何故『僕』は笑ったのだろう?
※ このスープは、ぬほほさんの出題「囚人を笑って」のアレンジ問題です。
、ぬほほさんの出題「囚人を笑って」のアレンジ問題です
僕は看守ですか?
NO 看守ではありません (が、看守でも成り立ちます)
この問題の登場人物は2人ですか?
NO いろんな役割に人物が出てきます
yan要素(伝説級の言葉遊び)はありますか?
NO 私の渾身のギャグがさくれつしたわけでもありません! (そして、今回は言葉遊び系ではないのです なぜなら…) [編集済]
本物の囚人ですか?
YES 本物の囚人です ただし… [編集済]
前回の要素をつぶします。変な顔ますか?
YES!!! 変な顔でした! [良い質問]
囚人は僕を笑わせるつもりはありましたか?
YES! ただし、一番笑わせたかったのは「僕」ではありません
笑わせたかったのは、他の囚人ですか?
YES!!! 一番笑わせたかったのは、「ほかの囚人」です!! [良い質問]
僕は、囚人が他の囚人を、笑わせようと変な顔になったのを笑ったのですか?
YES! 「僕」が笑った理由はそれでOKです。 ただ、笑ったのは、単におかしかっただけでなく…
「僕」は囚人ですか?
NO 今回の話では、「僕」は囚人ではありません (「僕」も囚人で、「囚人」は「僕」だけを笑わせようとした、のほうがわかり易かったとは思うのですが、今回は「ある理由」でそうしませんでした)
囚人は賭け事のようなことをやっていましたか?
NO 賭け事ません
囚人は他の囚人を笑わせたらお前の刑期短くすると約束をされましたか?
NO そのような余地もなく…
変な顔をした囚人の物まねをしましたか?
NO 「変な顔の真似」ではなく「変顔」そのものです
そして念のため確認。囚人Aが囚人Bを笑わせようとしたが、Bではなく「僕」が笑ってしまった。←ここまでOKですか?
その聞き方だとNO 囚人Bも笑いました。 そして「僕」も笑ってしまいました。いや、笑わずにはおれなかったんです [良い質問]
ほかの囚人とは死刑囚ですか?
YES!! 「ほかの囚人」は死刑囚です! というより… [良い質問]
囚人が他のの囚人を笑わせると、囚人が得するか、他の囚人が損するような状況でしたか?
NO! 「損得」ではないのです
笑うとは面白くてわらったのですか?
YESNO 「面白くて」笑ったのもあるでしょうが、ほかの理由はあったと思います [良い質問]
笑わせた囚人はこれから死刑執行されてしまいますか?
YES! 「笑わせた囚人」はこれから死刑執行されてしまいます! [良い質問]
「ほかの囚人」は死んでいますね? [編集済]
YESNO 「ほかの囚人」は、問題文の時点ではまだ死んでいませんが…!
笑わせたのは強制ですか? [編集済]
YESNO? 「笑え!」とはいいました
笑うことが、他の囚人が死ぬ要因になりましたか?
NO 「笑ったら死ぬ」とか、そういうゲーム的なものではなく… [編集済]
他の囚人は、問題文の後、死にましたか?
YES! 「ほかの囚人」も、問題文の後に死にました!
笑うことでほかの囚人は助かりましたか?
YESNO 「命」は助かりませんでしたが… [良い質問]
...「身」はたすかった?(???) [編集済]
NO! 「身」も助かってません あとは…
笑わせた囚人のおかげで気持ち的に軽くなったということですね?
YES! 精神的に助けられました! [良い質問]
死刑が執行される囚人数名。今から執行される囚人が他の囚人を笑わせるために変な顔をした。バカだなと笑うもの、おかしくて笑うものいろいろいたが気持ちが軽くなったようだ。僕は看守で囚人仲間ではないけれどつい笑ってしまった。 ということでしょうか
YES 正解でいいと思います! 解説いきます! [正解]
笑うのが、他の囚人の死ぬきっかけになりましたか?
NO あくまで、死ぬ間際の「ほかの囚人」の気持ちを紛らわせるためでした
二人は村長の子どもで、仲良く、健やかに育っておりました。
ただ、妹のウメはまだ幼く泣き虫で、泣きじゃくる妹をなだめるのが、兄ちゃんである長松の、大事な役目。
長松兄ちゃんはいつも、眉を「ハ」の字に下げ、舌をベローンと出す滑稽な顔をして、ウメを笑わせて泣き止ませるのでした。
平和な日々が続くと思われましたが、ある年、厳しいかんばつが国中を襲います。
米も育たず、大凶作となるも、その地を収める役人は、年貢を減らそうとしません。
そこで、村長は将軍様に直訴することを決心しました。
しかし、この時代、直訴は重罪です。一族郎党、死罪は免れません。
しかして、村長一家は磔の上、槍で処刑されることになりました。
妹のウメは、怖くて泣き始めてしまいます。無理もありません…
長松だって、怖かったに違いありません。でも、妹のために、勇気を振り絞ります。
「ウメ!おっかなくねえぞ!みろ、あんちゃんのつら!」
彼は、叫びながら眉をハの字に下げ、目玉をくりくり動かし、舌をベロッと出しました。
「あ、あんちゃん…こんな時に、もう… …ぷっ、あはははは」
幼いウメは、こらえきれず、笑い出します。涙を流しながら、それでも笑います。
長松は、村の衆に向かっても叫びます。
「ほら、みんなも笑えって! 悲しんでたって、何もいいことないぞ! ほらー!」
長松は、ますます激しく「例の顔」をしました。
村人も、みんな笑います。ワンワン泣きながら、それでも笑います。
村の子供の一人、「僕」も笑っていました。とても悲しいけど、笑ってしまいます。
ううん、笑わなきゃ。だって、長松が、あんな怖い思いをしながら、笑わせようとしてくれてるんだもん…
人々の悲しみと笑い声の中、処刑は完了しました。
だけど、長松の父の命をかけた訴えによって、年貢は安くなったのです…
村長一家が殺された刑場の後には、村人たちの手によって神社ができました。
役人がいくら壊しても、いつの間にか立て直されるのです。
そして、村人は、彼らのことを忘れないために、おもちゃの人形を作りました。
それは、背中に紐がついていて、引っ張ると、眉毛がハの字になり、舌がベロッと出る代物でした。
見た人が、思わず吹き出してしまう、でも悲しい背景を背負ったこの人形は、「ベロ出しチョンマ」と名づけられたそうです。
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