彼はとても優しい。
故に、彼は連続殺人鬼である。
どういうことだろうか。
【ウミガメ】

彼の職業は関係しますか?

一応yesとしておきます

彼はその行動が殺人となることをに気付いていますか?

薄々気付いてるとは思いますね。解説では曖昧です

彼は人間ですか?

はい。

彼は執事ですか?

はい。

彼は誰かにその命令をするように頼まれたり、命令されたり、または、その誰かのためになると自分が思った結果このような行動をしましたか?

はい。「誰かのために~」ですね [良い質問]

彼の主人のために殺人してますか?

いいえ。

つまり執事が主人のために何らかの行動をとることによって、大量の人が死ぬことになっているということですか?

一応yes. 多分語弊があると思います

殺す方法は重要ですか?

はい!! [良い質問]

彼は殺す相手のためになると思って殺人していますか?

はい! [良い質問]

場所は重要ですか?

あまり重要ではないかと。

彼の行動が死に繋がるまでの時間は短いですか?

はい。

彼に殺される人は主人の知り合いですか?

いいえ! としておきます [良い質問]

殺す方法に刃物は関係しますか?

いいえ。

この殺人は無差別ですか?

いいえ。

彼の主人は1人ですか?

いいえ! ミスリード注意です [良い質問]

殺される相手は犯罪をしていますか?

いいえ。

殺す方法は餓死ですか?

いいえ。

ゲームは関係しませんよね?

はい。

彼の主人は生きていますか?

いいえ!! [良い質問]

彼の主人は死んで→変わってを繰り返して複数になるのですか?

はい!

彼は主人になった人間を殺していますか?

はい!! [良い質問]

彼の行動は犯罪になりますか?

はい。殺人ですからね

死んだ主人の命令に従い続けてますか?

いいえ。死んだらそれっきりです

彼は主人になる人間を自分で選んでいますか?

いいえ。

殺す方法は家事と関係ありますか?

いいえ。

歴代の主人に共通点はありますか?

はい! 抱える悩みに共通点がありました [良い質問]

自殺に悩む人を殺していましたか?

いいえ。

死にたいと思っている主人でしたか?

いいえ。

執事の彼は、その忠実さと優しさにより、主人の悩みを解消するため主人を殺し、殺人鬼となってしまったのですか?

はい!! [良い質問]

その悩みに主人の性別は関係ありますか?

いいえ。

その悩みに主人の職業は関係ありますか? [編集済]

いいえ。

主人は退屈しましたか?

いいえ。

殺人になるか本人は曖昧ということから、彼は直接的に主人を殺したわけではないのですか?

いいえ。直接殺しましたが、彼には「殺した」という感覚よりも……

主人を思いすぎていたのですね?

はい。主人思いの良い執事です。が、ヤンデレではありません [編集済]

執事は有能でしたか?

いいえ! 失敗ばかりでsた [良い質問]

彼は主人を救ったと思ってますか?

はい。主人の悩みを解消してあげたと思ってます

彼は主人を海に流したり、空を飛ばしたり、なんらかの場所へ連れていきましたか?

いいえ。強いて言うなら寝室ですかね

彼はフワスチャンですか?

いいえ^^ お借りする勇気は持ち合わせてません

主人は不眠症でしたか?

はい!! [良い質問]

永遠の眠りですか?

はい!!

彼は主人に睡眠薬を過剰投与しましたか?

いいえ。少量でも……

睡眠薬を飲ませすぎましたか?

いいえ。

注射したなど、睡眠薬の使用方法が問題でしたか?

いいえ。睡眠薬ではありませんでした

ペロッこれは…青酸カリ!ますか?

青酸カリかどうかは分かりませんが毒ます! 解説行きます [正解]

毒薬を飲ませましたか?

はい!! 同じく解説行きます! [正解]
が、彼はとても抜けている。
皿やグラスは割るわ、干した洗濯物は吹き飛ばされ汚れるわ、ミスをしない日がないぐらいだ。
その所為で、彼を雇っている主は、必ず頭を悩ませる事になった。
ただ、彼は彼なりに精一杯やっていて、悪意が全くないので、誰も、何も言えなかった。
故に、主は心労と頭痛だけが残り、不眠症になってしまうのだ。
そんな時、主を心配した彼はよく眠れる薬だと言って、薬を主に差し出す。
彼は主思いの、とても優しい青年だった。
主はそんな彼の心遣いに感激し、彼からのプレゼントを有り難く頂く。
そして、次の朝死体が発見される。
彼の姿はどこにもない。
ただ、彼からのプレゼントだけが、主の枕元に転がっていた。
これで、何人目になるのだろうか。
彼はそんな事を思いながら街を歩く。
主を思ってあげたものが、主を殺してしまう。
恐ろしくなって、いつも逃げ出す。
彼は溜息を吐いた。忠実なんて、私には似合わないな、と。
彼は新しい雇い主の屋敷の前で立ち止まった。
気持ちを鎮めるため、深呼吸を一つ。
そして、彼はその屋敷のインターホンを押した。
彼の名は、E・サワークリーム。
その忠実さは狂気に由来するものか、それは彼にしか、いや、彼にすら分からない事である。
元ネタ
mothyさんの、「眠らせ姫からの贈り物」を元にしています。
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