神のミラは、死者の魂から罪の記録を読み取って天国に送るか地獄に送るかを裁量している。
しかしある日、ミラは死神になる前からの知人の魂を迎えに行ったにもかかわらず、天国にも地獄にも送らなかった。
一体なぜ?
*天童魔子さんからいただきましたネタより構想しました。ご提供ありがとうございます!
ミラと同じ死神になった?
ノーです。どちらでも構いません。
ミラは知人に対して好意的ですか?
ノーです [良い質問]
現世に送り返しますか?
ノーです
知人が生き延びることになったからですか?
ノーです
ミラは、死神になる前は人間だったと考えてよいですか?
イエス
ミラは、知人の魂を天国or地獄に送らなかった というよりも、 送れなかった のですか?
ノーです。
知人は死にましたか?
イエスです。
千葉さんは音楽が好きですか?
ゴメン、もう10年以上前に3巻ぐらい読んだきりであいまいなのです(´・ω・`)
ミラと知人は異性ですか?
イエス!
虫か何かに生まれ変わらせ、まだ輪廻の輪から解放させませんでしたか?
ノーです
知人は地獄に落ちたほうがマシな目にあっていますか?
ある意味イエスかな…
ミラが知人を殺しましたか?
ノーです。
知人の素性は重要ですか?
イエスです
知人は天国にも地獄にもいけず、永遠にあの世とこの世の境目を一人で彷徨い続けますか?
イエスノー。一人で、では成立しません。 [良い質問]
天国にも地獄にも送らないのは恨みからですか?
イエスでありノーです。彼女の私怨だけではありません。 [良い質問]
知人は元恋人ですか?
ノーですが、恋心はありました。 [良い質問]
魂を消滅させましたか?
ノーです [良い質問]
死神になるまでの間人として信頼していたのに罪の記録を読み取ると裏切られていましたか?
イエスです。
知人の末路は重要ですか? [編集済]
イエス!それが知人にとっての罰に当たります。
問題文の通り、行き先の裁量があるだけで、送りは別の人(神?)の仕事でしたか?
ノーです。搬送もします。(鎌を振るうだけですが)
知人は女性関係が酷く、悪霊となった被害者に囚われていますか?
前半イエスですが、後半ノーです。 [良い質問]
犯罪ましたか?
イエスです。 [良い質問]
15より、そのひとは死神と一緒にいることになりましたか?
イエス! [良い質問]
知人の魂は水子と共にありますか?
ノーです
カニバリ(?)ますか?
ノーです。
死神は知人を身近なところに置き、ずっとねちねち小言を言い続けますか?
ノーです
ヤンデレますか?
イエス!まとめてください! [良い質問]
知人は去勢の上で死神に正座(拷問)させられていますか?
ノーです
天国へ送ろうと地獄へ送ろうと女好きは変わらないので死神のそばにおいておいてこれ以上被害女性がでないようにしますか?
ノーです。
人以外のものに姿を変えさせ、使い魔としてそばに置きますか?
イエスですが、重要ではありません。
使い魔は死神と男性にしか目視できないですか?
使い魔は重要ではありません。
他に補足は必要ありません。
死神は知人に恋心をもっていたのですが、知人は女性関係にだらしなかった為、死んでしまった今は自分のものにできるからですか?
大まかに正解です。解説へゴー! [正解]
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死神の仕事の一つに「死者の魂の浄化」があるという。
手順に規則はないが、死者の魂に染み付いた罪を洗い、剥離し、それを読み解いた死神が死者の罪の深さにより天国か地獄か、魂の行き先を決定する。
ミラは死神になる前、人間だった。
自殺という大罪を犯したミラは、天国にも地獄にもいけなかった。
本来の寿命までのおよそ50年間、死神として、無数の魂を浄化し、裁き、天地のいずれかに送ることが、彼女への罰となった。
十数年が経ったある日、ミラはある人物と再会する。
ウィル。
ミラが死ぬ原因になった男だ。
18歳の頃、ミラはウィルに告白をした。
いつもかわいいと言ってくれて、いつも一緒だったから。
しかし結果は、ノーだった。
心から彼が好きだったミラは、自ら死を選んだ。
拒絶の理由を、そのときは知ろうとしなかった。
ミラは、彼の死に際に派遣された。
そして肉体から魂を完全に切り離し、魂から罪を洗い出した。
そして、罪に手をかざした。
ウィルの罪の「記録」が文字通り走馬灯(回り灯籠、影絵を写しながら回転させる飾り灯篭)のように映写されていく。
気付いた。
このウィルという男は、当時から犯罪者だった。
未成年者拉致、監禁、暴行。
ミラをかわいいと言っていたのは、童顔だったからだ。
クラスメイトだったミラは、ウィルにとって童顔の年増でしかない。
だからかわいいし一緒にいたいけど付き合うことはしなかったのだ。
彼女は、ウィルの魂を魂を運ぶケージに入れた。
「あなたの罪は把握したわ。死神である私があなたを裁く。私のしもべになりなさい。」
肉体を持たない魂は、温かみのある黄色から、まるで怒りを体現したような揺らぐ赤に変わった。
「異論は認めない。何ならこの場で地獄にも送らず消滅させることも出来るのよ。」
今度は血の気が引いたような青白い色に変化した。
「私はあなたを許さない。たくさんの子供を傷つけたあなたを。だから、あなたは、あなたが<ロリババア>だと罵った私に、その魂が擦り切れてなくなるまで仕えなさい。」
ケージを口元に持ってきて、小声で一言。
「大丈夫、時間はたっぷりあるわ。あなたが魂の芯まで詫びたくなるまで、ふふふ。私をあなたから求めてくれるようにしてあげるから…。ね♪」
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