少し話を聞いて欲しいんだ。
最近どうも、彼女の様子がおかしいんだよ。
俺の考えすぎなのかもしれないんだけどさ。
ひょっとしたら浮気しているのかも、と思って色々調べてみたけど、そんなことはなさそうだったし……。
もしかしたら彼女にあの事がばれたのかもしれない。
この間なんて、「一緒にいるのはもう駄目なの!」とかなんとか言われちゃったよ。
だとしたらこの辺で俺は身を引くべきなのかもな。
結婚を前提に付き合ってて同棲までしてるから、別れたくはないんだけど……。
彼女が悲しむようなことはしたくない。
俺は、どうすればいいと思う?
初亀夫君。皆様ありがとうございました。
こんばんは。年齢・お名前・趣味などの自己紹介をお願いします。
亀山亀夫、23歳、趣味は…ジグソーパズルかな?おっさんくさい、ってよく言われるよ。
どのように様子がおかしいのでしょう?
様子?彼女の様子か?よそよそしくなったな。
彼女の浮気を疑った理由を教えて下さい。
最近、妙に俺に対してよそよそしいんだよ。話しかけるのをためらったり、俺の顔色を伺ったり。 [良い質問]
「あの事」ってどんなことでしょう?
俺の抱えてる秘密さ。 [良い質問]
彼女から話を聞くことはできますか?
できると思うけど、ちょうど彼女、出かけちゃってるんだよなあ。
彼女の様子がオカシイのはいつ頃からですか?
恐らく半年程前からだと思う。
あなたに何か彼女に対してやましいことがあるのではないですか?
うーん、心当たりはないんだけどな…。 [良い質問]
彼女について教えてください。年齢、名前、職業などなど。答えられる範囲で良いですから。
名前は海野亀子。年齢は23で普通のOLだな。クレープやアイスクリームを食べるのが下手。でもそこが可愛いんだけどね。
亀夫さんの御職業は?
しがない会社員だよ、安給料のな。
同棲ということは、携帯電話や郵便物なんかも、その気になればお互いに見ることができる状態ですよね?
ああ。見ようと思えばいつでも見れる。
「浮気を疑った」ということは相手がいるはずですが、心当たりはありますか?
それが、全然ないんだよ。態度がおかしいから友人関係探ってみても、それらしい男はいないんだ。 [良い質問]
もし「あの事」がバレたんだとしたら、彼女は亀夫さんに対してよそよそしくなる可能性が高い、とお考えですか?
まあよそよそしくはなるだろうと思う。
これは大事なことなので、ハッキリさせておきたいんですが、亀夫さんは彼女のことを誰よりも愛していると言えますか?
もちろん、愛してるに決まってる!!他のどんな男よりも、俺は彼女を愛してる!
彼女と生活リズムは合っていますか?
俺はあまり彼女と生活リズムは合っていないな。 [良い質問]
差し支えなければ、「あの事」について詳しく教えて頂けませんか?貴方のお悩みの解決のためには必要かもしれません。
「あの事」、って? [良い質問]
彼女さんとはいつ、どこで知り合ったのですか?
確か大学のサークルだったと思う。話してみたら気が合ったんだ。
彼女とはよく家で顔を合わせますか?
うん、なるべくご飯は同じ時間にとるようにしてるからね。 [良い質問]
海野さんの仕事はなんです?夜勤とか多いのかな
会社勤めでいつも定時に帰宅してるよ。
「一緒にいるのはもう駄目なの!」というセリフは亀夫君に向けられたんじゃなく、黒豆とピーナッツを一緒に煎らないでという懇願だったんじゃないかな?
く、黒豆とピーナッツを一緒に煎ったことはないから、違うと思うけど……。
もう一度聞きます。「あの事」について教えてくださいませんか?
あまり人には言いたくない事なんだ。特にあいつには……。 [良い質問]
もう一度聞きます。「あの事」について教えてくださいませんか?(意図的連打です) [編集済]
だから、「あの事」って、何のこと? [良い質問]
(偶数に当たることを祈る)あなた、多重人格者ですか?
!ばれちまったか…。そうだよ。 [良い質問]
20個ほど質問に答えた記憶はありますか?
あれ、まだ10個と少しだったと思うけど……。 [良い質問]
問題文の偶数行がアナタのセリフで、奇数行がもう片方のアナタだと思っていいのですかね?
ああ。 [良い質問]
あなた多重人格ですよ。いや二重人格かな。 [編集済]
急に何言ってるんだ、俺が多重人格? [良い質問]
問題文の相談をしてきたのはあなたですか? [編集済]
いや…俺は「話を聞いてほしかった」だけだ。
(奇数だったので編集)亀夫さんの周辺で変わったことはありませんか?彼女と無関係のことでいいんですが。 [編集済]
変わった事……そういえば、最近、ちょくちょく部屋の中の物が移動してたな…彼女が動かしたんだと思ってたけど、……。 [編集済] [良い質問]
(偶数ゲット)「身を引くべき」と言っているようですが、身を引くことができるんですか?差し支えないなら身を引いてもいいとは思いますけど。 [編集済]
身を引くのはいいが…。今俺が身を引いてもまた新しい人格ができないとは限らない。それだけが少し心配だな。 [良い質問]
もうひとりのあなたは 話を聞いてほしかった そうです
もう一人の、俺……? [良い質問]
精神科などの専門家には相談していますか?彼女との関係も大事ですが、まずは貴方自身の問題を第一に考えるべきだと思います。 [編集済]
主人格はあっちの俺だからな。できることなら精神科にかかった方がいいのは分かっているんだが…。
問題文の相談をしてきたのはあなたですか?
あ、ああ。彼女の態度がおかしかったから……けど、もしかしておかしかったのは、……俺? [良い質問]
(偶数でした)では、もう1人の人格さん、あなたの自己紹介をお願いします。名前と、自分で認識している年齢、それから趣味。 [編集済]
名前はカメタ。あっちの俺が幼い頃にはもう自覚はあったな。今よりも出てくる頻度は低かったが。趣味はジョギング。引きこもってパズルばっかりやってるあっちの俺が太らないのは俺のおかげだ。
今まで、不自然に記憶が抜け落ちていたり、言ったはずのないことを言ったと周りから言われたことはありませんか? [編集済]
言われてみると……ただの物忘れだと、思ってたんだけど……。 [良い質問]
(偶数さんでした)カメタさん、あなたが生まれたキッカケって、何かわかりますか? [編集済]
両親の激しい夫婦喧嘩かな。あっちの俺は未だに両親が離婚した理由を分かっていないらしい。
(確率はいつも1/2だし)あなたは以前、なにかとてもツラい思いをしたことはありますか? [編集済]
うーん、あんまり無いと思うけど……。
主人格はもう一人の方ですかね? [編集済]
ああ。だから身を引くべきは俺なんだ。
まあ信じられないのも無理はありませんよね ちょっと待っててくださいね
あ、ああ……。正直、頭が混乱してる……。
びっくりしてますよ もう一人のあなた 何かメモでもして存在を伝えたらどうです?
そうだな…。ありがとう。 [正解][良い質問]
多重人格のこと、彼女に話してみてください。もう1人の人格であるカメタさんは身を引く、消えることを考えています。だから、もうそれほど恐れるものはないと思うのです。 [編集済]
わ、わかった……彼女がよそよそしかったのは、俺のせいだったんだな……。 [良い質問]
少し話を聞いて欲しいんだ。 俺の考えすぎなのかもしれないんだけどさ。 もしかしたら彼女にあの事がばれたのかもしれない。 だとしたらこの辺で俺は身を引くべきなのかもな。 彼女が悲しむようなことはしたくない。 あなたはこう言いましたね? [編集済]
ああ。そうだ。 [編集済]
俺はずっとお前と一緒だった。
だが医者にかかってちゃんと治せ。
彼女を泣かせるな。
彼女はあなたの中に二人いると気付かれたんですかね?
そうだったんだな、俺の、俺たちのことに気付いちまったから、彼女はよそよそしかったんだ……。 [正解]
カメタさん、秘密を抱えてアナタもつらかったと思うのです。もしできれば、1回彼女と「カメタ」としてお話ができるといいですね。アナタも彼女が好きだったのでしょう? [編集済]
!まさかそこまで見抜かれるとは…。最後に挨拶くらいはするつもりさ。 [良い質問]
もう一人のあなたはカメタというそうです 彼はあなたと話がしたかったのかもしれません
そうかもしれない…彼には、悪いことをしたな……。
最近どうも、彼女の様子がおかしいんだよ。
ひょっとしたら浮気しているのかも、と思って色々調べてみたけど、そんなことはなさそうだったし……。
この間なんて、「一緒にいるのはもう駄目なの!」とかなんとか言われちゃったよ。
結婚を前提に付き合ってて同棲までしてるから、別れたくはないんだけど……。
俺は、どうすればいいと思う?」
結婚を前提に付き合っている彼が、ネットでそう相談しているのを私は見ました。
彼に浮気を疑われていたのにはショックを受けましたが、無理もない話でしょう。
確かに私はここ最近、彼に対してよそよそしくなっていましたから。
私は彼を、二面性のある性格だと思っていました。
でも違ったんです。
彼は、二重人格者だったんです。
もちろん私は彼を愛しています。
けれど、もう一人の彼が……いえ、どちらの彼も、私を愛してくれています。
でも、それがまずかったんです。
もう一人の彼は、自分の主人格に対して嫉妬するようになってしまいました。
私は、彼に病院へ行って適切な治療を受けてほしかった。
二人の彼が一緒にいるのは、もう駄目だと思ったんです。
だけど私が二重人格の事に気付いたともう一人の彼が知ったら、何をするか分からなくて……。
彼が自分でそのことに気が付けて良かった。
皆さん、ありがとうございました。
「少し話を聞いて欲しいんだ。
俺の考えすぎなのかもしれないんだけどさ。
もしかしたら彼女にあの事がばれたのかもしれない。
だとしたらこの辺で俺は身を引くべきなのかもな。
彼女が悲しむようなことはしたくない。
…………俺が不器用なばっかりに迷惑かけたな。さよならだ」
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要約解説
彼は二重人格者だった。
彼女の態度がよそよそしいと思っていた主人格はそのことを知らず、
彼女に二重人格であることがばれたかもしれないと思った人格は知っていた。
※彼らは交互に出てきているため回答に矛盾が生じる可能性あり。
※偶数の彼は「話を聞いて欲しい」だけなので、奇数の彼の悩みを解決する事が重要。
※FA条件は、主人格に自分が二重人格であることを気付かせること。
「Goodスープ認定」はスープ全体の質の評価として良いものだった場合に押してください。(進行は評価に含まれません)
ブックマークシステムと基本構造は同じですが、ブックマークは「基準が自由」なのに対しGoodは「基準が決められている」と認識してください。