シュラ「私は勇者の栄誉を記録するため、魔王討伐後に彼の元を訪ねました。その時聞いた話です。
彼には、かつてレミという仲間がいました。彼女はパーティーの初期メンバーの中にいました。
とある洞窟に二回目に入ったとき、彼女が自殺したのです。
彼女に一体何が起きたのかを考えてみて欲しい。ヒントですが、彼らは魔法は一切使えなかったそうです」
【ウミガメ】
洞窟が不思議のダンジョンとなっており、でられなくなりましたか?
シュラ「いえ、出られました。ところで不思議のダンジョンってなんですか?」
彼らの中に魔法使いが一人でもいたら彼女は自殺せずにすみましたか?
シュラ「うーん、魔法使いの力量によります。多分相当上位でないと無理でしょう。」
わたしたちの世界のゲームでもそこで使えたらよかったであろう魔法は存在しますか?
シュラ「うーん、言っていることがよく分からないです、ごめんなさい」シュラは私達の世界のことは知りません。
洞窟の一回目と二回目は何か変化がありましたか?
シュラ「はい、結構変化ありました」
洞窟のマップは変わりましたか?
シュラ「いいえ、地形は変化してません」
強力な魔物が住み着きましたか? [編集済]
シュラ「はい、住み着いてはいませんが来ることには来ました。こいつがやっかいな奴で・・・」
PT内で揉め事はありましたか?
シュラ「もめ事は無かったですね」
自殺目的で洞窟に入りましたか?
シュラ「いいえ、実は・・・」
彼女の職業はかなり重要ですよね?
シュラ「そこまで重要では・・・ちなみに武闘家や戦士など力がそこまで強い職業ではありませんでした」
時間帯によって変化はありますか?
シュラ「いいえ、時間帯電の変化は無いです」 [編集済]
魔物に毒を盛られませんでしたか?
シュラ「いいえ、毒は盛られてないです。」
自爆する魔法を使いませんでしたか?
シュラ「問題で言ったとおり、魔法は使えませんでした」
一応聞いておきます。えっちいことは関係ありますか?
シュラ「・・・・・・そんなことは記録には載せません・・・。」
結果的に彼女は自殺をしたも同然だった、というような内容ですか?
シュラ「いいえ、彼女は自分でナイフをお腹に突き立てたのです」
自分の意思で自殺しましたか?
シュラ「はい、そのとおりです。」
寄生虫は関係しますか?
シュラ「いいえ、関係しません」
彼女が自殺することで他のメンバーにメリットはありましたか?
シュラ「はい、結構なメリットがありました」
洞窟のせいで自殺したのですか?
シュラ「洞窟のせいではないですね」
彼女は妊娠していませんでしたか?
シュラ「いいえ、関係ないですね」
相手をマインドコントロールすることが可能な魔物ですか?
シュラ「いいえ、マインドコントロールは出来ません。そこまで強力な魔法が使えるのは魔王程度でしょうか」
何かを討伐する為に洞窟に入りましたか?
シュラ「いいえ、討伐は半ば目的かもしれませんが・・・」
食料に問題がありましたか?
シュラ「いいえ、食糧に問題はありませんでした」
レミはモンスターに何かを吹き込まれましたか?
シュラ「吹き込まれてはいません、でも何かは教えられました」
人質を取られた?
シュラ「おっと、核心来ましたね。そうです。勇者は人質を取られました」
モシャス(敵そっくりになる魔法)を使うモンスターですか?
シュラ「そのような魔法が存在するのですか!?是非とも教えて頂きたい」
おまえが餌になればうんたらかんたら?
シュラ「いいえ、勇者は全員を生かして帰したかったのですが・・・」
生贄にレミを……
シュラ「いいえ、生け贄は関係ありません」
その敵は、相手の行動を真似する?
シュラ「いいえ、まねしません」
取り合えず人質の誰かが死んだので、責任を感じて死んだんですよね?
シュラ「いいえ、そうではないです。」
勇者がモンスターを倒せずにいたから、迷いを断ち切らせるために自害しましたか?
シュラ「いいえ、勇者がその強力なモンスターを倒すことはほとんど不可能に思われました。」
レミは人間ですか?
シュラ「正真正銘、人間です」
レミさんは洞窟に入りましたか?
シュラ「はい、入りました。でも・・・」
人質役がレミだったんですか?
シュラ「人質「役」ではないですが、レミは魔物に捕らえられ人質になってしまったんです!」
もしかしてレミって……料理研究家の平野レミさんですか?
シュラ「・・・誰ですか?それ・・・」
レミが死んだことによって、勇者をスーパー勇者に覚醒させたかったのですか?
シュラ「覚醒することにはしましたが、スーパーにはなりませんでしたし、それが目的ではありませんでした」
逃げることを戸惑う勇者たちのために自害しましたか?
シュラ「逃げることを戸惑ってはいません。」
生きたまま食べられたら敵がパワーアップしちゃう?
シュラ「いいえ、そんな魔物はいませんでした。勇者が手こずるのは例の強力な奴だけです。」
モンスターはレミの力を取り込もうとしていましたか?
シュラ「いいえ、レミを人質にあることをしようとしてはいましたが・・・」
仲間の絆の無さに絶望しましたか?
シュラ「彼らの絆は天下一品ですよ。」
自分が死んだらモンスターを足止めすることが可能になりましたか?
シュラ「いいえ、勇者達は逃げようとしていませんでした。」
切腹することで潔さを見せつけて天晴れお見事!と感服させましたか?
シュラ「いいえ、そうではないです」
町に誰か残してきましたか?
シュラ「いいえ、残してはいません」
一回目の時に人質に取られましたか?
シュラ「一回目ではないです。」
レミさん、その強力な魔物に惚れちゃいましたか?
シュラ「あんな奴に惚れるなんて・・・考えたくもないです・・・」
一回目と二回目の間に一日以上時間が空きましたか?
シュラ「一回目の次の日が二回目です」
Hpの回復の為に一度戻りましたか?
シュラ「いいえ、一回目の目的は達成されました」
一回目の時、誰か死んでいますか?
シュラ「いいえ、死んでいません」
町には何か忘れ物をして取りに帰ったのですか?
シュラ「いいえ、忘れ物はしていません」
1度町に戻った時、何か重要なことがありましたか?
シュラ「はい、とても重要です」
一回目と二回目、洞窟に向かう目的は違いますか?
シュラ「はい、全くの反対です」
一回目の時魔物の弱点となるようなアイテムをとりましたか?
シュラ「はい!しかも魔王のです」
村は襲われましたか? [編集済]
シュラ「はい!あることが目的で襲われました」
取り合えずアイテムとの交換条件としてレミが誘拐されたんですよね?
シュラ「おっと!一気に来ましたね。そのとおりです」
そのアイテムを取り返すために襲われた?
シュラ「そうでした、しかし、アイテムを持っていた勇者は強くて取り返せなかったんです。ですから・・・」
まさかやってきたモンスターが魔王?
シュラ「魔王は魔王城から出てきたことはありませんよ」
そんで最終決戦の時、アイテムを使わないとダメージが与えられないはずだけどそんなことはなかったぜ!っていう台詞があったはずですよね?
シュラ「いいえ、勇者はアイテムを持っていたんです。つまり・・・」
取引しなくてすむように自害?
シュラ「そうでした!そのとおりです!解説しますね」
意気揚々と洞窟を出て、町に戻った所までは良かったのですが、その夜、レミが魔物にさらわれてしまったのです。
油断した私がいけなかった・・・。その魔物達は置き手紙をしていきました。そのアイテムを渡さねば彼女の命はないと。
私たちは彼女を救うため、再度その洞窟に向かいました。
最深部にたどり着いたとき、目の前にあらわれたのはギガントで(注:人語を介する。基本的に魔物達の統率を行っている魔物。この頃の勇者達では敵わない相手。)早速アイテムを求めてきました。
私達はアイテムを渡す前にレミを連れてくるように言いました。
しかし、部下の魔物があわてた様子でギガントのもとにやってきて耳打ちをしている・・・。そしてギガントもあわてた様子に・・・。
私はとっさに魔物達の間をすり抜け、牢屋へと向かいました。
牢屋の外から見るとそこには・・・ぐったりとなった彼女の姿がありました。彼女は護身用のダガーナイフをを自分の体に突き立てていました。
そこからのことは、あまり覚えていません。気付いたら、周りには呆然としている仲間と倒れた魔物達がいただけでした。
彼女は絶対にあのアイテムを渡させたくなかったのでしょう・・・。いっそ自分が死んでしまえば、渡すことはないと。
本当に彼女には申し訳ないことをした・・・。牢屋の中に入ったとき、彼女の体はまだ暖かかった。もう少し私達が着くのが早ければ・・・。」
シュラ「さて、これが真実でした。いくつか補足をしておきます。
まず、彼女は脱出できなかったのか?という話ですが、寝ているときにさらわれたので装備は弱すぎて話になりませんでした。
ナイフは護身用にたまたま隠し持っていたというだけです。
また、勇者がなぜギガントを倒せたかということですが、・・・怒りの力って恐いですね。ということで。」
シュラ「今夜はお疲れ様でした。さて、皆さんとはまた今度お会いする機会があるかもしれないですね。
ではまた。」
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