「先輩、助けてください」

緑原「それがね、容疑者は私だけだったんです……！　死体の第一発見者である、私がですよ！？　視聴覚室前で見つけたんですが、そこで驚いているところを黒井先生に取り押さえられて！」 [編集済] [良い質問]

猫撫「こんばんは。そうよ、学校。携帯電話も通じないくらいのド田舎だけれど、生徒数は凄いのよ」

緑原「ナイフが刺さっていましたから、刺殺ではないでしょうか？　そんなまじまじ見たわけではないです」 [編集済]

緑原「視聴覚室前です！」

緑原「んー、数学教師で、厳しくて少し口うるさかったですね。や、もちろん故人を悪く言うつもりはないのですが、生徒と先生なんて、だいたいそれくらいしか言うことないですよね？」

猫撫「それについては、私がまとメモ帳にまとめておいたわ」

緑原「ええ、被害者ですよ！」

緑原「そうですねえ、猫撫先輩と駄弁っていたら、急に叫び声がして。急いで見に行ったら倒れているんですもん、驚きましたよ」 [良い質問]

緑原「ああ、学生寮にはたくさんいますよ。１５０人ほど。先生については――まとメモ帳にまとめておきますね」 [良い質問]

緑原「ええ、そうですよ」

緑原「んー、少し時間が経っていましたし、そこにいたと断定は出来ませんけどねえ。生徒も一緒にいましたし」 [良い質問]

緑原「口うるさかったですけど、死ななきゃいけない罪はないと思うんですけどねー。私は知りませんよ」

緑原「手書きでしたねー。死体の下に隠すように置かれていたそうですよ」

緑原「死体を保健室の桃川先生と調べていたところ、見つけたそうですよ」

猫撫「ふふっ、知らないわ」

緑原「んー、そうなんですかね？　でも、職員室はピリピリしているので、もう一度行くのはごめんですよ」 [良い質問]

緑原「死んでいたと思いますよ……？　学校でドッキリとか訳わからないですし、血とか生々しかったですし、何というか、独特な雰囲気がありましたから。ドッキリであそこまでの雰囲気は出せないと思いますねー」 [編集済]

緑原「んー、少し暗いですけど、授業は解りやすいですよ。そういえば、赤城先生が好きなんじゃないかって噂がありましたね」 [編集済] [良い質問]

緑原「ん……それがですねえ、電話線が切れていて……いわゆる、クローズドサークルってやつだと思うんですよ。電波も悪いし雪だしで、携帯も使えません」 [良い質問]

緑原「黒井先生は、赤城先生を好きなんじゃないかって噂がありましたね。授業中とか、赤城先生が廊下を通りかかるとチラチラ見るんですもん」 [良い質問]

緑原「皆寝ていますよ。こっそり、猫撫先輩と話していたんです」

緑原「叫んでいたくらいですし、抵抗はしたんじゃないでしょうか？」

緑原「それは私にはわかりませんねぇ。でも、こんなド田舎の、陸の孤島みたいな場所に人は来ないと思いますよ」 [良い質問]

「緑原！　お前がやったのか！？」って、鬼のように激しい形相で捕まりました。後ろに生徒が何人かいましたね

緑原「今は多分、保健室にありますよ」 [良い質問]

猫撫「私は死体に触るのはちょっと……ねえ、出来ないというか……。緑原ちゃんに頼めば、保健室にあるみたいだから、調べてくれるんじゃないかしら？」 [良い質問]

緑原「灰川校長と、赤城先生は、それぞれ別の人と結婚していたと思います」 [良い質問]

緑原「桃川先生は保健室、他は全員職員室みたいですよ」

緑原「別に……ふつうじゃないんですか？　職員室の隣に教員寮があるので、夜遅くまで仕事している先生だっていますよ」

猫撫「行かなかったわ。というより、私、視聴覚室から出られないのよね」 [良い質問]

緑原「どうしてって……そりゃあ、もう、雪が高いですし。１メートルくらい積もっていますよ。ここ、山奥ですし、容易には出られません」

緑原「そんなにマジマジ見たわけではありませんが、たぶんそうだと思いますよ」

猫撫「ふふ、『雪が積もっている』というのは冗談よ。外に出たくないから――というよりは、外に出られないのだけれどね」 [良い質問]

猫撫「私、いわゆる地縛霊ってやつみたいなの。呪ったりは出来ないけれど」 [良い質問]

緑原「それはもう、ショックですよ」

猫撫「私が死んだことくらいじゃないかしら？　詳しくは図書室のファイルにあると思うわよ」 [良い質問]

緑原「うげっ……マジですか。どこを調べればいいんですか？　特に不審なところはなさげですけど」

緑原「それは無理ですよ。さすがに。学校にそんな設備、ないですもん」

緑原「視聴覚室の中です」

猫撫「手がかり？　どういうものかしら。まあ、私の持っているものなんて、死んだときに持っていたものくらいしかないのだけれど」 [良い質問]

猫撫「んー、別にないわね。ただ、成長はしないわよ。若いまま」緑原「先輩、ちっこいですからねー。そのままだと可哀想というか……」猫撫「なんですって？　これでもクラスでは一番後ろだったのよ」緑原「またまた～、小人の学校じゃないんですから」猫撫「むー……」 [良い質問]

猫撫「一九九六年八月三日……よ。記憶が正しければ」 [編集済] [良い質問]

緑原「先生同士で話しているのなんて、中々見ませんからねー」

猫撫「まあ……事故、かしら？　廊下を駆けてきた赤城洋子にはねのけられて、視聴覚室のタンスに頭をぶつけて、死んだわ」 [良い質問]

緑原「いいですよ」 [良い質問]

緑原「いいですよ」 [良い質問]

緑原「灰川校長にはいらっしゃったと思いますよ」

緑原「特にありませんね」

猫撫「ランドセルと、ポケットの中にラブレター」 [良い質問]

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猫撫「灰川校長と黒井くんかしら」 [良い質問]

緑原「はぁ……まあ、いいですけど。２０１５年ですよ」

猫撫「いえ、黒井くんもね」 [良い質問]

猫撫「ええ。まあ、小学校は潰れてしまったのだけれど。私が死んだからかしら？　高校生と一緒に生活させるのは危ない、ってなったらしいのよね」 [良い質問]

猫撫「小学校のときに同じクラスメイトだったのよ。昔、ここは小学校でもあったの」 [良い質問]

猫撫「……名前が書いていなかったのよね。見せてあげるわよ」 [良い質問]

猫撫「別に、ないわ。会話とか？　テレパシー的なのであなた達に話しかけているくらい？」

猫撫「そう……ありがとう。わかったわ」 [正解][良い質問]

猫撫「あら、間違いだったみたい。黒井くんは２７ね。直しておくわ」 [良い質問]

猫撫「まあ、元クラスメイト。で、セルスさんの推理によると、私にその、恋心を抱いていたみたいね」

緑原「ええ……黒井先生は別に、自首した訳じゃなさそうなんですよ」 [良い質問]

猫撫「別に、殺人というわけではないわ。事故ではあるの。ただ、生徒が関わっているのを隠していたのね」

緑原「その通りです」 [良い質問]

緑原「……まだ黒井先生がいますけど……私、平常心を保っていられる自信がないですよ」

猫撫「私の声って聞こえても幻聴にしか思われないもの。できないわよ」

猫撫「……あら、緑原ちゃん、これ改正前のじゃない。正しくはヒント欄にある通りよ。……直しておくわね」 [良い質問]

緑原「ええっ、マジですか？　えー、私、殺されませんか？　嗅ぎまわっているとか……」

猫撫「あら、どうして？　当日よ……たぶん。意識がないので、いつから地縛霊になったのかは解からないのだけれど」

緑原「いえ、そういうわけじゃないと思うのですが……。だって、黒井先生しか教員はいなかったわけですし」 [良い質問]

猫撫「ああ……記憶が混乱していたのね……ごめんなさい、迷惑をかけて。今から直してくるわ」 [良い質問]

猫撫「ええ……辞書を引いて、一生懸命調べたわ」

緑原「いいですねー！　来ましたよー！　うわっ、凄い雪」 [良い質問]

緑原「はぁ、はぁ……、血痕がありますね……」猫撫「あらあら、さっきまで下駄箱に行くと言っていたのに、早いお帰りね」

緑原「たぶん、状況からみるとそういうことですよね」 [良い質問]

緑原「死体の下に埋あったみたいです」 [編集済]

猫撫「そんなことはないと思うけれど……。ただ『自分だけが悪いわけじゃない』というメッセージを込めたのではないかしら。推測だけれどね」

緑原「みんな、寝ていたと思いますよ。発見者も……私の知らない生徒でしたし」

猫撫「いえ、学年が違ったもの」

猫撫「普通よ。あんまり話さなかったもの。ただ、頭は良かったわね。授業中もハキハキと発言していたもの」

猫撫「いえ？　緑原ちゃんだけよ、今までに私を見つけたのは」

緑原「いえ、灰川校長が『外は雪が降っていますねえ……』といったあと、青木先生と桃川先生に何かを言っていました。それから、青木先生が『とりあえず、解決したから』と仰ったんです」 [良い質問]

緑原「………………！！　足跡があります！　歩幅はかなり大きいですね。一回、外へ出ようとしたんでしょうか？　……これは、血痕……！？」 [良い質問]

猫撫「私の下駄箱はさすがに、もう残っていないと思うわ」

緑原「いえ、足跡は三歩分までですね」 [良い質問]

緑原「……さすがに、そこまで考えなしではなさそうです。私は犯人を知っているので黒井先生のが濡れていると分かりますが、普通だと、気づかないんじゃないですかね」 [良い質問]

緑原「いえ……赤城先生の血が付いたんじゃないですか？　廊下に滴ったものなら拭き取るでしょうけれど、雪ですと拭き取りようがないですし」

緑原「いえ、特に胸なんかまったく似ていません」猫撫「……へえ？　それはどういうことかしら」

緑原「たぶん、手か何かから滴ったんでしょうね。勘ですけど、外にはただなんとなく出ただけだと思いますよ」

緑原「いえ……黒井先生が確保された形跡はないですが……だとしたら、どうして真白先生に話さなかったのでしょう？」

緑原「……黒井先生が捕まったわけではないとおもうのですが、そこ以外は筋が通っていますね」 [良い質問]

緑原「今こっそり覗いてみましたが、黒井先生は平然とパソコンに向かっていますね」 [良い質問]

緑原「いえ、青木先生と桃川先生はちょっと警戒しているようですけど、真白先生にも警戒しているようです。真白先生は誰もマークしていません」 [良い質問]

緑原「来ましたよー！　死体はあらかた調べましたが、他に何を調べればいいんでしょうか？」 [良い質問]

緑原「うーん、私が外に出ていないのは、どうやって判断したんでしょうか？　外に出てからでも叫ぶくらい、間に合うと思いますし」 [良い質問]

緑原「いえー、別にそんなことはなかったと思いますが。もしかして、雪で拭いたりしたんでしょうか？」

緑原「なるほど、それなら……！　歩幅ですね……！」 [正解][良い質問]

緑原「いえ、チラチラと伺っていたようですね」

緑原「ありませんねー」