「パンはパンでも、食べられないパンは、な~んだ?」
男は死ぬような思いをしながら、自分の答えが正しい事を証明した
状況を補完してください!
フライパンを完食しましたか?
NO! 食べちゃったら「食べられない」パンにならないし!
彼「フライパン!」女「腐ったパンだよ^^」男「食べれるし!もぐもぐ」ですか?
NO ですが近いかも!? [良い質問]
男はその「食べられないパン」を食べましたか?
YESNO 男は「それ」を食べました しかし、そうすると「食べられないパン」じゃないですよね? [良い質問]
お腹パンパンでしたか?
NO しかし最終的にはそうなったけど
男の答えとは「そのパンは食べられる」でしたか?
NO 意味は逆ですし、答えたのは「食べられる食べられない」ではなく「食べられないパンは?」に対する返答です
食い残し、つまり残飯でしたか?
YEEEES!!!!! 男が答えたのは「残飯」! GJ! [良い質問]
食べたんじゃなくて、飲み込んだりしました?
NO ちゃんと食べました まぁ、ほとんど飲み込むだけだったのは確かかも
親子でしたか?
NO まぁ親子でも成立するかな?
好き嫌いますか? [編集済]
YES!!! 好き嫌い関係あり!!! (編集前:NO アレルギーません) [編集済] [良い質問]
もしかして:リバースった
NO! リバースったら、それこそ「繰り返し」になるのでリバーせませんでした!
お残しは許しまへん、な給食食べきれないで昼休み残される地獄ですか?
YES 状況は家庭内ですが、シチュエーションはほぼ正解! [良い質問]
2人は夫婦で、翌日から朝ごはんがパンになりましたか?
YESNO 浸りは夫婦 YES! 翌日の朝YES! パンNO! [良い質問]
妻に好き嫌いはありますか?
NO 妻はなんでも食べるし、料理もバランスよい内容で何でも使います
翌朝の朝食が今まで残したもの全部だった?
YES!! 翌朝の料理=今まで残してきたもの! [良い質問]
男はずっと食事を摂らず餓死寸前までいってしまった?
NO 途中、食事を拒みましたが、そのままだと餓死することを悟り、一気に食べました。 そして、そのことによって残飯は…?
こんなもん(男が嫌いで残したもの)食えたものじゃない?
NO そう思いましたが、妻はそれじゃ許してくれませんでした!
「残さず食べたから残飯じゃないぜ」ですか?
YES! 完璧!! 解説行きます!! [正解]
身体を張った食事が、どれだけ危険な事なのか証明しましたか?(主に食材を炭に変えてしまう錬金術師の女性へ)
NOwwww 本来はたんとした食事でした!
野菜嫌いで、鳥の皮やレバーも嫌いで、骨の多い魚も嫌いだった
妻の作ってくれた料理を半分以上残すのもザラで、しかも勝手に外食してきて、まったく手をつけないこともあった
いつものように、妻に連絡もせず飲んで帰って眠りこんだ日の翌日…
目が覚めると、男は椅子に縛りあげられていた。目の前には、テーブル狭しと並べられた料理の山
そして妻が目の前でノコニコしながら訊いてきた 「パンはパンでも、食べられないパンはな~んだ?」
「は? おい、どういうことだよ お前が縛ったのか? ほどいてくれよ!」
「パンはパンでも、たべられないパンは、な~んだ?」
「クイズとかやってる場合じゃないだろ!ほら、会社行かないと!」
「大丈夫、会社には私から”きょうは休みます”って連絡しておいたわ。さぁ、パンはパンでも、たべられないパンは?」
「…何考えてんだ! いいからさっさと縄を…」
「パンはパンでも(以下略)」
「…わかったよ、答えりゃいいんだろ? フライパン!」
「うーん、正解! と言いたいけど、揚げパンでフライパンって商品あるのよね。ほかにない?」
「…じゃあ、ルパン」
「なるほどー!怪盗ルパンは人だし、食えない男よね! …他には?」
…そうやって、この質疑応答が延々と繰り返される
いい加減疲れてきた頃、男は、妻が料理のほうをチラチラッ、と見ていることに気づいた
…ん? ひょっとして、この料理…
「…残飯」
「ん?」
「いや、だからパンはパンでも、残飯は食えねーな、って」
「ブブーーー!不正解! 残飯は食べられるんです!」
そう言って妻は、目の前の料理をスプーンですくって男の口に運ぶ 口元に来ると、その腐臭がはっきりわかる
「お、おい!やめ もごっ」 叫ぼうとしたところに突っ込まれ、口を手でふさがれた
「吐いちゃダメよ? 吐いたら、それまた食べさせるからね」
男は目を白黒させながらなんとか飲み込み、文句を言おうと口をあけた。「や、やめてく もごっ」
また突っ込まれる その後は口を開かずじっと睨んでいると、鼻をつままれた 「ぷはあっ… もごっ」
そのやり取りが続いたあと、男は歯を食いしばりながら口をあけるというテクニックを身につけた
「あら、食べないの?これ食べ終わらない限り、自由になれないからね 時間が経てば経つほど、腐っていくわよ~」
…男は、覚悟を決めた 「わかった、じゃんじゃん持ってこい!」 男は、ものすごいスピードで食べ始める
それでも1時間以上はかかったが、テーブルの上の料理はすべてなくなった… 完食だ
「すごい!やればできるじゃない!えらいいえらい」
「…正解だったろ?」
「…え?」
「ナゾナゾの答え。残飯は食べられないパン、ってのは正解だ」
「…? いま、あなた食べたじゃない それも、ひとつ残らず」
「そう、残さず食べた。だから、もう”残飯”じゃない。食べずに残すから残飯なんだよ」
妻は、あきれたような、しかし感心したような顔をした。
「もう、負けず嫌いなんだから! …でも、あなたのそういうところ、嫌いじゃないわよ…?」
その言葉を聞きながら、男の意識は闇の中へと落ちて行った…
男は数時間後に目を覚ましたが、結局上の口から吐くことはなく、下の口から全部出した
…男は、「人間の体ってすごいな」と思わずにはおれなかった
その後、妻が改めて、作りたての料理を出してくれた
全部出しつくした男は、とにかく水分を、と思い野菜を口にした …美味い 野菜って、こんなに瑞々しかったか?
鳥皮もレバーも、納豆のゲンコツ揚げも美味い 魚は圧力なべで骨ごと食べられる …あっという間に完食した
妻は泣いていた 「やっと全部食べてくれた…」
そうか、オレが妻を追い詰めてしまってたんだな…
「すまなかった…これからは、なんでも残さず食べるようにするよ」
「うん!これからもよろしくね 約束よ?」
満面の笑顔の妻に ちょっとだけ戦慄したが まぁ、これからうまくやっていけそうな気がした 感謝だ
「Goodスープ認定」はスープ全体の質の評価として良いものだった場合に押してください。(進行は評価に含まれません)
ブックマークシステムと基本構造は同じですが、ブックマークは「基準が自由」なのに対しGoodは「基準が決められている」と認識してください。