勉強の甲斐あって彼は大学へ合格した。
しかし、彼は大粒の涙を流した。
なぜだろう?
【ウミガメ】
眼病などの生理的なものですか?
NO 感情的なものです
彼は悲しくて涙を流しましたか?
YES [良い質問]
彼はその合格した大学では勉強したくないとか?(第一志望でないとか、他人から薦められて渋々受験とか)
NO その大学が第一志望でした
彼は他の大学に落ちましたか?
YESNO 関係ありません
彼の家庭は学費を支払うのに問題ない経済力はありますか?
NO かなり厳しいです
彼に彼女は居ますか?
YESNO 関係ありません
合格した大学はバイト禁止でしたか?
NO
彼はその大学に入学しましたか?
YES
彼には勉強すること以外にその大学へ行きたい理由がありましたか? [編集済]
NO 特にありませんでした
彼の学費を捻出するために、誰かが犠牲になりましたか?(保険金など)
NO
売春(あるいはパトロン)か犯罪は関係ありますか? [編集済]
NO ありません
彼が眠い目を擦って勉強した事は重要ですか?
YES [良い質問]
合格したことが悲しかったことと直接関係しますか?
NO 関係しません
学費を捻出するために働きまくっているうちに彼は結構な年齢になっていて、授業内容(スポーツ系)に体力的についていけない?
NO 年齢は普通に18歳です
ところでこの問題、学科の特定はしたほうがいいものですか? [編集済]
YES!! [良い質問]
彼は失明しましたか?
NO 彼の目に異常はありません
勉強を必死にし、合格することが出来たが、特待生枠まで届かずに学費が払えないので大学に入学するのを諦めた。ですか?
NO 彼は特待を取れました
彼は役者志望でしたか?
NO
彼には何か障害がありましたか? [編集済]
NO 普通の人です
彼は十分な睡眠を欲しがっていますか?
YES 欲しがっていましたが、寝ている時間がありませんでした [良い質問]
彼が泣いたのは大学に入学した後ですか?
NO 合格発表の後です
彼は寝たくても眠れなくて泣いたのですか? [編集済]
NO 別の理由です
アクビの弾みで涙が出た?
NO 質問1より
彼が受験勉強において眠気を紛らわすために行った行為・もしくは眠気に苛立って行った行為は関係ありますか? [編集済]
NO 彼は自らの意思で眠らない選択をしました
彼は希望の学科に入れましたか?
YES 希望通りの大学に受かりました
彼は花粉症でしたか?
NO 質問1より
彼が泣いたのは合格発表そのものが理由ではない?
YES 違います [良い質問]
重要な人物は家族ですか?
YES!! [良い質問]
家族に病人はいましたか?
YES!! いました [良い質問]
その重要人物は彼の親ですか?
NO! 違います [良い質問]
その重要人物は彼の兄弟ですか?
YES!! 厳密には「兄弟」ではないですが [良い質問]
病気の家族を治療するため医学部を目指したが、間に合わず家族が亡くなってしまった?
YES!! 一気に正解まで近寄られました(泣) [良い質問]
家族を看病していたため、睡眠不足だった?
NO 入院をしていました
その重要人物は彼の妹ですか? [編集済]
YES
彼の妹が重い病気にかかり、彼が治そうと寝る間も惜しんで勉強をして大学の医学部を合格したが妹は死んでしまった!?
NO 勉強だけしていたわけではありません
妹の医療費を捻出するために、彼はアルバイトをしている上で、医学部に入るための受験勉強をしていたのですか?
YES 医療費だけではないですが、正解です! [正解]
琴子は病気がちで幼い頃から入退院を繰り返していた。
しかし、今回は今までとは違った。
「現在の医学では治療法は無い。進行の遅延はできるがそれ以上は望めない」
理音はそう告げられた。
理音は今まで以上に琴子を見舞いに病院へ足を運んだ。
彼女は苦しいはずなのに、それでも理音が見舞いに行くと屈託のない笑顔を彼に向けていた。
両親を幼い頃に亡くし、唯一の家族である琴子。
学校でも上手くいかず早々に辞めてしまい、生活費を稼ぐために昼夜問わずバイトに明け暮れていた。
同じことの繰り返しでしかない理音の毎日の中で琴子は彼の生きる意味となっていた。
しかし今までと違い、いくらお金があっても妹の病気は治らない。
そこで彼はある決心をした。
それからの彼は凄まじかった。
バイトは以前の半分に減らし、その他の時間のほとんどを勉強に充てた。
全ては医科大学へ進学し琴子の病気の治療法を研究するためだ。
眠い目を擦って理音は勉強した。
そしてその1年後。
苦労の甲斐あって彼は見事名門の医科大学へ特待で合格する。
理音は合格したことを伝えるため、琴子の待つ病室へと走った。
病室に入ると担当医の先生と看護師が数名妹を囲んでいた。
彼は慌てて駆け寄る。ベッドでは息を荒げている琴子がいた。
その夜。琴子は息を引き取った。
もうずいぶん前から具合がよくなかったらしい。
理音の努力を一番知っていた彼女は心配をかけまいと、医師に自分のことを理音に言わないようにしていたのだ。
たった一人で病気と闘っていた琴子。しかし病魔は容赦なく彼女を蝕んでいった。
ついに自らの最期を悟った彼女は、一言も喋る体力のないはずの体を奮い起こし言ったそうだ。
「お兄ちゃん、ありがとう」
十年後。彼は大学を首席で卒業し、亡くなった妹と同じ病気に苦しむ人たちをその手で救っている。
自分と同じ苦しみを受ける人を一人でも減らそうと…
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