彼は自分用のパソコンを持っているのだが、
そのパソコンには起動する為にパスワードが必要だ。
当然この男がパスワードをいつまでも覚えておけるはずがない
物忘れ防止の為に取ったメモを、メモ帳ごと紛失する程の男なのだから。
しかし何故かこの男はパソコンを起動する際に、
スムーズにパスワードを入力する事が出来るのだ。
パスワードの保存場所すら忘れてしまう男が一体何故？
こんな時間に投稿するのは初
パスワードの覚え方が簡単なので覚えられますか？
No パスワードの覚え易さは重要ではありません。
他人にパスワード入力してもらいますか？ [編集済]
No 自分で入力します。
パスワードは「qwert…」などPCのキーボードの並びそのままですか？
No 解説のパスワードはそんな感じですが＾＾；
パスワードは静脈認証的なものでしたか？
No キーボードで文字を入力します。
彼はパスワードを忘れても大丈夫なように、何かしらの対策をしましたか？
Yes 男はパスワード忘れても大丈夫にしました。 [良い質問]
数回パスワード入力をミスるとヒントの表示が出る仕様ですか？
No 誤入力ロックはかかりません
ほかの人がパスワード入れようとしてもできないですか？
No 他人にも「入力する事」は可能です。 [良い質問]
男の記憶力は重要ですか？
No 物忘れが激しいはあくまで背景です。忘れるまでの時間は特に重要ではありません
パスワードは男の名前ですか？
No
パソコンにパスワードが書いてありますか？
YesNo パソコンを起動する際にすぐに目に着く場所にパスワードを保存しました。解説ではモニターの近くに付箋 [良い質問]
パスワードを入力するまでの手順が重要ですか？
No パソコンを付けてキーボードを打つだけです。
腕など自分の体にパスワードをメモしましたか?
No
ノートパソコンですか？
YesNo ノートでもデスクトップでも大丈夫です。
会社のPCですか？
No 自分用のパソコンです。でなければ、方法は注意されるでしょう [良い質問]
字が汚くて、男以外にその付箋紙に書いてある字を読めませんか？ [編集済]
No 男以外にも読めます
パスワードが他の人が読めない言葉（アラビア語等）で書いてありましたか？
No 男の母国語で、他の人にも読めます。
このPCは自宅にありますか？
Yes 自宅の自分用PCです、他人に見られたくないデータがあるのでパスワードをかけています。
他に近くに人が存在しますか？
Yes 解説には登場しませんがPCの近くに家族がいます
PCに設定されているユーザーアカウントはひとつですか?
Yes 男のアカウントのみです
他の人がその付箋を見たとき、パスワードだと認識しますか？ [編集済]
Yes 恐らくその付箋を見たらこれがパスワードだと、一度は思うでしょう [良い質問]
重要なのはパスワードではなくて、PCに入っているデータやコンテンツですか？
No 他人に見られたくないからパスワードをかけた、というだけで中身のデータの特定はじゅうようではありません。
男以外がその付箋を見たら、パスワードがわかりますか？
YesNo 付箋にはパスワードのみが書いてあります。 [良い質問]
そのパソコンを触ることが男以外の人に可能ですか？
Yes 可能です。
キーボードを入力する際の男の癖はありますか？
No 特にありません。 [編集済]
確認です 付箋には（アナグラム等ではなく）パスワードそのものが書いてありましたか？
Yes パスワードそのものが書いてあります。
パスワードは｢パスワード｣ですか？
YesNo 考え方はかなり近いです [良い質問]
男は付箋に書いてある事がパスワードと認識してますか？
Yes 男もそうですが、他の人も一度はこれをみてパスワードだと分かります。 [良い質問]
付箋に書かれているパスワードは暗号化されていますか?
No
PCケースにパスワードが貼り付けられていますか？
No ＰＣモニターのすぐそばです。いっそモニターのど真ん中でもかまいません。
非現実要素がありますか？
No
付箋には「パスワードは××だ」と書いてあって、その文章すべてがパスワードですか？
Yes 正解です! [正解]
パスワードが他人にバレることまで想定して、見られたくないムフフなデータのフォルダ名を「上半期納品報告書」とか真面目な名前つけてカモフラージュですか？
No 常套手段ですね。私は卒論でした。
御多分にもれず自分のパソコンの中身を他人に見られたくは無い。
特に家族には見せられたものではない。
何か「すぐに見つけられる」、「人に見られてもパスワードと分からない」、
そんなパスワードの保存方法は無いだろうかと考えていた。
ふと男は以前自分が書きとめたパスワードに目がとまった。
「password:abcdefg」
これを見た時に男はある事をひらめいた。
人がこの文字を見た時に、恐らく「パスワードはabcdefg」と考えるだろう。
男はその先入観を利用する事を思い付いた。
「 password:abcdefg」という文字列全てにをパスワードにするという事だ。
他の人間が試しにabcdefgと入力して失敗すれば、この付箋はダミーだと思い別のパスワードを探すだろう。
「これならばパソコンのモニターに付箋を貼って置く事も出来るし、
たとえ誰かに見られてもパスワード入力で引っかかるだろう！」
男は自分の閃きに喜び早速パスワードを付箋に書き、
パソコンのモニターに張っておいた。
因みに男がこの方法を取るのは２度目であるが、
男はその事をすっかり忘れている。
前回は付箋を母にごみと間違えられ捨てられてしまい、
結果パスワードが分からなくなってしまったのだが。
そんな苦い経験をも忘れられるとは、
ある意味幸福な男かもしれない。
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