!!歴代ヒロインが主人公になり、新しいヒロインを攻略していくゲームでした。後で正解を差し上げます。 [正解][良い質問]
カップル成立した後、人生ゲームよろしく壮大な物語が始まりますか?
NOw
なぜ『ウミガメパラダイス』を作ろうと思ったか、問題文中の調査に注目して考えてみてください。
歴代ヒロインが攻略したヒロインがまた主人公になっていくみたいな主人公が変わるゲームですか?
う~ん、NO。
ラテレンジはスランプに陥ってますか?
NO,たまたま次作に向けて調査したいなという思いつきでした。
ザッピングシステムでこいつら全員バッドエンドとかハッピーエンドを迎えさせてやりたいですが構いませんね?
NOw
調査の結果、光源氏計画が求められていたので、※ゲーム内に登場する人物はすべて18才以下です。というキャプションがことあるごとに挿入されましたか?
NO
ヒロインの人気が分散していたので、誰のファンであっても楽しめるようにと制作しましたか?
YES!! [良い質問]
実はギャルゲの皮を被ったソシャゲで、時代は重課金を求めてるんだよ?
NOww
調査の結果うすい本の多くがヒロインとの百合だったので実現してみた、ですか?
YeeeeeS!!そして!その傾向があるヒロインは・・・ [良い質問]
それまでのレンジが作ったゲームのヒロインを性格や容姿をまとめて一人のキャラにしましたか?
NO
姉ゲや妹ゲやショタゲやオッサンゲや(以下略)のように、いわゆる属性特化させたゲームでしたか? [編集済]
NO
は百合ゲーでもあります。なぜかつてのヒロイン達が百合ゲーの主人公に選ばれたかを考えてみましょう。
ヒロインは二次創作に準じましたか?
YeeS!!二次創作では公式に見られない傾向が見られたため逆輸入されました。>>23も参照。 [良い質問]
かつてのギャルゲーで恋人として選ばれなかったヒロイン達。気があるそぶりを見せて振るなんて、男は最低! いっそ女の子は女の子同士で……ですか?
YeeeS!!『ラテシンパラダイス』の主人公はヒロインとしてはあまりにも不人気でした!まとめられますか? [良い質問]
本編では貧乳なんですが二次創作だと巨乳設定になっていたのでPADを仕込みますよ任せてください?
NOwwwww
ラテシンパラダイスの主人公はヒロインとしては人気がなかったので、人気が出るように二次創作でのキャラクターにして百合ゲーとして出しましたか?
その場合で成立しますので正解といたします!! [正解][良い質問]
選ばれなかったヒロイン同士が絡む二次創作が多かったので、第4次スーパー振られっ娘大戦αを作りましたか?
何それwwやってみたいw(良質進呈) [良い質問]
の差が出たことだった。手がけたヒロイン全員に愛情を注いできた
彼とて覚悟はしていたたものの、やはり驚きは隠せなかった。さらに
あまりにも低人気だったヒロインは攻略対象においても少なく、プレイ
ヤーにはまともなキャラクターとして扱われていなかったのである。
しかしそれだけではなかった。もう一つの調査対象であった二次創作
では攻略対象としてではなく主人公としての不人気ヒロインの扱いが
多く見られたのである。さらにギャルゲーでは禁忌であるはずのヒロ
イン同士のカップリングが豊富だったことも明らかになった。
ラテレンジは今回の調査結果にとても頭を悩ませていた。これらの
傾向はヒロインであるはずの女の子が攻略対象としては不向きであり
さらに主人公たるプレイヤーを置き去りにし、最悪NTRともなる
カップリングに向いていることを示していたからだ。曲がりなりにも自分
が出がけたキャラクターはギャルゲーには向いていない…けれどもそ
のヒロインを活かすとなれば大事なプレイヤーを敵に回すことになる
…熟考しているうちにラテレンジは一つの結論にたどり着いた。
すなわち、失われていた輝きを取り戻すには今までのシステムを一
新し、「真のヒロイン」たる彼女たちを主人公に据えるべきだと。さ
らにプレイヤーを置き去りにしないために、プレイヤー自身がヒロイ
ンにならなければならないことを。ラテレンジは手付かずの未開の地
を探索する開拓者となった。
万を期して完成した『ラテシンパラダイス』は非常に画期的なギャ
ルゲーとなった。そこでは今までのヒロインが主人公となり、新しい
ヒロインを攻略していくものであったからだ。プレイヤーは今まで感
じたこともない「真のヒロイン」の魅力に取りつかれ、瞬く間にかつ
ての杜撰なイメージから輝かしいイメージへと塗り替えられたのであ
る。もちろん自分のヒロインのポテンシャルを存分に活かしきれたラ
テレンジにとってこれ以上の賞賛であることは言うまでもない。
「今回の百合カプギャルゲーが大ヒットしたなら、BLでも行けるか…。」
要約:『ラテシンパラダイス』はプレイヤーがヒロインを攻略するの
ではなく、ヒロインを主人公として操り、カップリングという形で別
のヒロインを攻略していくギャルゲーだったから。そしてそれによっ
て今まで不人気だった「真のヒロイン」達の真骨頂を引き出せたから。
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