交番に届けても貰い手はいないだろうしなぁと思いながらページをめくると千円札が飛び出した。
これはラッキー。しめしめと思いながらお札を本に戻し、本は懐に入れようとした。
「そこの若えもん、待ちやがれい!」
後方から声を掛けられた。この街の名物爺、ゲンロク爺だ。
「その本はわしのだ!自分のだと証明したくばしおりの挟んだページを言ってみろ!」
そんなの無理に決まっている。男は仕方なく数字をでっちあげた。
「ふむ、どうやらお前のもんらしいや」
ゲンロク爺は素直に認め、男にとって予期していない展開になった。
何故?
【ウミガメ】
1000円の挟んでいたページをいいましたか?
No! [良い質問]
ゲンロク爺の本でしたか?
Yes! [良い質問]
その本は本当にゲンロク爺のものでしたか?
Yes! [良い質問]
その本は意図的に落とされたものですか?
Yes! [良い質問]
ゲンロク爺が何故名物爺なのかは重要ですか?
Yes! ゲンロク爺の性格がキーの一つです [良い質問]
本の種類(文庫本とか)は重要ですか?
Yes! 横書きの本では成立しません [良い質問]
予期しない展開とはゲンロク爺があっさり認めたことですか? [編集済]
Yes
千円札は本物の千円札でしたか?
Yes
「110」と言いましたか?
No! しおりが挟まれていたページなので二つの数字が必要でした [良い質問]
男は本をもらえましたか?
Yes
ゲンロク爺が素直に認めた理由が重要ですか?
Yes! [良い質問]
存在しない場所(裏と表のページの間)を答えましたか? [編集済]
No! むしろ... [良い質問]
男が言ったページ数は、実は同じ紙の表と裏で、間にお札を挟むのは無理でしたか?
No! むしろ... [良い質問]
ゲンロク爺は、このあと男を警察に突き出すつもりですか?
No
ゲンロク爺は同じことを色々な人物にきいていましたか?
Yes! [良い質問]
男が別のページを言ったら本はもらえませんでしたか?
YesNo! 条件が違えばそうなっていたでしょう [良い質問]
隣合った数字を言いましたか?
Yes! [良い質問]
ゲンロク爺は、同じ紙の表と裏のページ数を答える人物を探していますか?
No! 単純にお遊びです [良い質問]
12 ゲンロク爺は存在しないページを言ったら問い詰めるつもりだったいじわるじいさんですか?
Yes! [良い質問]
本のタイトルは重要ですか?
No
ゲンロク爺の言うしおりとは挟んであった千円札のことですか?
Yes
1000円とは別に栞が挟んでありましたか?
No
「1」「100」などのような答え方をしましたか?
No
爺さん自身が入れたページ数を覚えておらず数字も矛盾しない組み合わせだったので(´・ω・`)?
No 爺は数字を覚えてしても矛盾がなければ引き下がっていたでしょう
今挟んでいる場所を答えれば「元の場所をちゃんと知っていたので戻しただけだ」と言うことが出来るので認めましたか?
No
ゲンロク爺は、1000円渡して不要な本を処分してもらうついでに、ちょっとコミュニケーションを取りたいだけの寂しめ爺さんですか? [編集済]
Yes! [良い質問]
千円が五千円とか一万円だと成立しませんか?
No 千円については爺がケチだっただけです [編集済]
ページ数が書いてある場所は重要ですか?
No
たまたま男の言ったページとページの間に、ちゃんとしおりが挟める状態だったので、ゲンロク爺は男を見過ごすことにし、遊びに付き合ってくれたお礼に本と1000円はくれてやるつもりですか?
Yes! [正解]
爺が認めた後に何らかのイベントはありましたか?
Yes 解説を参照して下さい
本の中身は日本語で書かれていましたか?
Yes [良い質問]
男はもはや意味が分からなかった。
「なんじゃお前、本の構成も知らんのか?右に偶数、左に奇数が来るよう縦読みの本は作られとる。お前は偶数とそれに一を足したページ数を言った。わしはお前が解説するのを期待しとったんじゃがのう」
それよりも男はそれならこの本、千円札はどうすればいいのやらという顔をした。
「あん?その札と本はくれてやるわい。わしの遊びに付き合ってくれた駄賃だ。お前が外してたら返してもらったがな」
相変わらず酔狂な爺だ。男は思った。
・男は偶数ページ、その偶数に一を足したページを答え、ゲンロク爺の問いに偶然正解したから
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