あなたは金属製の部屋の中に閉じ込められた。
その部屋の天井から吊るされているのは、ミラーボール状の処刑兵器。
球体の電磁石に数百個の永久磁石入りの鉄の球が引き寄せてあり、電磁石の極を変えることによって、一気に反発する。
室内にいる人間や物を、一瞬で蜂の巣にしてしまう恐ろしい兵器だ。
そしてあなたを閉じ込めた男はゲームを仕掛けてきた。
もしあなたがこの兵器から生き延びることができれば、多額の報酬とともに家に返してあげると。
室内にあるのは木製でボロボロな机と椅子、そしてあなたの前にゲームをした男の死体のみ。
あなたの所持品は普段手ぶらで持ち歩いているものしかない。
※所持品については特に指定しませんが、なるべく現実的なものにしてください。
あなたは知恵を絞って、ここから生きて帰らなければいけない。
さてあなたならどうする?
この問題は出題者の解説を当てるものではなく、その問題に対しての皆さんの解決方法を評価し合おうという企画です。
解答終了後に雑談欄で討論を行い、参加者全員の投票で一位を決めさせていただきます。
審査基準は水平思考性と現実可能性です。
一位の方には次回まで「ラテ王」を名乗る権利を差し上げます。
また今回はラテ丸はありません。
まず皆さんには雑談欄で参加表明をしていただき、21時30分から参加表明の順に解答を書き込んで頂きます。
なんと今回は管理人さんのご好意により、全角333文字まで書き込めるようになりました!
納得できるかつ水平思考あふれる華麗な解答をお待ちしております。
出題者が今回のラテ王の発表と同時に解答例も出します。もし解答例と被った解答をした方がいれば……罰ゲームとなります。お楽しみに!!
【新・形式】
冬、厳しい寒さが襲いかかるモスクワ。私アイゼノビッチは何者かに誘拐された。
(中略)説明を受けた私は暫くテンパり、そして冷静になって考えてみた。犯人は単独犯だろう。経済力から考えて、永久磁石とは言っても、フェライト磁石(市販されてるやつ)を加工したものではないだろうか。
私は、メロン大のミラーボールを見ながらそう思った。うん、びっしり埋め込まれた玉が気持ち悪い。
仕方ないなぁ、生きるためなら。と寒さを我慢して私はもっこもこに着込んだ服を靴以外全て脱ぎ、蜂の巣(笑)をそれで包み込んだ。
もっこもこだし、フェライトだし、まあ貫通しないだろう。多分。
凍死しそうだが、まあ部屋の中だしいいや。(続く)
回答はまだです。
暫く時間が経つ。一向に玉が飛ぶ気配はない。 私は一つの仮説に至った。もしあれが、時間指定により流れる、録音された声だったならば。 時間が経つにつれて、仮説は核心へと変わっていく。 そういえばこの近くで停電があったらしいな。つまり、この男は、最終確認をしに来た時に偶然ぶち当たっちゃった……真犯人? 私を殺した後の、別の奴へのメッセージだったのか……? その時、突然扉が開いた。 「何やってんだ。裸で」 「セリヌンティウス!」 来た友人によると、偶然丁度良い空き部屋を見つけたから、サプライズパーティーの会場にしようとしたらしい。 「え? 死体? 本物だったのか?!」 ……こいつ、馬鹿だ。 しかしそれ以上の馬鹿だと見られた私は、友人たちの間で暫く全裸伝説が消えなかったのは言うまでもなかった。(完) [編集済]
恥ずかしいwまさかのサプライズだった(*゜-゜*)
男は言った。「生き残る気はない、何も考えられないからな。だが、せめてなら、そちらも全力で私を殺してほしい。その兵器の全力を見せてくれよ。」
「ほぅ、この兵器の全力を見たいのですか?ならば、電圧を上げましょう。」
男はニヤリと笑った。次の瞬間、鉄球はボロボロと落ちてきた。
「ふはははは!予想が当たった!体すら貫通する程の磁力が掛かっているんだ、さらに電力をかけてしかも二度も使おうとすれば、私が死ぬ前にコイルが死ぬことは明白!メンテナンスが甘かったな!」(完)
[編集済]
なるほど(*'-'*)相手を挑発したか
私はジャケットのボタンを押した。その信号を軍事衛星がキャッチし、国防庁の電脳対策班へのサインとなった。直後室内が真っ暗になる。電脳対策班により、周辺一体の電力が切られたのだ。
暗闇の中に、無数の金属音が響き渡る。
「お前の素性は特定されている。ご自慢の兵器もこのザマだ。あと300秒後に特殊武装班がお前を取り押さえるだろう。年貢の納め時だ。」
こうして、某国の連続人さらい事件は幕を閉じた(終)
カッコイイ(*'-'*)24っぽい設定になった
男はまず、死体とボロ机と椅子をバリケードのようにしてみた。何だか安心するからだ。そして、頭のかつらの間から小型爆弾を出し、ミラーボールに投げつけ設置。服の中からスイッチを出し爆破する。(かつらが飛んで終)
ほほー(*'-'*)ミラーボールを破壊するのか
これほどの機材、そろえるにはそうとうの金がかかるはずだ。
しかし私の友人にそんな金持ちなんていない。いや・・・
おそるおそると前回の挑戦者であろう死体の男の顔を見た。
「こいつ・・・まさかっ!?」
その顔をみたとたん、私は立ち上がり机に向かって歩き始めた。(続)
回答はまだです。
兵器の球は永久磁石が入っている球体なので、少しでも軌道をずらしてやれば、回転して逆の極(反対側)で電磁石の方に引きつけられるはず。
電磁石の反発を利用している兵器なら、発射直後の弾速は遅いはずなので、机に乗って、ミラーボールに近づき、椅子or死体を盾として(出来れば密着)発射を待つ。
発射された球は、盾にぶつかるなり、めり込むなりして軌道がずれて回転し、反対側からミラーボールの方へ吸い寄せられて戻っていく。
とりあえず一発防げば、磁力を持つ球は金属の部屋にくっ付くはずなので、この兵器からは生き延びることができる。 (終)
敢えて近づくことで最小限の被害に抑えるか(´・ω・`)b面白い
「制限時間は一時間だよ(*'-'*) 一時間後生きていたら 君の勝ち」
それっきり声はしなくなった。
スマートフォンに部屋の鍵、チューインガム。
自分が持ってるものはせいぜいこれぐらい。
部屋を見渡してみても、有効な解決策になりそうなものは何もなかった。
これじゃゲームにならない。一方的な虐殺だ。
俺はやけになって、むしろ逃げるもんかと蜂の巣の真下に机を置き、どっかりとあぐらをかいて座った。
そして残り10分になったとき、かすかに外から音がするのが聞こえた。
雨と雷。カーン と音がして、部屋を照らしていた電気が消えた。
窓なんかないから真っ暗だ。
どうやらこの建物に落ちたようだ。
少しすると明かりが戻った。(続く)
回答はまだです。
「…君の勝ちだよ。さっきの落雷で電極を入れ替えるマシンが壊れちゃったみたい」
がちゃりと音がして、部屋の鍵が開いた音がした。
最初に言ってた”報酬”とやらを差し出す研究員に目もくれず通り過ぎて外へでた。
周りは一面田んぼで、ポツンとたってる金属製の建物。
そりゃ雷もここに落ちるはずだ。
通り雨があがって虹が出ている空を見上げて、俺は神様という存在に初めて感謝するのだった。(終)
なんという幸運(*'-'*)
私はダメもとで考えた。スモーカーの私は常に手元にライターを置いていた。何とかパチンコ玉を燃やしきれないだろうか?必死にトライしてみるが燃えるどころか説ける様子も無い…そう思った矢先に何故かパチンコ球が床に落ちてしまった。!?と思ったが時間が無い、出来るだけ多くの玉を落とすんだ!そうやって何とか蜂の巣状態を避けられるスペースを確保した。
(^∀^)説明しよう!常磁性物質においては、 その物質の磁化は、(ほぼ)かけられた磁場に正比例する。しかし、もし物質が熱せられていると、この線形性は消失する: 一定の磁場については、磁化は(ほぼ)温度に反比例する(Wikipediaより)。簡単に説明すると、磁石にある程度の熱を帯びさせると磁石として機能しなくなるのだ!(完)
化学的な側面から行ったか(*'-'*)スマートだ
・・・ミラーボールのスイッチを切ると磁力を帯びたパチンコ玉が壁に一気に吸い寄せられる。つまり、パチンコ玉の磁力をなくせばいいということか。いや、こんな強い磁石だ。壁だって磁力を帯びているだろう。
上手くいくかはわからないが・・・・私は自分の着ていた服をミラーボールに巻き付け、更に死体を壁にもたれかけるように座らせた。そしてポケットからライターを取り出しそれぞれに火をつけた。そう、磁石は火で熱することによって磁力を失うと聞いたことがあるからだ。完璧に失わすことは出来なくても弱めることができれば・・・そして火が燃え尽きるとミラーボールと焼き焦げた壁の間に机と椅子でバリケードを作りその間に身を潜めた。
回答はまだです。
ついにその時はやってきた。鉄と鉄が激しくぶつかり合う音がする。
・・・部屋に静寂が戻る。私は固く瞑ったままの目をゆっくりと開けた。痛みはない。助かったんだ!
手に握りしめたライターを見て私は小さくつぶやいた。「禁煙失敗していてよかったよ」【終】
あらさんと結婚おめ(*'-'*)だがかっこいい
一番衝撃の少ない場所は殺人ボールから一番離れている所、つまり部屋の角。
そこに、死体、机、椅子と重ねて行き、最後に自分の手足と前に出し、頭と胴を守るように固まる。
このゲームの勝利条件は「生きる」事、幸い生きていれば他の肢体が負傷しても、貰える報酬とやらで治療できる。
が、これだけでは心細いので念のためにあることを実行する。
難しい事はわからない、電磁石の仕組みなんぞ知らないが、一つだけ疑問に思っていたことがある。
この殺人ボールは電気で作動する、つまり水に弱い。
返り血ぐらいの水分ならいいかもしれないが、大量の血を掛けたらどうなる?
箱型の部屋で全体に玉が飛んでくるという事は、この殺人ボールは部屋の真ん中に位置しているはず・・。
机の上に椅子を起きそこに立つと、ミラーボールに手を付ける事ができた。
男は持っていたウォークマンのイヤホンを使い、死体をミラーボールにかぶせるようにして結んでいった。
幸いまだ血は流れている、水に弱いのなら作動した時にショートするはず、チャンスは殺人ボールが作動した時・・!
男は部屋の角に戻り、念のためにボロボロの木製の机と椅子を重ね、目をつむった。
Fin
死体を使うのは面白い(*'-'*)
彼は閉じ込められてしまった。結構広い部屋に。室内には何十個ものボロボロな机、椅子がある。彼は部屋の隅(実在の人物・団体・事件などとは一切関係ありません)にその大量の机と椅子を何重にも重ねて積み上げ、バリケードを造り上げた。流石に勢いのついた鉄球もこの分厚い板は超えられなかったようで、彼は無傷で助かる事ができた。すると、すぐに声が聞こえてきた。
「ふふふ、この処刑装置から逃れるとは。流石だね、ロバート?」
「何故俺の名前を!?」
犯人は何故彼の名前を知っていたのか?来週日曜日9時~9時3分、全ての謎が明らかになる! (完)
確かに一個づつとは言ってないもんねwなるほどー(´・ω・`)
お腹がすいた…ということでご飯を食べようとした私は箸がふわネットふわたの遠赤外線ほっかほかふわふわレンジでチンお箸であることに気が付いた。これははんだこてとして使える強力な物だ。私は机の上に椅子を載せ、お箸をミラーボールに押し付けた。どんどん溶けて円に近くなるミラーボール。さらに磁石の力が足り無いあたりの鉄は下へ流れ落ちた。夢中で作業を進めていた私は、とうとう完全な球体のミラーボールを完成させた。さらに下に流れ落ちた鉄の中に隠れていた永久磁石も溶かして威力を下げることに成功。球体はとっても刺激に強いんだZE !そういった私は生き残って家に帰り納戸の中のせんべいを食べられたのである。めでたしめでたし(終)
私の過去問見なきゃわからんwでも好きです(*'-'*)
私は辺りを見回してみた。 箱状の部屋、天井に吊るされたミラーボール。 そこである可能性に気づいた。 壁の上の方と下の方ではミラーボールからの距離は違う・・・床に近い方が少し遠いのだ。 もしかしたら、玉が当たる時間も違うのではないか? 私はそのかすかな時間差に賭ける事にした。 まず壁際に机を運び痛み具合を調べる・・・まだ、人1人ぐらいなら乗れそうである。 以前の襲撃で空いた穴に指を入れて、出来るだけ体を低くしながらその時を待つ。 そして、天井近くの壁に玉の当たる音がした瞬間、全身全霊の力を腕にいれて机の上に倒立!した。 ビシッビシッ 間一髪、私の頭の下を玉が通過した。 腕にはかなりのダメージを受けたが、命に別状はない。 そして、私は多額の報奨金と共に家に帰ったのだった。 終 [編集済]
色々な要素を使っている面白い解答ですねー(´・ω・`)
私はポケットを漁ったが、爪切りしかなかった。だが、それがどうやら生かされそうだ。
声はミラーボールが電磁石だと言っていた。電磁石ということはつまりどこかにあのミラーボールに電気を供給している導線があるに違いない。それさえ切ってしまえばゲームは終わる。普通は…直結しているはずだ。
机を動かそうとしたが動かなかったので、仕方なくそのまま位置の椅子と机を重ね、その上に立ち、ミラーボールを吊り下げている鉄の棒と天井との接合部を見た。予想通り。接合部はネジで固定されている。それを外すと…さらに細い鉄の棒が出てきただけだった。外したのはカバーに過ぎなかったようだ。その様子に堪え切れなかったのか、部屋にはソフトークの含み笑いが響く。(続)
回答はまだです。
冷静になって考えると、金属だらけの部屋に置かれる木製でボロボロの物体に違和感を覚えた。木製でボロボロの物体と金属の物体の違い。それは……この身で破壊できるかどうかだ。それにこの机は床に固定されている。なにかあるはずだ。私は体当たりを繰り返した。それでも壊れなかったので、男の死体を繰り返し投げつけて、机を破壊した。よく見ると、机の脚に隠れていた場所に導線が見えた。 私はそれに飛びつくと、爪切りで切断した。 ドアの解錠の音が聞こえたかと思うと、私は意識を失った。(終)
おお、動線の破壊か(*'-'*)結構凄いと思う!
あなたはポケットから瞬間接着剤を取り出した。
そして"蜂の巣"の真下で、自分に当たりそうな球を接着剤で固定した。
その30秒後、数百個の鉄の球は拡散していったが、あなたには一つも当たらずに生き延びることができた。
「……という奴が前にいたんだよ。もし君が同じことをやるんだったら、研究対象にはならないから処刑させてもらうけど、構わないよね(*'-'*)」
ということでお疲れさまでした!
今回のラテ王を発表します!
なんと……
白鳥さんでした!!
みんなの盲点を突いたいい解答でしたね(*'-'*)
さんでした!!
そして罰ゲームは……
いませんでしたー(´・ω・`)残念
皆様ご参加ありがとうございました!!
投票したときに→『斬新さがいいと思いました!(きのこ)』みたいな感じにかくと、回答者さんにも喜ばれると思います。[編集済] [19日22時08分]
[編集済] [19日21時45分]
[編集済] [19日21時28分]
1:アイゼンさん
2:部屋の隅さん
3:usuiさん
4:haieruさん
5:フルクロウスさん
6:ディダムズさん
7:あこさん
8:あらすとるさん
9:みったんさん
10:ウセグイさん
11:白鳥さん
12:村崎トーワさん
13:ブルドックさん
14:エノクさん
【熱狂的なウミガメファン】
えびせんさん
うみねこさん
【冷やかし】
きのこさん
【ラテ王の選考基準】
水平思考性と現実可能性
【注意】
あとがつかえるので、#red#書き込みはテンポよくお願いします。#/red#
また解答の最後には(終)など、終わったことが分かるような工夫をお願いします。
投票は3票まで
投票の際、自分の名前をコメント欄に書きこむようにしてください。
【投票所】
http://v.yapy.jp/vote/1366/ pass:game
投票は22時40分までです(*'-'*)b
「Goodスープ認定」はスープ全体の質の評価として良いものだった場合に押してください。(進行は評価に含まれません)
ブックマークシステムと基本構造は同じですが、ブックマークは「基準が自由」なのに対しGoodは「基準が決められている」と認識してください。