アタシはお隣さんに用事があるから、アンタ若菜摘んできてくれるー?」
女にこう頼まれた男は、若菜(春の七草)を摘みに出掛けた。
しかし、摘んでいる最中に雪がちらついてきてしまったので、急いで残りを摘み終えて帰宅した。
ところが、帰った男の姿を見た女は、大変怒った。
なぜだろう?
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この問題は、以下の和歌に着想を得ています。
「君がため 春の野に出でて 若菜摘む 我が衣手に 雪は降りつつ」(『古今集』春・21)
【ウミガメ】

十五首目。松神さんにネタを頂いたことを書き漏らしておりました。申し訳ありません…

服についた雪は家にたどり着く前にとけましたか?

yes

女が怒ったのは男が摘んできた若菜が期待通りのものでなかったからですか?

No [良い質問]

急いで残りを摘まなければ怒られることはありませんでしたか?

Yesno 場合によります [良い質問]

男は若菜という名の女性を摘んで来たからですか?

no チャラ男ません(´・ω・`)

人死にますか?

no

男は本当に若菜を摘んで帰宅しましたか?

yes

摘む=つまむと読み、つまみ食いを怒りましたか?

no

雪は人名ですか?

no

女は、男の姿のある部分を見て怒りましたか?

No [良い質問]

男の衣類は関係ありますか?

no

急いで摘もうとしたために男は無茶をし、それを察した女は男を心配して怒りましたか?

no

雪ではなく小雨だったら怒られませんでしたか?

No むしろそちらの方が問題文には適しています [良い質問]

今後ように残す分迄若菜を積みすぎたからですか?

no

若菜は女に渡されましたか?

yes

若菜が濡れていたのが怒る原因だったのですか?

No [良い質問]

どこからか傘をかっぱらってきていたので怒りましたか?

No ですが近いです! [良い質問]

なぜか濡れていない男に「どっかでさぼってた?」と怒りますか?

no

濡れていないから怒ったのですか?

No ミスリード注意かもです [良い質問]

摘んだ若菜の量は関係しますか?

一応yes ですが解答要素には含まれません

こんな短時間にこんなにとってこれるわけないじゃない。買ってきたか盗んできたか…ずるしたわね!ますか?

No ですが「早く帰ってきた」重要です [良い質問]

男が帰ってくる前に女も帰っていましたか?

Yesno そもそも… [良い質問]

男は雪によって濡れていましたか?

yes

帰ってきた男の持つ若菜を見て、女は怒りましたか?

No 女は若菜に関して怒ったのではありません [良い質問]

男は帰宅したとき、濡れていましたか?

yes

他に重要な登場キャラクターはいますか?

no

舞台は現代日本で成立しますか?

yes ですが成立しにくいかもです

女がお隣さんとこに出かける前に男が帰ってきましたか?

no そもそも…

女の怒りは傍から見ても正当なものですか?

yes 但し怒った理由は私的なものです

女は男が外出している間に、男に内緒で何かをしていましたか?

Yes 外出している間ではありませんが、内緒で計画を立てていました [良い質問]

女も濡れましたか?

no

女は家でちょっと休憩しようと男を家から追い出したのに、予定より早く帰ってきてこちらの予定がだいなしじゃないのよ!ますか?

no

浮気現場を目撃された女の逆ギレですか?

no

女は雪をしのげる道具(例えば傘)を持って出かけましたか?

Yes というか「そのつもりでした」 [良い質問]

帰ってきたらサプライズパーティしてやろうと思ったのに早く帰ってこられておこですか?

no

女は男のサプライズバースデー計画をしていましたか?

no

本来は若菜をとる場所に女が男にみせたい(とらせたい)ものがありましたか?

no
女は雪が降るであろうことも、男が傘を持っていかなかったことも知っていました。

相合傘したかったですか?

Yes!! 正解です! [正解]

男は若菜摘みになにか道具を持って出かけましたか?

no

本来は雨除け用の笠を男が若菜を摘むために持って行ってしまいましたか? [編集済]

no

女は男に若菜摘みを頼んだ時点で、このあと雪が降り始めることを知っていましたか?

Yes [良い質問]
「は!? なんや帰ってきたらアカンのかいな!?」
「ちゃうやん、雪降ってたのになんで雨宿り(?)してけーへんかったんよ!!
迎えに行こ思てたのに…」
「やったらなんで傘一本しか持ってへんねん」
女はうつむき、ぽつりぽつりと話し出した。
最近は男の仕事が忙しく、ろくに一緒に過ごせなかったこと。
わざと若菜を買い忘れておき、さもたまたま切らしていたかのように振る舞ったこと。
お隣さんに用事があるというのは嘘で、「用事ついでに迎えに行った」という名目で傘を一本しか持たずに迎えに行くつもりだったこと。
敢えて両手が一杯になる量の若菜を頼んだことで、男が傘を持たずに出掛けるように仕向けたこと。
全てが、女の「相合傘がしたい」という目的のために仕組まれていたこと。
全てを聞き終わり、男は雨宿りをしなかったことも、仕事で女に構ってやれていなかったことも、後悔した。
そして、これからは家族を大切にしようと心にきめたのだった。
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