ところがある日、都市へ向かう途中でこのバスが急に停車してしまった。
運転手によると何かバスに異常があったらしい。
乗客達は不安そうにしていたが、なぜか皆微笑んで拍手をしていた。
いったいこのバスに何がおこったのだろうか?
起こったことは、いいことですか?
どちらでもない でしょうか。主観的なもので断定しかねますが、いいこと寄りかもしれません。
乗客がほほ笑んだのはバスの外に何か見つけたからですか?
NO
運転手のせいでバスに異常があったのですか?
NO
乗客が拍手をしたのは、運転手に対してですか?
YES!! 乗客が運転手を称えたものでした。
乗客が拍手をしたのは、急にバスが停車したことに対してですか?
YES!! この停車は乗客にとって好ましいものだったようです。
異状の原因は乗客ですか?
NO
停車したのは危険なことが起きたからですか?
NO
停車したのはバスに異常が生じたからですか?
NO!! 異常事態ではありましたが、バスに異常が生じたからではありません。
特急であることは重要ですか?
YES!! 特急だからこそこうなりました。
停車したのは、バスの前に動物が現れたからですか?
NO
バスの前で落石が起きましたか?
NO
このバスの乗客以外にこれに関わる人物はいる?
YES!! 実は登場人物は運転手だけではないです。
乗客は運転手の運転技術を称えた?
NO
止まる前と後で乗客の人数は変わっていますか?
YES!! 停車の前後で乗客に増減があったようです。
警察はこの異常に関わっていますか?
NO
異常は女性客が関わっていますか?
NO! そんな展開もありかと思いますが、今回は別のシナリオがあります。
お話の舞台は日本ですか?
YES
停車した時、その地点にこれに関わる人物はいましたか?
NO! 停車した地点には誰もいませんでした。
バスは高速道路を走っていましたか?
NO! 特急バスですが、走っているのは一般道です。
バス以外に車は走行していましたか?
関係なし 走っていたと思いますが、あまり関係ありません。
乗客の数は減ってしまいましたか?
YES!! 乗客は1人減ってしまいました。
バスはバスジャックに合いましたか?
NO
ラブワゴンですか?w
NO
バスは経路を外れましたか?
NO! 停止前も停止後も普段通りのルートでした。
降りた一人は学生ですか?
NO
1人の乗客のために停車しましたか?
YES!! その人物こそこの物語の中心人物です。
停車したあと降りた人はまたバスに乗りましたか?
NO
バスの乗客の身内が関係してますね?
YES!! ある乗客の孫に関係しています。
運転手はバスに異常があったと嘘をつきましたか?
YES!! 本当はバスに異常なんかありませんでした。
バスを降りた人と、新たに乗り込んだ人の両方がいますか?
NO
降ろした人は妊婦さんですか?
NO
乗客の孫のために停車したのですか?
NO! 少なくとも直接的には乗客の孫のためではありませんでした。
途中で降りた人は一人だけですか?
YES! 乗客が減ったのは、当然ですが、そこで降りたためでした。
降ろした場所の特定は重要ですか?
YES! 乗客が降りた理由に関わります。
乗客を降ろしたのは、バスが出発してから間もなくですか?
NO
ある乗客が何か失敗(本人の意思で望まなかったこと)をしましたか?
YES!! その失敗のために、このような物語が生まれました。
乗客は孫に届け物をするために、バスに乗りましたか?
NO
乗客が降りた場所は病院ですか?
YES!! 市立病院の前の通りでした。
その届け物は都市へ向かうための特急バスの乗り場に置き忘れましたか?
NO
乗客の失敗とは時間を間違えたことですか?
NO
乗客はけがをしていましたか?
NO
本来病院の前の停留所には特急バスは止まらず、各停車の普通バスだけが止まりますか。
YES!! このバスが止まったところの近くには、普通バスの停留所がありました。
乗客は孫のお見舞い、あるいは出産などに病院へ行くつもりが、乗るバスを間違えて、「病院前」には止まらないバス(特急)に乗ってしまいましたか?
YES!! 乗客は孫のお見舞いに行こうとしましたが、間違えて特急バスに乗ってしまいました。
そこで運転手は機転を利かせて「バスに異常がある」と嘘をつき、病院近くに停車し、乗客を降ろした。どうでしょうか?
YES!! その通りです。おめでとうございます!
乗客が病院前で降りられなことをかわいそうに思って、わざと車両トラブルだといって止めてあげたのですか?
YES!! これがこの物語の大筋でした。詳細は解説をどうぞ。
「孫が事故にあったと聞いて、慌てて特急バスに乗ってしもうた。申し訳ないんじゃが、市立病院前で下ろしてもらえないじゃろうか?」
ところが運転手は困ってしまいます。
「そうして差し上げたいのですが、他のお客様からも"好きな場所で止めて"とおっしゃられた時にお断り出来なくなりますので、規定の場所以外でお停めするわけには…。」
「お願いじゃ、孫が心配で心配で…。」
運転手も他の乗客達も何とかできないものかと考えますが、どうすることもできず、バスはどんどん病院に近づいていきます。
あと少しで病院を通り過ぎてしまうというところで、運転手は閃きました。
「お客様に申し上げます。運転中異常を感じたため、ブレーキテストと、ドアの開閉チェックを行います。申し訳ありませんが、しばらくお待ちください。」
バスは病院の前に停止し、ドアが開きました。
不安そうにしていた老人はハッと気付くと、急いでバスを降りて行きます。
「ありがとう!ありがとう!」
お礼を繰り返しながら老人が去っていくと、ゆっくりとバスのドアが閉まりました。
老人の孫を心配しながらも、運転手の優しさと機転に大きな拍手が湧き起こります。
「ブレーキテスト終了、ドアの開閉チェック完了!お待たせ致しました、発車します。」
「Goodスープ認定」はスープ全体の質の評価として良いものだった場合に押してください。(進行は評価に含まれません)
ブックマークシステムと基本構造は同じですが、ブックマークは「基準が自由」なのに対しGoodは「基準が決められている」と認識してください。
m19さん がこの問題をGoodスープに認定しました。