雪が降り積もる極寒の真冬日でも、彼女は決まってアイスミルクティーを飲む。
どんなに凍える夜だろうと、ホットミルクティーを飲もうとしない。
どうしてだろう?
【ウミガメ】
思い入れがあるからですか?
お、ある意味YES いきなりきましたね。
彼女以外に、人物が登場しますか?
YES! 重要です
彼女の過去に起きた出来事が関係しますか? [編集済]
YES! これまた重要
ホットミルクティーにすることが可能だけどあえてそうしないんですか?
YES ある理由からいつもアイスで飲んでいます
鉄分が足りなくて、氷を噛みたくなる病気の方ですか?
NO 氷噛みたいのは自分です
ミルクティーと一緒に何か温かい食べ物とかを食べていませんか?
これは関係ないっすね YESでもNOでも可
彼女は猫舌ですか?
この質問いつ出て来るのかなと思ってました が、NO
ところでそのミルクティー、指先からでてませんか?
およそ常人では考えられない特異現象ですか? NO
知人がアイスミルクティーを好きだったとか?
YESだと思いますが特に重要ではないかな。 「彼女は紅茶好き」で十分成り立つ話です
恋愛が関係しますか?
NO 甘酸っぱくはありません
この問題では誰か死んでいます?
YES!! 重要です
過去に誰かとアイスミルクティを飲んだことが原因ですか?
YES!! これまた重要
ホットミルクティを飲むと誰かを思い出しますか?
NO ホットでは思い出さないんですね
死んだ人物はアイスミルクティーじゃなかったから死んだんですか?
NO 死因にアイスミルクティーは絡んでこないですね
その人物とは彼女の両親のどちらかですか?
NO ですが惜しい!
死んだ人もアイスミルクティを飲んでいましたか?
YES!! ただ、これが例えば「アイスコーヒー」でも話は成り立ちます
死んだのは子供?
彼女の子どもという意味ならNO
アイスは愛すの意味はこめられていますか?
NO 言葉遊び的な要素はありません
お爺ちゃん、お婆ちゃん?
NO!
兄弟ですか? [編集済]
YES!! ただし"兄弟"ではないんですね
ということは姉妹ですか?
YES!!! 彼女のお姉ちゃんです
兄妹?
あなた実は妹好きですね? NO
お姉ちゃんの作ってくれたアイスティーが好きだった?
NO お姉ちゃんが作ってくれたというわけではないですね
アイスティーはお姉ちゃんの大好物だった?
NO 普通に好きだったかもしれませんが重要ではないです
お姉ちゃんがホットを飲んだとかアイスを飲んだとかって重要ですか?
YES!!! 非常に重要!ちなみにアイスを飲みました
お姉ちゃんが死んだのは夏ですか?
お、YES!! 真夏日でしたね
お姉ちゃんと死ぬ直前にアイスミルクティーを飲んだことがある? [編集済]
YES!! 生前二人で一緒にアイスミルクティーを飲みました
お姉ちゃんは氷が大好きだったんですか?
NO しかし発想はいい感じです
取り合えず、アイスティーを飲めばあの夏の日のお姉ちゃんとの思い出が蘇るってことでいいんですよね?
YES!! 彼女の心理は「お姉ちゃんとの思い出を忘れたくない」といった感じでしょうね
アイスを飲む→頭が痛くなる って関係ありますか?
NO ですがいい考え方です
アイス=頭を冷やすという意味も含まれてますか? [編集済]
NO 言葉的な意味は含まれてないですね [編集済]
冷たくなったお姉ちゃん……コレさえ、これさえ飲めば、あの時のお姉ちゃんの体が鮮明に思い出せるのよ……フヒヒって感じですね?
狂気ってやつですね、すごいな鋭いなぁ NO
その時のみすぎてお腹を壊しましたか?
NO あの時みたいに腹下せ私!みたいな展開ではないです
「アイスである」ことよりも「ホットじゃない」事が重要ですか?
YES!! その考え方の方が分かりやすいと思います
冷たい飲み物を飲むときのぞくっとする感じが好きだったんですか、お姉さんは。
NO 変わった路線のドMですね、お姉さんは。
お姉ちゃんの冷たい態度、冷たい目線がアイスティーを飲めば思い出せるんですか?
NO 変わった路線のドMですね、彼女は。
グラスですか?
YES!!!!! ついにきましたね、グラスが最重要です
淹れたことに意味がありますか?
NO グラスで飲むことに意味があります
口移しで飲んでいましたか?
NO まさかの質問に動揺しました NOです
姉の死因とホットアイスティは関係ありますか?
NO 姉は交通事故で亡くなりました
グラスに何かありましたか?
YES どんなグラスでも良かったわけではありません [編集済]
カランカランという氷の心地良い音は関係ありますか?
NO 解説にその描写は含んでいますが重要ではないです
グラスがおねえの使っていた思い入れのあるものなんですね!
おっと、NO!彼女が使うグラスはお姉ちゃんのグラスではないんです。が…
おねえが買ってくれた?
NO! 買ったのは彼女です、2つ一緒に買いました。つまり…
ホットじゃないのは、グラスに入れないからですか?
YESYES!! どうしてもそのグラスが使いたいが為にアイスで飲んでいました
お姉さんとペアのグラス?
YES!!!!! 重要ワード出そろったので解説に入ります
そしてアイスティーを飲む時は姉の分も用意して飲むんですね。
…あれ、花粉症かな。グスン……
雑貨屋さんで見つけた涼しげな可愛いグラス。
すぐに気に入って色違いで購入した、お姉ちゃんとあたしの分。
家に帰ってお姉ちゃんにプレゼントだよって差し出したら、凄く喜んでくれたっけ。
ちっちゃい頃から仲が良かったお姉ちゃん。いつも笑って頭を撫でてくれたお姉ちゃん。
高校生になってもそれは変わらなくて、大人になってもずっとずっとこのままなんだって思ってた。
真夏日の昼下がり。
庭のヒマワリを眺めながら、二人で飲んだアイスミルクティー。
お揃いのグラスの中で揺れる氷がカランと音を立てる。なんてことない、ありふれた光景。
それがお姉ちゃんと過ごした最期の瞬間だったなんて、今でも信じらんないよ。
遠くで響いたけたたましいブレーキ音が頭から離れない。お姉ちゃんを返して、返して…。
お揃いのグラスで一人飲むアイスミルクティーはなんだか味気無いけど、天国でお姉ちゃんも一緒にあのグラスでミルクティー飲んでてくれるかなって思うとほんの少し救われるんだ。
ねぇ、お姉ちゃん。
もしもあの日に戻れるなら…また一緒にこのグラスでミルクティー飲んでくれる?
また、笑って頭撫でてくれる?
……けど、その時はきっとあたし、泣いちゃうね。
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