「これは、このままじゃ出せないな…しょうがない」
そこで相棒に買い物を頼んだ。
が、相棒は勘違いして、同じ種類のものを買ってきた。
結果オーライだった。
どういうことだろう?
ある過去問と、ネタかぶってます
男が相棒に頼んだ買い物は、スープですか?
NO? スープの「材料」というか、仕込み用の材料というか
ミカン製のスープにショウガがなかった、ですか?
NO! でもショウガは一応当たってます! でも大事なのは、もう一つのモノです
スパイスを買ってきてもらおうとおもったら、すっぱい酢を買ってきましたか?
NOOO ですがそんな感じ!
男が出せないと言ったのはスープのことですか?
YES! 「そのまま」では未完成というか、問題があったのです
一応聞きます。ウミガメのスープでしたか?
YES!! 「ウミガメのスープ」でした! [良い質問]
においの気になるスープでしたか?
YES! それともうひとつ問題がありました! [良い質問]
臭み消しに胡椒が欲しかったですか?
NO 匂い消し&もう一つ… 「匂い」が気になる材料といえば…
臭み消しと言ったら梅干しですよね?
NO ですが、そういう「応用」的なものを買ってもらおうと思った!
相棒は「ショウガ」でなく「ミョウガ」を買ってきましたか?
NOOO ですが、そういう「言葉」の間違い系! ただし問題文の「同じ種類のもの」とは、ショウガと同じ種類といういみではなく…
にんにく(人肉)関係ありますか?
NOOOO 今回の「ウミガメのスープ」は本物のウミガメのスープ ただし問題があって、そのままではお客に出せるレベルじゃなかった ですが「肉」関係あります! [編集済]
ウミガメの匂いを安価に解決しようとしてショウガを使おうとした、ここまではOKですか?
YES ただ、もうひとつ問題があったのです。そっちのほうで「勘違い」がありました
ウミガメの肉は固くて食えたものじゃなかったので何かで代用しようとしましたか?
YESNO! 肉が固かったYES!だから、それを柔らかくするために、「ある飲み物」を使おうとしたんです! あと、ある意味「代用」もYES! [良い質問]
確認です。問題のある「その材料」はウミガメですか?
YES 具体的には「ウミガメの肉」です!
コーラを使おうとして甲羅を買ってきましたか?
YES!! そう!コーラは肉を軟らかくするのに使えるんです! では「結果オーライ」だったのは? [正解][良い質問]
「この肉(このままじゃ)だめだな・・・相棒ビール買ってきてくれ」、「はーい」 -十数分後- 「なにこの牛肉?」「え?だってビーフって・・・」ですか? [編集済]
NO 確かにビールも肉を軟らかくするのにいいですね(炭酸だし)
すっぽん関係ありますか?どうなるか見当もつきませんが……。
YES! スッポン買ってきました! ようは「あれ?スッポン鍋にしたらいいんじゃね?」ってことで [正解]
コーラを買ってきてこーらせようとしたんですね。 [編集済]
ガチガチに凍って、こーら食えん!
コーラ入りでなくコラーゲンたっぷりのスープができましたか。
YES! 「ウミガメのコーラ煮」 と 「スッポンの甲羅煮」 が新しい眼看板料理になりました! [良い質問]
店の名前は看板メニューの「ウミガメのスープ」が由来だが、最近は捕獲制限が厳しくなって安い肉がなかなか入らない。
仕方なく、アカウミガメのかわりにアオウミガメとキウミガメの肉を仕入れたのだが…。
「…ダメだな。肉に臭みがあるし、固すぎる。赤ワインで漬け込むか?それだとコストがかかるな…そうだ!」
ジンは、修行時代にコーラで煮込んだ肉をまかない料理で出したことを思い出した。
コーラの炭酸により肉が柔らかくなり、糖分は肉が固くなるのを抑える上、カラメルのおかげでツヤよく仕上がるのだ。
あとは匂い消しにショウガを…うん?ショウガ切らしてたか。しょうがない。
「おい!ウォッカ!ウミガメのスープ用に、コーラとショウガ買ってきてくれ!」
「ええ!?コーラ?そんなもんをスープの材料に?どこで買ってくるんだよ!」
「これが意外とウマいんだって!近くのスーパーに行けば売ってるだろ!」
…そして1時間後。ウォッカが持ってきたのは…
「そう、ミドリガメ!コイツが味の秘訣なのさー って違ーう!ミドリガメなんぞ食えるかーーー!」
「じゃ、じゃあこっちで…」
「今度はスッポン!?なんでカメ押しなんだよ!コーラ買って来いっていったろ!」
「うん、だから、亀の甲羅買ってきたんだけど」
「バッキャロー!俺が言ったのは、飲み物のコーラ!なんで亀の甲羅とか考えるんだ」
「…スープの材料にコーラってのもけっこう色物だと思うけど…」
「…うっ。まぁ、これが意外と美味しいんだが…たしかに、わかりにくかったかもな、スマン」
「とりあえず、スッポンは使ってみようぜ。あと飲む用でコーラ別に買ってきてるからさ」
そしてスッポンを捌き、甲羅ごと鍋に入れて待つと…
「…!こいつはうまい!スッポンってこんなに旨かったのか。でも、原価はけっこうかかりそうだな…」
「いや?スーパーの鮮魚コーナーで3千円くらいだったぜ。業者と直接交渉すればもっと安く仕入れられるんじゃね?」
そのあとは、トントン拍子に進んだ。
今では「海亀亭」の看板メニューは庶民価格の「ウミガメのコーラ煮」とちょっぴり贅沢「スッポンの甲羅煮」となっている。
PS.実は、他にもべっ甲細工やべっ甲飴、亀の子タワシとかを買ってたらしい
しかし、間違ったほうの材料を使ったら、結果オーライだった。
「Goodスープ認定」はスープ全体の質の評価として良いものだった場合に押してください。(進行は評価に含まれません)
ブックマークシステムと基本構造は同じですが、ブックマークは「基準が自由」なのに対しGoodは「基準が決められている」と認識してください。