三人は池のボートに乗ることにして、乗り場で暇そうにしていた係の老人に声をかけた。
料金を受け取った老人は、救命胴着や漕ぎ方などの説明をした後、三人を古いボートへ案内した。
「お父さんが漕ぎますね? じゃあ前に座ってください」
一人目、老人にそう言われた男がボートに乗り込んだ。
「お姉ちゃんはそこね」
二人目、小学生とおぼしき女の子が指された席へ座る。
「お母さんはこの席へどうぞ」
三人目、老人にそう指示された女は突然不安に襲われた。
指された座席は船体同様多少古びてはいるが、別段汚いわけでも釘が出ているわけでもない。
「お母さん? 気分でも悪いですか?」
女は怪訝な顔の老人に向かって首を振る。
灰色の空が映る池には何羽かの水鳥が浮かび、生ぬるい風がさざ波を立てていた。
そして母親はついぞそのボートに乗る事は無かったのだ。
さて、問題だ。
ボートに乗ろうとした女は、何故、何に不安を感じたのだろうか。
【ウミガメ】
女が不安を感じた理由に、老人の言葉は関係ありますか?
Yes [良い質問]
ボートに乗ろうとした女は実際、問題文の男の妻で、女の子のお母さんですか?
No [良い質問]
母親は、自分がボートに乗ると自分側にボートが傾き自分が太っていることがバレてしまうし、もしかしたら転覆してしまうかもと不安に思いましたか?
No メタボ体型ません
ボートに欠陥はありましたか?
No! ごく普通のボートでした
女は、ボートが沈むのではと不安になったのですか?
No
「お母さん」と呼ばれた女は、実際は年齢的にお母さんには見えないハズなのに、なぜこの老人は自分が女の子の母親であると見抜いたのかと思い、不安になりましたか?
No そうではなく…
別の席を指定されれば、女は不安を感じませんでしたか?
No! [良い質問]
女は殺されるかもしれないと思いましたか?
No
ボートには結局二人で乗りましたか?
No! [良い質問]
三人は皆血が繋がっていますか?
Yes 家族です
2より。問題文の男と女が、夫婦なのは合ってますか?
No
老人は女に向かって「お母さん」と呼びかけましたか?
Yes 女に向かって呼びかけました
2より。問題文の女の子が、女の娘なのは合ってますか?
No 女の子は女の娘ではありません [良い質問]
犯罪要素はありますか?
No
父親と娘二人で母親なんて最初からいないからですか?
No 母親はいます
女は、女の子の本当の母親の霊がここにいて、老人にその幽霊が見えているのではないかと思って不安になりましたか?
No なにそれ怖い
お母さんと呼ばれた女性は、子どもですか?
Yes 子供です [良い質問]
老人は女の背後にお母さんの霊を見ましたか?
No ((((;゚Д゚))))
弟も妹もいないのに、娘を「お姉ちゃん」と言ったからですか?
No 「お姉ちゃん」に深い意味はありません
自分はどう考えても母親の年齢ではないのに、老人がそう勘違いするという事は、老人はあまり目が見えておらず、船が大丈夫かどうかも怪しいと不安になりましたか?
No 船の心配ではなく…
1 「お母さんはこの席へどうぞ」という言葉によって不安を感じましたか?
Yes! [良い質問]
女は『お母さん』と呼ばれたことで、自分がお母さんに見える見た目なのかと不安になりましたか?
正解です [正解]
非現実要素はありますか?
No
女は老人が自分をお母さんと呼んだことで、老人の視力が極端に悪く、池で何かあっても助けてもらえないのではないかと不安に思いましたか? [編集済]
No
9より。結局家族は三人とも、ボートに乗らなかったのですか?
No 三人共乗りました [良い質問]
女はこれは三途の川だからボートに乗ったらあの世に行ってしまうと思って乗らなかったのですか?
No ごく普通の池、ボートです
女は身ごもっていますか?
No
自分が乗るとボートが沈むかもと不安になりましたか?
3より、Noです
今回登場するボートは1艘ですか
Yes
母親は一緒に出かけていなかったのでボートに乗ってない買ったのですか?
Yes! [良い質問]
私、JK!パパと妹と3人で公園まで遊びに来たの☆
でもボート係のおっさんから「お母さん」って呼ばれちゃってもう大変><
JKとおばさんの区別もつかないなんて信じらんない!
まさか私そこまでおばさん臭いわけじゃないよね?……ね?
次回、「母さんは家でお留守番」お楽しみに☆
【一行解説】
女は長女。母親と間違われたため自分の容姿に不安を覚えた。
「Goodスープ認定」はスープ全体の質の評価として良いものだった場合に押してください。(進行は評価に含まれません)
ブックマークシステムと基本構造は同じですが、ブックマークは「基準が自由」なのに対しGoodは「基準が決められている」と認識してください。