愛の力でﾚﾍﾞﾙｱｯﾌﾟ

簡単解答「亀夫が紹介文でMr.Miyaoのiを書き忘れてしまい、Mr.Myaoになってしまった。海子がそれを読み、猫のようにミャオミャオ鳴いているように見えた為、亀夫は海子が可愛くて喜んた。」



　夏休みの水平高校に、今日は外国からの修学旅行生がやってくる。

　亀夫や海子達生徒会員は、司会や学校案内をする為に学校に来ていた。

　今日の司会に選ばれたのは海子。亀夫は原稿作成担当だった。



　"Well...Good morning ladies and gentlemen! Thank you for coming to our high school. My name is Umiko Shiota. I am today's MC.

To open this party, our school principal Mr.Myao will have a opening speech. Mr.Myao....."



　…あれ！？

　俺、宮尾先生の"i"書き忘れてた！？

　海子は緊張しているようで、宮尾先生の紹介をするのに精一杯だ。ミスには気づかず、周りのざわめきも耳に入らないらしい。

　（うわぁ…俺やっちゃったよ…）

　そんな海子の緊張した姿と亀夫の焦った様子を周りも察し、落ち着いてくれた。宮尾先生も怒っていないようだ。それどころか笑みさえ浮かべている。

　周りが怒っていないことに気づき、亀夫は少し落ち着いた。すると突然、あることに気が付いた。



　「やばい…ミャオミャオ言ってる海子さん、可愛すぎる…猫みたい^・ｪ・^」



　ようやく海子が司会の仕事を終え、亀夫の所に戻ってきた。どうやら友達にさっきのことを教えてもらったらしく、心なしか顔が赤い。



　（やばい、どう謝ってフォローしよう…）

　「海子さん…ごめんなさい。でも、可愛かったし、大丈夫ですよ！」



　思わず本音が出た。



　「亀夫君のばかぁーー！！」



　ビンタが飛んできた。　o(`>_<)彡)゜３゜）･.';。



　





　亀夫のMP（マゾポイント）があがった！