警察に所属する2人 花岡と宮崎は、その事件の担当になった
殺されたのは世界的に有名な絵画「マリオネット」を描いた老人‐咲島 剛だった
死因は後ろから銃で撃たれ、弾が脳を貫通したため
死亡推定時刻は昨日の午後9時ごろ
そして何故か、口の周りにだけ、べっとりと血が付いていた
「これは鑑識待ちですね・・・」
宮崎がそういうと、花岡は首を振った――横に
「この謎はもう解けたよ」
謎を解き明かせ
【ウミガメ】
なんとなく思い浮かんだ情景を無理やり問題にしたので、もしかしたらわけがわからないかも…
問題文の記述は正確ですか?
yesです 後で違ったということはないです あくまでこのときにわかっていることだけですが
口の周りについていた血は本人のものですか?
noです 指摘が早すぎです [良い質問]
銃撃の際の血は、拭かれたり、洗われたりして除去されていましたか?
noです 付近のものに飛び散っていました
咲島は、死んだ後に銃で頭を撃たれましたか?
noですね 死因が銃で撃たれたことです
口の周りの血は死ぬ前に付きましたか?
yesですね ついたのは死ぬ前です [良い質問]
殺されそうだったとき、殺人現場には3人いましたか?
一応noです
2より 血糊、赤色絵の具は登場しますか?
アトリエ内にはあるかもしれませんが、事件には関係ないのでNO!
頭を撃たれたようですが、頭には血は付かなかったのですか?
頭から噴き出した血はほぼすべて付近に飛び散ったと考えてください
他殺ですか? [編集済]
yesです
被害者は、生きているときに、口に何か血の付いたものを含んでいたのですか?
yesです [良い質問]
銃、もしくはその弾は特殊な材料でできていますか?
noです あまり銃に詳しくはないですが、特殊なものではないと思います
絵は血で書かれてますか?
noです 絵に血がこびりついてはいますが
死亡推定時刻は重要ですか?
重要かそうでないかならばnoです
つまり、「口の血は生前に付いたもの、銃撃による血はすべて飛び散った」 ため、このような状況が出来上がったということですか?
yes と考えてください 現実的には少し怪奇ですが、偶然が重なったということで
口の周りの血は人間のものですか?
yesです [良い質問]
血のついたものを食べていましたか?
yesです [良い質問]
被害者は食人していたのですか?
yesですね [良い質問]
口の周りの血は殺人犯のものですか?
noです 別人、第3者のものです [良い質問]
被害者は、殺人を犯していましたか?
yesですね [正解][良い質問]
第3者と殺人犯には面識がありましたか?
yesです お互いに知っている人物でした
登場人物は 被害者・警察官二人・食べられた人・加害者 の5人ですか?
5人というのはyesですが、内訳(←言葉の使い方あってますかね?)は違います [良い質問]
殺人を犯して人を食べていた被害者は、そのことを恨まれて殺されたのですか?
yesです 完全な私怨? ですな
犯人は問題文中で登場しますか?
yesです ナイスはっそー! [良い質問]
消去法で犯人は宮崎ですか?
noです [編集済] [良い質問]
カニバ趣味の老人の被害者にあった家族、恋人等が復讐のために老人を殺害?
ほぼyesです 動機はこれでokです [正解]
すいません、ミスしました。 [編集済]
yes!その通りです! [正解]
犯人は警察官の花岡 自分が殺害したので犯人は私と自首して事件解決?
残念ながらnoです・・・
犯人の動機は復讐ですか?
ほぼyesです
花岡が聞くと「いいえ」と宮崎が言った。「それは誰も知らないんじゃないですか?」
「知っている人間はいるよ。目の前に」
「目の前って・・・咲島さんが?」
すると花岡は、胸のポケットから小さな録音機を取り出し、再生する
小さなスピーカーから音が出てきた
『マリオネットの被写体? 人間だよ? まあ死んでるけどね。君の妹の様に(・・・・・・)。
今日はそのために来たんだろう、花岡君?』
宮崎は絶句し、言葉を出せなくなる
スピーカーの向こうから、花岡の怒気が伝わってくるような気がした
スピーカーは沈黙を続け……、突如銃声が轟いた
「……妹さんはどうなったんですか」
「喰われてたよ、咲島に。私が付いたときには、もう頭とその他の骨しかなかった」
宮崎は何も言わない
何も言えない
「『有名な咲島先生にモデルを頼まれた』と嬉しそうに自慢していた妹が、一週間も帰ってこなかった。不審に思い、咲島のアトリエに行くと、妹は喰われていた。故に殺した」
宮崎は、書きかけの絵を見た
そこには少し幼い印象のある少女がいて――その目元は、花岡に似ているような気がした
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