ある日、初めて客に料理を出すことを許された俺は、その日の最後の客の注文のスープを担当することになった。
そして翌日、そのスープを飲んだ男が自殺した。
なぜだろう?
その日の最後の客と、スープを飲んだ男は同一人物ですか?
NO! [良い質問]
この問題の登場人物は、すべて人間ですか?
YES
俺は客の注文通りにスープを作りましたか?
NO! [良い質問]
重要な登場人物は俺と客の2人ですか?
NO! もう一人が死んだ人物です [良い質問]
スープの味は重要ですか?
YES 特定の味というわけではありませんが・・・
宇宙ですか?
NO
客の注文したスープは、普通の飲食店にも置いてあるようなスープでしたか?
NO! ミスリード注意 [編集済] [良い質問]
まさかなささんも人肉スープますか?
NO 今回は違いますw
俺は死人が出ることを予想していましたか?
YES NO ある程度予想できたかもしれませんが、その時の男にとってはどうでもよいことでした [良い質問]
俺は悪意から、スープを注文通りに作らなかったのですか?
YES! 悪意というより…ですが [良い質問]
死んだ人物は、「その日最後の客」が注文したスープの残りを飲みましたか?
YES! 味を確かめようとしました [良い質問]
スープはおいしかったですか?
NO! とんでもなく不味かったです [良い質問]
挿絵より 皿の上にあるあれは、蓋ですか?
NO いつものことですが、挿絵は気にしない方がいいです
死刑囚の死刑方法は関係しますか?
ちょっと待ってにゃんさん、死刑囚出てこないよ!自殺方法ならNOです
死んだ人物は俺に基本を叩き込んだ人物ですか?
YES! 解説では店長です [良い質問]
最後の客はお店にとって特別な客ですか?
YES! どんな客だったのでしょうか [良い質問]
俺は何かを試そうとしていましたか?
NO
登場人物の性別は重要ですか?
NO まあ全員男を想像してください
犯罪からみますか?
NO 犯罪になるのかもしれませんが・・・あまり気にしなくてもいいです
客と死んだ人物は知り合いですか?
NO ただ、店長は客を知っています
客はミシュランガイドの調査員ですか?
YES!!そのようなものです。客は有名な美食家でした。ただ・・・ [良い質問]
21より調査員が「フォークとナイフでスープを食えってか!?」と怒りましたか?(挿絵)
NO あれ?こんな質問前もあった気が
客として訪れた海原雄山、なぜかレストランで働く山岡士郎が嫌がらせにまずいスープを出し、雄山激怒 評判が悪くなって店が潰れることを恐れた店長自殺 ますか?
!!!!正解!!!!細けえことは解説で [正解]
有名な美食家が食べた料理で気に入らないものがあった場合、その店は潰されるというような話は関係しますか?
YES 多分関係します [良い質問]
客と店長は何か約束してましたか?
NO
何を出されても烈火のごとく難癖をつけ、強烈に批評する。
ただ、実績ある美食家であるため誰も羅手原を批判することはできないのだ。
その手にかかった料理人はそれを機に引退してしまうことも多いという。
俺のレストランの先輩シェフたちは店長の指示もあり、自分が作った料理に難癖付けられるのを避けるため
まだ見習いだった俺に料理の基本という基本を叩き込んだ。
出すのならどんな料理でもいいというわけではない。
レストランとしての格式もある上、適当な料理を出すわけにもいかないのだ。
店長や先輩シェフたちは自分の保身さえできればいいと思っている。
そのためなら俺一人の料理人人生など潰してもいいと…。
言うなれば俺は生贄にされたのだ。
さて、多くの記者や報道陣を引き連れて羅手原がやってきた。
俺はお手製のスープを運ぶ。
羅手原はそのスープを一口飲むなりテーブルをひっくり返し、聞くに堪えない罵倒を浴びせてくる。
それもそのはず。
俺はクビ覚悟でこのレストランに復讐してやろうと思ったのだ。
教え込まれられた基本など 完 全 無 視 。
この世のものとは思えないような酷い味のスープを作って出してやったのだ。
羅手原は記者や報道陣の前で俺のお望みどおりのことを言ってくれた。
「こんなレストラン、つぶれてしまえ!」
店長や先輩のシェフたち真っ青。もうね、今思い出しても笑える。
「そ、そんなはずは…」
取り乱した店長が俺のスープを試しに一口飲んであまりのまずさに失神。
俺は激怒する羅手原や先輩シェフたちをしり目に、この瞬間逃亡を図る。
その後はどうなったか知らない。
風のうわさで、レストランは潰れ、店長は自殺したって聞いたけどどうなんだろ。
「Goodスープ認定」はスープ全体の質の評価として良いものだった場合に押してください。(進行は評価に含まれません)
ブックマークシステムと基本構造は同じですが、ブックマークは「基準が自由」なのに対しGoodは「基準が決められている」と認識してください。