ぽつんとおかれたぼろぼろの箱。
七不思議の通り、校長は死んだ。
無くなる箱。
箱の存在理由を知り、私が校長を殺したのだと気が付く。
語り継がれ、変容するのが七不思議。
その真実をあなたたちに暴いてもらいたい。
【ウミガメ】
箱が置かれている場所は重要ですか?
まあyesかな
箱はタイムボックスですか?
no
赤字になっている部分は重要ですか?
ふんいき作りってやつです(*'-'*)何故かへんかんできる
箱の材質は重要ですか?
no
箱は大きいですか?
まあまあ大きいです
ぼろぼろの箱となくなる箱は同じ箱ですか?
yes
箱は棺桶ですか?
no
箱は鉄製ですか?
no,関係なしです
私は箱を捨てましたか?
no
箱は下駄箱ですか?
no
実際に私は校長を殺しましたか?
実際には、ならばnoかな。結構難しいところですが。
箱はひとつだけですか?
yes
箱の用途がホラーなのですか?
yes!
人体模型の頭がパカッとなる機能を箱と比喩していますか?
no( ̄▽ ̄)
個室トイレですか?
no( ̄▽ ̄)
目安箱ですねっ?
noですよ♪(*'-'*)
その七不思議は有名ですか?
有名どころかもですねー
箱の中で何かが死んだりしますか?
no!
その箱には特殊な力がありますか?
yes!そんな七不思議でした
とび箱ですか?
no
箱は比喩ですか?
no
・・・筆箱?
no
箱の中に紙を入れたりしますか?
yes!! [良い質問]
ゴミ箱ですか?
no
弁当箱ですか?
no
ロッカーですか? [編集済]
no
投票とかしますか?
no
ご意見箱的なものですか?(・ω・`)
no
投票箱ですか?
no
いっぺん死んでみたりしますか?
yes!!そんな感じです!! [良い質問]
中に入れられた紙には何か書かれていますか?
yes!! [良い質問]
願いを書いた紙を入れるとそれを生徒会とかが実行してくれたような箱に「校長死ねばいいのに」と冗談のつもりで書いて入れましたか?
!?校長しねばいいのにyes!! [良い質問]
ですのて見たいに名前を書いた(紙をを箱の中に入れた)らその人が死ぬ箱ですか?
yes!! [良い質問]
校長は自殺しましたか?
yes!! [良い質問]
実際にその箱自体にはそんな能力がありましたか?
no!!では何故死んでしまったのか。
百葉箱?
no
そこには無かった筈のボロボロの箱があったら、願いを書いた紙を入れてごらん。地獄少女が(ry ですか?
no( ̄▽ ̄)
その箱を置いたのは校長でしたか?
yes!!ではその箱は何だろう?
その箱に入れた紙を校長先生が読みましたか?
yes!!
校長が生徒たちの声を聞く為に置いた箱。そこには「校長死ねばいいのに」と書かれた紙がぎっしり…… ですか?
no
七夕ますか?
no
「校長死ねばいいのに」と書かれた紙を校長が見て、ショックで校長は自殺しましたか?
yes! [良い質問]
箱の中には、女子高生好きの校長が入っていて紙を読んでしまいましたか?((((;゚Д゚)))))))
no( ̄▽ ̄)なるほどそういうアプローチがあったかw
誤爆なんて・・・しましたすみません!(o;TωT)o" [編集済]
(*'-'メ)許せる!
ポストですか?
んー、まあこれでいいかな?解説いきます!(*'-'*) [正解]
校長はその箱を生徒達を試す為に置きましたか?
no
七不思議:願いを叶えてくれる箱 現実:校長宛ての手紙を入れる箱 でしたか?
yes!! [良い質問]
ようせいさんがおねがごとをかなえてくれるはこだって言ってましたか?
ようせいさんはにんげんのようせいにこたえました(*'-'*)ってか
校長「最近わしのとこに来る手紙が全部「校長死ねばいいのに」……鬱だ。死のう」
(´・_・`)ひでえ
おー、ミーは「Kouchou shine」と校長先生輝いていまーすと書いたつもりでしたがまさかこーんな終わり方になるとはおもってませーんでした
多分頭の輝きを指摘されたと思って死んじゃったんだよ(´・_・`)
学校の七不思議が流行っていて、皆色々なところから仕入れた噂話を交換で話し合いながら楽しんでいた。
これはそのうちの一つなのだが。
"この学校には謎の小箱がある。
来客用の玄関のそばにぽつんと置いてある。
赤い塗装が長い年月をかけて剥がれ落ち、気味の悪い感じになったぼろぼろの箱。
噂では何故そんなものがそこに存在しているのか、教職員でさえ知らないそうだ。
そしてここからが怖い。
小箱に憎い人間の名前を書き込んだ手紙を入れる。
すると翌日、その人間は死んでしまうらしい。"
よくある話だが、こういう単純なものほどウケはよい。
私もこの話を聞いた時、すごく興味を示した。
確かにあの箱の存在は気になっていた。
面白半分に、なんだか試したくなっていた。
さあ呪う人間は誰にしようか。
特に死んで欲しい人間が周りにいるわけではない。
どうせなら影響力のある人間を死なせたほうが面白そうだ。
そんな小学生にありがちな短絡思考で考えた末、選んだのは校長先生だった。
今考えると決して悪い人ではなかった。
挨拶運動中には率先して校門前に立つ人。
何か落ち込んだ生徒がいたら、声をかけてくれる人。
とにかくいつも生徒一人一人を気にかけてくれる人。
要するにうざいのだ。
担任のように深く関わったわけではないし、別に情を感じることはなかった。
私はどこまでも残酷になれた。
"校長先生に死んで欲しいです。いつも善人面してるのがたまらなく嫌です。子供に対してあんなににやにやしているのはロリコン野郎に決まっています。うざいうざいうざいうざい。だから死んだほうがいい。……"
手紙を書き終わって、自分のやっていることが少しだけ恐ろしくなった。
でも本当にこんなことで校長が死ぬだなんて思わなかった。
もし誰かにこの手紙が見つかっても、名前は書かれていないのでバレる心配はない。
私は周りに誰もいないかきょろきょろしながら、小箱に手紙を入れ、すぐにその場を立ち去った。
翌日、校長は自殺していた。
突然の首吊り自殺。
原因不明、灰皿には紙が燃やされた後。
すぐに私は呪いの仕業だと気がついて、自分のやった過ちを後悔した。
やっぱりあの箱には不思議な力があったんだ、校長先生ごめんなさい、ごめんなさい。
そして名案を思いつく。
殺すことが出来るのなら、生き返らせることも可能じゃないかと。
"神様、校長先生を生き返らせてください。校長先生はすごくいい人なんです。……だからお願いします。生き返らせてください。"
手紙を書き終わるとダッシュで小箱のところに持っていった。
だがそこにはすでに小箱はなかった。
私は担任に何故なくなったのか聞いてみた。
「ああ、あの小箱かい?あれはもう必要なくなったから撤去したんだよ」
「必要がない?」
「うん。あれは校長先生用の宅配ボックス。あの方はいろんな人と仲良くなれる人だったから、毎日何十個も宅配物が届くんだ。わざわざ職員室で仕分けるのは面倒だし、校長先生に個人的な相談をしていた昔の生徒の手紙もあったから、専用ボックスを作ったらしい。まあ、あの方専用だから、もう、ね」
私はここで真実にたどり着いた。
「つまり、あそこに入れた手紙は……直接校長先生の元へ?」
「うん、そういうことだ。なんで急に死んじまったんだろうな?」
校長を殺したのは私だった。
「ところでその手に持っている手紙はなんだ?」
某然としていた私は、そのまま担任に手紙を渡してしまった。
そして校長先生を慕うピュアな生徒に私はなり変わり、美談は作られていった。
世の中は理不尽だ。
真実は闇に葬り去られ、校長の死は新たな怪談話として今現在語り継がれている。
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