夜に口笛は絶対に吹かないし、爪も必ず昼間に切る、そんな人間だ。
しかしその日、彼は夜中に新しい靴を下ろしてしまう。
もちろん、彼は『夜に靴を下ろしてはいけない』という迷信を知っている。
それなのに、一体何故?
※ラテクエ38選考会の自分の問題文です。
■ラテクエ38本戦は1月18日(土)、19日(日)に開催です!
【ウミガメ】

ラテクエ38本戦は1/18、19開催です!

彼は自暴自棄になっていましたか?

No 自暴自棄にはなっていません。

彼には急ぎの用事がありましたか?

No 特に急ぎの用事はありません。

彼には新しい靴しかありませんでしたか?

No いつも使っている靴もちゃんとありましたが…

下ろすのではなく山に登るために買ったばかりの登山靴をはきますか?

No 登山をするわけではありません。

極夜(白夜の逆)でしたか?

No 極夜、白夜、関係ありません。

その日、彼は夜かどうかわからない状態にありましたか?

No ちゃんと昼夜の判断はつく状態です。

新しい靴を下ろすとは、新品の靴を履くということですか?

Yes 新品の靴を履く、という意味です。

靴の特定は重要ですか?

No 基本的に何でも成立します。

彼は靴屋さんで、閉店後夜中に靴を棚卸ししますか?

No 靴屋ではありません。

上段にあった靴を下段に下して移動しますか?

No 言葉遊び要素はありません。

仕事は関係しますか?

No 仕事は無関係です。

他に重要な登場人物はいますか?

Yes! 一人います! [良い質問]

おろした靴を履くのは自分ですか?

Yes 自分が履きます。

実際は夜の方が足がむくむので新しい靴を買うときは大は小を兼ねると言う感じで夜の方が良い というのは重要ですか?

No 初めて知りました…メモメモ…!

彼は部屋からこっそり抜け出そうとしていますか?

No 堂々と玄関から外へ出ました。

サンタさんが来るのを待っていますか?(迷信じゃないよ、本当に居るんだよ・・・)

No 何て健気な…

彼は夜だと思っていませんか?

No 彼はきちんと「夜」を認識出来ています。

その迷信によって起こる悲劇を望んでいますか?(口笛なら蛇が来るけど蛇が嫌いなので靴にしよう・・)

Yes? そういうことになる、のでしょうか? [良い質問]

15よりどこかへ出かけるために迷信を破りましたか?

YesNo? 出掛けるために破ったというよりは…

お母さんが死んでしまったのでもう一度会いたいな・・そうだ、悪いことをして叱られよう!ますか?

No もう一人は母親でも、亡くなってもいません。

19 ひっくり返して「迷信を破るためにどこかに出かけましたか?」

No! 破るためではなく、むしろ… [良い質問]

要するに死にたいですか?

No 死にたくない死にたくない死にたくない…

男は迷信を破らないっという事を利用した心理的なアリバイを用いた殺人計画ですか?

No 犯罪は関係ありません。

もう一人は恋人でしたか?

YesNo 解説では兄ですが、恋人でも友人でも大丈夫です。

何かを証明するためにわざと破りましたか?

Yes! 証明をしたかったのですが、一体何を、どうして? [良い質問]

もう一人の登場人物は生きていますか?

Yes 至って健康に生きてます。

お化けも神様も天童魔子さんだって居ないんだぞっと掟をわざと破り神隠しに遭われますか?

No! むしろその逆で… え、親切な魔法使いさんは実在しますよね?え? [良い質問]

「迷信信じるとかアホか」「迷信馬鹿にすんな、無いことを証明するのは不可能だけど有る事を証明するのは簡単なんだぞ!!実際に起こるところを見せてやる!!」ますか?

Yes!!! その通りです!解説参りますー [正解]

27より迷信を馬鹿にする兄に『自らが祟りを受け』迷信が実在することを証明しましたか?

Yes!!! その通りなのです! [正解]
夜に口笛は絶対に吹かないし、爪も必ず昼間に切る、そんな人間だ。
しかし彼の兄は迷信を全く信じていない。
そればかりか、迷信を信じる彼を事あるごとに馬鹿にしては笑っていた。
そして遂には喧嘩となり、彼の兄はこう言った。だったら迷信が本当に起こることを証明して見せろ、と。
躍起になっていた彼はその挑発に乗ってしまい、証明をしなくてはいけなくなった。
後に冷静になった彼は酷く後悔をした。しかし威勢良く引き受けてしまった手前、引き下がることは出来なかった。
それに証明して見せれば、今後兄は自分を馬鹿にしないのだと、そう半ば無理矢理に言い聞かせた。
その日の夜、彼は兄の目の前で新品の靴を取りだし、そのまま兄と一緒に出掛けることになった。そして何か良くないことが起これば彼は証明でき、逆に何も起こらなければ兄が正しいということになる。
彼は新しい靴を履くと、息を飲みながら玄関のドアを開けた。
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