北風と太陽

似非　倫之助は名前を言えと拷問を受けていた



しかし倫之助はオリオンの怪力に耐え、アカリの鞭打ちにも耐え（少し喜び）、アザゼルの心理的圧力にも耐え抜き、魔子の『言わないと食べちゃうよ？』にも耐え抜いた



彼等にしても倫之助は大切な捕虜なので殺すわけにはいかない。そこで神官まぴばゆの出番がきた



今迄の拷問で心身ともにボロボロの倫之助にまぴばゆが手をかざす



まぴばゆ『偉大なるカピバラ神よこの者の心と体を癒やしたまえ』



まぴばゆの手から神々しい光が倫之助に降り注ぐ



倫之助『体が………動く………？』

まぴばゆ『元気になりまちたか？じゃあ』



まぴばゆの戦槌が倫之助の爪先を叩き潰す

倫之助『………っ⁉』

声の無い悲鳴を上げる倫之助

直ぐ様戦槌のフルスイングが倫之助の肋骨を粉砕し骨が肺に突き刺さる



一瞬で今迄の拷問全てより遥かに大きなダメージを喰らった倫之助にまぴばゆはまた治療魔法をかけて完治させる



まぴばゆ『死なせまちぇんよ異教徒さん』

まぴばゆの戦槌が今度は倫之助の股間を肉塊にし今度は精神安定の魔法をかけた



倫之助『た………すけて』

まぴばゆ『直に「何でも話すから死なせて下さい」と言う気になりまチュよw』



自白する迄死ぬ事も寝る事も狂う事も出来ずこの拷問が続く。この神

の名の元に異教徒を罰する喜びに満ちた女は自身の魔力が尽きるまでこの地獄すら生ぬるい拷問が続くけるだろう………………