私は、ずっと勘違いしてた。
それは、わずかな違いだけど、大きな違いだった。
だけど、彼は私の要求にずっと応え続けてくれた。
そして、今、彼は本来の仕事に戻ろうとしている。
かみさま、どうか、彼を守って。
状況を補完してください!
それは、わずかな違いだけど、大きな違いだった。
だけど、彼は私の要求にずっと応え続けてくれた。
そして、今、彼は本来の仕事に戻ろうとしている。
かみさま、どうか、彼を守って。
状況を補完してください!
彼は本来の姿に戻る 私のために
ロボと少女
No.1[merrana]01月20日 22:4801月20日 22:58
彼は人間ですか?
NO! 早速来ましたね! [良い質問]
No.2[shu]01月20日 22:4901月20日 23:52
とりあえず 言葉遊びはありますか?
YES! 毎度ながら♪ [編集済] [良い質問]
No.3[merrana]01月20日 22:5701月20日 22:58
彼の本来の仕事は彼を壊す可能性がありますか?
YES? 壊すというか、壊れる可能性があります
No.4[rena]01月20日 23:0701月20日 23:09
彼は家電ですか?
NO! ですが…! ちょっと過大解釈すれば、家電も関係ありといえるかも
No.5[merrana]01月20日 23:1501月20日 23:16
かみさまがひらがななのに意味はありますか?
NO あまり意味はないかな?ただ、イメージ的に、彼女は…
No.6[shu]01月20日 23:1601月20日 23:19
「私」について特定すべきことはありますか?
YESNO 特定しなくてもOK。 ただし、勘違いしたことについてのヒントにはなるかもしれません
No.7[きゅうり巻き]01月20日 23:1901月20日 23:30
彼は生物ですか?
NO! 現代の考え方では、生き物ではありません!
No.8[merrana]01月20日 23:2101月20日 23:30
私は子供ですか?
YES! まだ幼いです!
No.9[世留子]01月20日 23:2601月20日 23:30
昨日に引き続き、アンドロイド/ロボットなどは関係ありますか?
YES! バレちゃった! [良い質問]
No.10[shu]01月20日 23:3801月20日 23:51
彼は「○○ロボット」のような名称で呼ばれていますか?
YES? 「通常は」そのように呼ばれていますが、そのタイプとしての俗称のようなものがありました。
No.11[rena]01月21日 00:0101月21日 00:10
「執事ロボット」だと思ってたら「羊ロボット」だったなんて!ですか?
うお! 近い!そんな感じです! …羊ロボ…寝るときによさそう [良い質問]
No.12[shu]01月21日 00:1401月21日 00:16
戦う「battler」を執事の「butler」と勘違いしましたか?
YES! 解説に行きます! [正解]
No.13[世留子]01月21日 00:1901月21日 00:21
昨日のバトさん関係ありますか(´;ω;`)?
YES! バトラーだからバトさんです!
「お嬢様!どうかこの中へお逃げ下さい!」
屋敷は大勢の兵士に囲まれていた。隣国の軍隊が攻めて来たのだ。
メイドタイプのアンドロイド -”メイ”と呼ばれていた- が、少女を地下室に押し込み、外から扉を閉める。
…静寂が訪れる。 少女は一人、地下室に取り残された。
”お仕事中のパパとママ、大丈夫かなぁ”
そんなことを考えながら、彼女はひざを抱えて、待っていた。
まだ幼く、そして何不自由なく育てられた彼女は、料理などできはしない。
地下室に冷凍庫や缶詰はあったが、何も手をつけられず、ひもじい思いをしていた。「おなかすいたなぁ…」
…いつの間にか、彼女は眠っていたらしい。 静寂を轟音が破り、彼女は驚いて目を覚ます。
地下室の扉に、一台のロボットが挟まっていた。
「…ふう。お嬢さん、この扉を開けてもらえるかい?」
「ああ、安心してくれ。私は味方だ。BAT008型、通称”バトラー(battler)”と呼ばれるタイプのアンドロイドだよ」
「バトラー(butler)?…ああ!執事ね!助かるわ!もう、私、おなかペコペコ!」
「…?言ってる意味がわからないが、要は栄養補給がしたいのだな?」
彼女がスイッチを押して扉を開けると、彼は立ち上がり、状況を把握した。
(ここは…貴族の屋敷のシェルターか…私の乗っていた輸送機は撃墜され、周囲は敵だらけだ)
(彼女の生存を最優先するならば、救難信号を出しつつ、ここで助けを待つのがよさそうだな)
「わたし、シチューが食べたいな!ねぇ、あなたお名前は?」
「…いや、特に個体名は決められていない」
「そう?じゃ、バトラーだから、バトって呼ぶね!」
「了解、好きに呼んでくれ、お嬢様。シチューなら、レシピさえあれば…ふむ、一通り揃っているな」
それからしばらく、二人だけの生活が始まった。
情勢はこう着状態にあるらしく、敵軍は撤退もしなければ、占領もされない状況だ。
本部からは、秘匿通信で指令が来た。
<現状を維持せよ。令嬢の生存を最優先。できる限りの世話はするように>
バトは戦闘用のロボではあったが、少女の要望になんとか応えていた。
奇妙な同棲生活が始まってから、1週間ほど過ぎた頃。
ガレキでカムフラージュしていた地下室の扉が、吹き飛ばされた。
「見つかったか…!せめて、ここに武器があればよかったのだが」
「やだ…!バト、こわいよぅ…」
「大丈夫…お嬢様。ここは私が守る。奥の部屋に隠れていてくれ」
「でも、バト…戦えるの?」 バトが人間だったら、苦笑していたことだろう。
「…お嬢様。実は私は、バトラー…格闘タイプのアンドロイドなんだ。執事ではないのだよ」
「ええっ!そうなの?なんで早く言ってくれなかったの?!」
「すまない。私も、キミが勘違いしている理由に気づくのに、3日かかってしまった。それで、間違いを正すタイミングを逸してしまった」
「早く奥へ!私なら大丈夫、たいていの敵にはやられはしない!墜落して、地下室の扉にぶつかっても大丈夫だったろう?」
少女は、彼を心配しつつ、奥の部屋に入った。 そして、祈り始める。
彼は、執事ロボットじゃなかったんだ。
でも、料理、おいしかった。お茶も、最初はマズかったけど、3日ですごく上手に入れれるようになった。
戦闘ロボだったなんて、びっくりしたけど…
かみさま。
どうか、彼を守ってください。
短いあいだだったけど、バトと一緒で、楽しかった。
また一緒に…ううん、一緒でなくてもいいから、彼が無事でありますように。
扉の外で、轟音が響いた…
屋敷は大勢の兵士に囲まれていた。隣国の軍隊が攻めて来たのだ。
メイドタイプのアンドロイド -”メイ”と呼ばれていた- が、少女を地下室に押し込み、外から扉を閉める。
…静寂が訪れる。 少女は一人、地下室に取り残された。
”お仕事中のパパとママ、大丈夫かなぁ”
そんなことを考えながら、彼女はひざを抱えて、待っていた。
まだ幼く、そして何不自由なく育てられた彼女は、料理などできはしない。
地下室に冷凍庫や缶詰はあったが、何も手をつけられず、ひもじい思いをしていた。「おなかすいたなぁ…」
…いつの間にか、彼女は眠っていたらしい。 静寂を轟音が破り、彼女は驚いて目を覚ます。
地下室の扉に、一台のロボットが挟まっていた。
「…ふう。お嬢さん、この扉を開けてもらえるかい?」
「ああ、安心してくれ。私は味方だ。BAT008型、通称”バトラー(battler)”と呼ばれるタイプのアンドロイドだよ」
「バトラー(butler)?…ああ!執事ね!助かるわ!もう、私、おなかペコペコ!」
「…?言ってる意味がわからないが、要は栄養補給がしたいのだな?」
彼女がスイッチを押して扉を開けると、彼は立ち上がり、状況を把握した。
(ここは…貴族の屋敷のシェルターか…私の乗っていた輸送機は撃墜され、周囲は敵だらけだ)
(彼女の生存を最優先するならば、救難信号を出しつつ、ここで助けを待つのがよさそうだな)
「わたし、シチューが食べたいな!ねぇ、あなたお名前は?」
「…いや、特に個体名は決められていない」
「そう?じゃ、バトラーだから、バトって呼ぶね!」
「了解、好きに呼んでくれ、お嬢様。シチューなら、レシピさえあれば…ふむ、一通り揃っているな」
それからしばらく、二人だけの生活が始まった。
情勢はこう着状態にあるらしく、敵軍は撤退もしなければ、占領もされない状況だ。
本部からは、秘匿通信で指令が来た。
<現状を維持せよ。令嬢の生存を最優先。できる限りの世話はするように>
バトは戦闘用のロボではあったが、少女の要望になんとか応えていた。
奇妙な同棲生活が始まってから、1週間ほど過ぎた頃。
ガレキでカムフラージュしていた地下室の扉が、吹き飛ばされた。
「見つかったか…!せめて、ここに武器があればよかったのだが」
「やだ…!バト、こわいよぅ…」
「大丈夫…お嬢様。ここは私が守る。奥の部屋に隠れていてくれ」
「でも、バト…戦えるの?」 バトが人間だったら、苦笑していたことだろう。
「…お嬢様。実は私は、バトラー…格闘タイプのアンドロイドなんだ。執事ではないのだよ」
「ええっ!そうなの?なんで早く言ってくれなかったの?!」
「すまない。私も、キミが勘違いしている理由に気づくのに、3日かかってしまった。それで、間違いを正すタイミングを逸してしまった」
「早く奥へ!私なら大丈夫、たいていの敵にはやられはしない!墜落して、地下室の扉にぶつかっても大丈夫だったろう?」
少女は、彼を心配しつつ、奥の部屋に入った。 そして、祈り始める。
彼は、執事ロボットじゃなかったんだ。
でも、料理、おいしかった。お茶も、最初はマズかったけど、3日ですごく上手に入れれるようになった。
戦闘ロボだったなんて、びっくりしたけど…
かみさま。
どうか、彼を守ってください。
短いあいだだったけど、バトと一緒で、楽しかった。
また一緒に…ううん、一緒でなくてもいいから、彼が無事でありますように。
扉の外で、轟音が響いた…
相談チャットです。この問題に関する事を書き込みましょう。
rena>>遅くなりましたがお疲れ様でした!そうかbattlerとbutlerか~。流石はshuさんです。お嬢様も無事でありますように(-人-) ありがとうございました![21日11時35分]
yan[★300問出題]>>>>shuさん 伏線というか、連想というか…自然に、こういう状況が次々に浮かんできまして…楽しんでいただけたのなら、うれしいです!明日、またよろしくお願いします![21日00時35分]
yan[★300問出題]>>15あたりのヒントで「英語が関係あります」出すつもりでしたが、さすがですね!市場はbutlerでした! ご参加いただいた皆様。ありがとうございました!…もう一話だけ、続くんじゃよ[21日00時33分]
世留子>>今日の市場はストレートにバトラーですかね?[21日00時31分]
shu>>お疲れさまでした!昨日の問題はこの一週間のあいだの出来事だったんですね。すごい伏線![21日00時31分]
世留子>>。゚(゚´Д`゚)゚。画面が霞んで見えないけど、ハッピーエンドですよね?! yanさんの問題に出てくるキャラクター大好きです…… お疲れさまでした!shuさんFAおめです![21日00時29分]
merrana>>人間とアンドロイドの話は泣けますね……。英語には全く歯が立ちませんでした、shuさんすげえ。[21日00時28分]
世留子>>出遅れた(・∀・`)お邪魔します![20日23時25分]
rena>>yanさんの問題、お待ちしてました!よろしくお願いします。[20日23時06分]
shu>>こんばんは,参加します。[20日22時49分]
merrana>>こんばんは、参加します。[20日22時47分]
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Goodスープ認定
「Goodスープ認定」はスープ全体の質の評価として良いものだった場合に押してください。(進行は評価に含まれません)
ブックマークシステムと基本構造は同じですが、ブックマークは「基準が自由」なのに対しGoodは「基準が決められている」と認識してください。
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