「そう、少しも会えないの……。ううん、私は平気よ」
「大丈夫だ、すぐに戻るよ。愛してるよ、ハニー」
「ええ、もちろん、愛しているわ、ダーリン」
男と女は、互いに電話をかけ、以上の会話をした。
しかし、男と女は隣同士の部屋におり、あろうことか電話を切った数分後には再会していた。
なぜだろう?
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この問題は、以下の和歌に着想を得ています。
「難波潟 みじかき芦の ふしの間も 逢はでこの世を 過ぐしてよとや」(『新古今集』恋一・1049)
【ウミガメ】
十九首目。
浮気要素はありますか?
no
登場人物は男と女の2人だけですか?
No ですが具体的な人数の特定は必要ありません [良い質問]
仕事の内容は重要ですか?
Yes ミスリード注意かもです [良い質問]
男と女が再会したのはたまたまですか?
No [良い質問]
本人達は再開を予想していませんでしたか?
No むしろ予定通りでした [良い質問]
電話をしていた時,2人は数分後に再開できることを分かっていましたか?
yes
多重人格は関係ありますか?
no
女の仕事は重要ですか?
yes ミスリード注意かもです
劇中劇はありますか?
no
男が女に電話をかけましたか?
yesno どちらでも構いません
この二人は実際に顔を合わせたことがありますか?
yes
再会したときは男と女という関係ではなく仕事上の関係で再会しましたか?
Yes [良い質問]
「しばらく会えなくなる」のは男と女がお互いに会えなくなることを意味していますか?
yes
糸電話で遊んでいますか?
no
ドラマの撮影では、同一登場人物、同一の場所で撮れるシーンはまとめて撮影するからですか?
no
個人的な用事では会えない状態になりますか?
no
その会話を誰かに聞かせることが前提の電話ですか?
Yes! [良い質問]
犯罪関係しますか?
Yes ミスリード注意かもです [良い質問]
やっぱり浮気ですね?
no 浮気なんて松神さんくらいしかしませんよ(´・ω・`)
ストーカーを釣りましたか?
no
2人が会うと都合の悪い人がいますか?
Yes [良い質問]
電話、盗聴されていましたか?
No 「盗」聴ではなく… [良い質問]
18 アリバイを作りましたか?
no
18 男と女、片方は警察官ですか?
No どちらも違います!! [良い質問]
スパイは関係ありますか?
Yes!! [良い質問]
捜査機関の秘密録音ですか?
no ですが近付きました
17 22 男と女、それぞれが、それぞれの部屋にいる人へこの会話を利かせることが目的ですか?
Yes!! それも目的の一つです! [編集済] [良い質問]
男と女は夫婦ですか?
No [良い質問]
男と女が犯罪のパートナーで、警察に聞かせるためにこのような話をしましたか?
前半のみYes [良い質問]
再開した後何をしたかは重要ですか?
yes ですが解答要素ではありません
隣の部屋、とは社内ですか?
yes ミスリード注意かもです
25 男も女も、両方ともスパイですか?
Yes! [良い質問]
人死にますか?
yesno どちらでも構いません
男女がスパイで、スパイ対象が尻尾を出しやすいように恋人との電話を装いますか?
Yes! あとは「再会」について言及お願いします! [良い質問]
25 29より、男と女の犯罪とは国家機密漏洩ですか?
yes
普通に待ち合わせすると、いつ誰に聞かれるか分からないので、暗号としてこのようなやりとりを予め設定していましたか?
no
スパイ対象とこれから外出するということを電話でこっそり伝えましたか?
no
「再会」=首尾よく行って任務完了、ですか?
Yes! まとめていただけますか? お手数おかけしてすみません… [良い質問]
男女はスパイ。恋人との会話を装った電話でスパイ対象に警戒心をとかせる。そのままスパイ対象から機密情報を聞き出して、仕事を終えた男女は合流する、ですか?
Yes! 正解です! ありがとうございます! [正解]
どうやら機密データを狙ったスパイらしかったが、すぐに捕らえられ、別々の隣り合った部屋に監禁された。
いよいよ殺されるその時、彼らは「最期に愛する人へ別れの電話をしたい」と申し出た。
余計なことを話せばすぐに殺すことを条件に、見張りたちは許可を出した。
そして、問題文の通り、彼らは電話をかけた。
しかし、見張りたちは気付いていなかった。
彼ら2人が、共犯であるということを。
彼らはそれと悟られないように互いに電話をかけ、さも別々の誰かと話をしているように見せかけて、合図を送っていた。
男は言う。
逃走する準備ができたかを問う、「ハニー」という言葉を。
女は応える。
任務を終え、逃走可能だと伝える、「ダーリン」という言葉で。
電話が切れた、きっかり3秒後、2人は動き出した。
数分後、ほぼ同時に部屋のドアが内側から蹴破られた。
「遅かったじゃないか、ハニー?」
「誰がハニーよ…!
…ほら、早く行くわよ、豪華なお迎えがいらしてるわ」
「ほう、ならばこちらももてなしてやらねばならないな。
背中は預けたぞ、ハニー」
「そうこなくっちゃ。
もちろんよ、ダーリン」
真の戦いの火蓋が、切って落とされた。
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