彼女は記憶喪失だった。
十年後、本当に分からなくなった。
何が起こったのか?
【ウミガメ】
分からなくなってしまったのは自分自身についての事ですか?
Yesともnoとも
彼女は10年後生きてますか? [編集済]
Yes
念のため、彼女は人間ですよね?
Yes
ボケですか?
No
彼女は失踪しましたか?
No
分からなくなった、とはそれまで失いかけていた記憶を完全に失った、と言うことですか?
No!
彼女は何かと出会いましたか?
Yes!にしときます
彼女以外の重要な人物はいますか?
Yes!
彼女は結婚していましたか?
Yes!しかし夫は登場しません
記憶喪失だったということは、10年後は彼女の記憶喪失は治っていますか?
Yes!
夫だと名乗った人物は登場しますか?
No
彼女は10年の間に恋人ができましたか?
No
彼女は本当に記憶喪失でしたか?
Yes
分からなくなったのは段階的でしたか?
No!
誰か死にますか?
Yes!
記憶の扉が何か特定する必要がありますか?
Yesで!
死んだのは彼女の記憶の鍵となる誰かですか?
Yesと言っていいと思います。ちょっと複雑ですが
死んだのは夫または子供ですか?
Yes!
彼女は何か探していましたか?
No?でいいかな
オカルト関係ありますか?
オカルトではないかな
ファンタジー要素はありますか?
No
記憶の扉は人ですか?
Noで
記憶の扉は場所ですか?
Yes!
彼女は重要な情報を知っていたが記憶喪失になった、そしてその情報を知っていた彼女の子供が死んでしまってもう誰もその情報を知るものはいないんですか?
Noです(*'-'*)
分からなくなったのはアイデンティティ的なものですか?
その意味の取りようによってはyesですが、分かんなくなるのでnoで
記憶の扉の前で誰かが死んで、結果何かの本当のことがわからなくなった?
Yes!!
「記憶の扉」で誰かと会う約束をしていましたか?
No
分からなくなったものの特定は重要ですか?
Yes!
本当に分からなくなったのは、自分の子供が死んで、自失呆然状態になったからですか?
No
記憶の扉は記憶喪失になる前は知っていましたか?
Yes
彼女はウミガメのスープの出題者。面白い問題を出題するも、記憶喪失になって答えを忘れてしまって伝説の難問となってしまったんですね。
なにそれ面白そう(゚o゚;;それ作りてぇ、no
記憶の扉の位置を記憶喪失になった後も知っていましたか?
Yes
死んだのは彼女の子供でOKですか?
Yes!
記憶の扉は観光名所ですか?
No
ヒントは、自分自身に起こった出来事の記憶が分からなくなるわけではない、という意味ですか?
No
これは、現実でも起こりうることですか?
Yesかな、ちょっと追加設定が必要になるけど
記憶の扉は彼女の身近(歩いていける範囲)にある?
Yes
では、ヒントはある出来事+何かで自分自身について忘れたと言うことですか?
えーと、記憶を失った後、記憶を取り戻したんですが、自分自身以外のある事実が分からなくなりました。って認識でokです
子供の死因は重要ですか?
Yes!
自分の子供が死んだことだけは、覚えていましたか?
No
一つだけ覚えていたことは自分の子供についてですか?
No
記憶の扉は病院ですか?
No
子供が死んだのは彼女の記憶消失が関係していますか?
No,直接は関係しません
彼女の子供は殺されましたか?
Yes!
彼女は結婚していたことがわからなくなった?
ほとんど全ての記憶を失っていました
彼女の子供の死因は事故死ですか?
事故というか、過失というか
子供が死んだのは記憶喪失になる前ですか?
Noで!
子供が殺されたのは口封じのためですか?
No
彼女が覚えていたのは、自分の子供を殺した犯人ですか?
No,扉に関してです。
子供が死んだのが原因で記憶喪失になったのですか?
No
記憶喪失の前後は記憶の扉を覚えていたが、10年後に記憶の扉がわからなくなった、ということですか?
No,
彼女は子供を育てられる状況じゃないから何処か教会か何かに捨てたんですか?
No
わからなくなったのは彼女の記憶ですか
No
子供が死んだのは、彼女が記憶喪失になったことで起きた過失が原因ですか?
Yes
子供が死んだのは浴槽ですか?
No
わからなくなったのは子供の行方ですか?
No,行方はばっちり分かりました
記憶の扉、というのは、彼女が過失をおこした場所が関係しますか?
Yes!
ある事は、日常的にしていましたか?
No
子供は自分では脱出できない状況でしたか?
Yes!!つまり?
彼女が記憶喪失になったとき、子供は危機的状況に置かれていましたか?
Yes,じわりと危機的状況でしたね
子供とは記憶喪失になってからあってませんか?
Yesにしときます
赤ん坊を夏の車中に閉じ込めてしまいましたか?
赤ん坊ではないし、夏でも無いし、車内でもない(/ _ ; )
子供が井戸の中に落ちてしまいましたか?
No
子供から血液は出ていましたか?
No
子供は窒息しましたか?
Yes,or餓死
ヒントの彼女がしたある事は、子供の死因にも関係しますか?
Yes,というかそのまま答えちゃってください。 [編集済]
彼女が助けを呼ぼうとした矢先に記憶喪失になりましたか?
No
彼女は子供と一緒にどこかにでかけた?
No!一人で出かけました
彼女は子供を閉じ込めてしまって、その後それを忘れてしまったんですか?
Yes!yes!yes!
彼女が過失を犯した場所は、家の中ですか?
Yes!
子供が白骨化したりしていて、子供と判別できませんでしたか?
白骨化はしましたが、特定はできました。
そういえば、子供がはっけんされたのは10年後ですか?
Yes!!
子供を閉じ込めた理由はお仕置きですか?
Yes!
お仕置きで子供を閉じ込めたことを忘れた?
Yes
分からなくなったことは「なぜこんな事をしてしまったのか」ですか?
Noです。
1つだけ覚えていたことと、分からなくなったことは同じですか?
これも言っちゃいます。覚えていた事は扉を開けてはならないです。分からなくなった事とは違います。
記憶の扉は物置倉庫ですか?
Yes
重要な人物は彼女と子供の親子だけですか?
No!
わからなくなったのは、好きな男性のタイプですか?
それは体が覚え……no
分からなくなったのはかめはめ派を撃つためのコマンドですか?
No,スーファミのDBのコマンドは全く撃てなかったな。
重要な人物はあと一人ですか?
Yes!
記憶喪失していたことと、分からなくなったことは関連しますか?
Yes,かな?直接関わりあるわけじゃないけど
子供の死と分からなくなったことは直接関連しますか?
Yes!
その人物は彼女の愛人ですか?
No
あと一人の重要人物は、彼女の浮気相手ですか?
Non
彼女は逮捕されたりしましたか?
Noかな。触れられて無いので。
もう一人の人物は物置の扉を開けた人物ですか?
No
子供が知っていたことだったので、分かんなくなったのですか?
Noです
彼女はその子供を自分の子供だと分かっていましたか?
扉を開けた後はyes!しかし……
彼女は音が聞こえませんか?
No
子供の白骨死体と一緒におじいちゃんの白骨死体もあったのですか?
No
彼女は10年間昏睡していて、翌日だと思ってましたか?
No,意識はありました。
もうひとりは、子供の名前を騙っていましたか?
ん?もうちょっと詳しくお願いします!
夫についてわからなかった?
No,夫は登場しません
母親は子供の幻覚を観ていた。しかし、あるとき扉を開けると子供は死んでいた?
No!、幻覚ではないのです
俺俺詐欺にあった?
No
記憶喪失じゃなくなった時は全ての記憶を取り戻したんですか?
Yes
毎晩物置から音が聞こえていたんですか?
No
もう一人は生身ですか?
生身の人間ってこと?yes!
アルバムを整理していて、記憶を取り戻した?
No,その家庭はアルバムを持たない家族だったんです。それ故気づく事ができなかった。
彼女は今育てている子供を自分の子供だと思っていたが、物置倉庫に自分の子供の白骨死体があったので、本当に自分の子供かどうかわからなくなってしまったのですか?
Yes!!!解説の長いやつ行きます!
もう一人は、子供が死んだことを知っていて、母親を騙しましたか?
Yes!
たった一人の肉親を許す事ができなかった。
ある朝目覚めると見知らぬ天井だった。
どうやら私は事故にあったらしい。
だが私はそのことを思い出せなかった。
それ以前に自分の事が何も分からない、記憶喪失だった。
9歳の娘が泣きながら私に抱きついてきた。ごめんねといいながら。
私はかわいい娘を柔らかく抱きしめた。
その時一瞬、鉄の扉が頭によぎった。
私は元の生活に戻るべく、必死に思い出そうとした。
退院し、家に戻り、家事をし、娘を愛した。
娘によればアルバムなどを残さない家庭だったらしい。
そのことを後悔しつつ、しかし思い出せないので後悔をやめた。
ただ一つだけ思い出したことがある。
地下の倉庫だけは開けてはならないと。
そのまま一年が過ぎた。
相変わらず思い出せないままだが、娘がいたので幸せだった。
もう諦めよう。もういいんだ。幸せなら問題ないや。
私は今の幸せに浸ることにした。
それから十年過ぎた。
娘は大学生になっていた。
今日はクリスマス。
友達の誘いを断り、私と過ごしてくれるようだ。
私は優しい娘に心が暖かだった。
暖かだった。暖かだった。暖かだった……あれ。寒い。
寒い。寒い。寒い。寒い。寒い。寒い。寒い。寂しい。寂しい。寂しい。薄情者。何故一緒にいてくれないの。私一人じゃ寂しい。許せない。今日はここから絶対出さないよ。絶対に出さないから。絶対にこの扉を開けない。絶対に。みーちゃんは私のもの。私の物。私のモノ。
たくさんの感情が流れてきた。
私は今思い出してはいけない記憶の海の扉を開けようとしている。
必死に拒むが、今まで閉じ込めてきた水圧を抑えることができない。
涙が止まらない。
私は本当は思い出したくなかったんだ。最初から忘れようとしていたんだ。"あのコト"をした後に私は事故にあってしまったんだ。
地下の倉庫の鉄の扉。そこに真実がある。
しんしんと降る雪。寒い夜。クリスマス。私は恐怖で震えていた。
わざと通れないように置いた段ボールをどける。
扉の外鍵を開ける。ガチャン。
錆付いた扉を少しずつ開ける。ギ、ギギィー。
埃の匂いとアンモニア臭が襲う。くさい。
ライトを照らす。そこにあるのは……
真っ白な娘だ。暗くて怯えていたのか。隅で縮こまってコロコロしていた。
"おかあさーん( ´ ▽ ` )ノ、どこー"
おかしいな。娘が目の前にいるのに。
上の方から娘の声が聞こえるよ。
"お母さん?……地下にいるの?"
後ろから聞こえる。あからさまに声が低くなった。
"ああ、開けちゃったんだね。
でももういいよね?
もう私がいればいいよね?
私がみーちゃんだよね?"
念を押すように鉛のような声で呟く。
私は聞く。私は勇気を持って聞く。聞かなければならない。逃げてはならない。
「みーちゃん、貴方は一体誰なの?」
おしまい
「Goodスープ認定」はスープ全体の質の評価として良いものだった場合に押してください。(進行は評価に含まれません)
ブックマークシステムと基本構造は同じですが、ブックマークは「基準が自由」なのに対しGoodは「基準が決められている」と認識してください。