りえない、なんてありえない。
そうは言うが、こんなところに猫?
不審に思ったので、事情を聞くと私は納得した。
つんとした臭いに優しさを感じた。
一体どういうことだろう?

私がありえないと思った理由は猫にありますか?

イエス!

猫→犬でも成り立ちますか?

イエス!

その猫は私のペットですか?

ノーです。が、ペットです。 [良い質問]

語り手は人間ですか? [編集済]

イエス、人間です。

登場人物(猫含む)は三人ですか?

イエスノー、「私」「猫」「猫の飼い主」「事情を知る第三者」ですが、第三者はいなくても成立します。逆に3人(猫含む)に満たないと成立しません。

事情を聴いた相手はペットの飼い主ですか?

成立します。

その猫は一般人が飼うような猫ですか?

イエス

私が感じた優しさは猫の飼い主からの優しさですか?

ノーです。 [良い質問]

つんとした匂いは、猫からしていますか?

ノーです。 [良い質問]

こんなところ は一般人も立ち入れる様な所ですか?

イエス! [良い質問]

つんとした臭いは芳香剤の臭いですか?

ノーですね。

10 保健所ですか?

ノーです

私が感じた優しさは猫からの優しさですか?

ノーです

こんなところ はペットショップ等の、動物関係の施設ですか? [編集済]

ノーです

8より。優しさは、猫の優しさですか?

ノーです

その猫は、猫自身の意思でそこにいますか?

イエスノー、連れられてきましたが、望んでそこにいます。 [良い質問]

つんとした臭いはのもとは、食べ物ですか?

ノーです

犯罪は関係しますか?

ノーです

つんとした臭いで、別の臭いを隠していますか?

ノーです。

臭いはまたたびですか?

ノーです。猫でなくても成立します。

16 臭いがあるからそこにいることを望んでいますか?

ノーです。猫にとってはそのにおいはどうでもいいものです [編集済]

猫をそこに連れてきた人は、猫を臭いから守るためにそこに連れてきましたか?

ノーです。

登場キャラの中に、職業が重要なキャラはいますか?

イエス!「事情を知る第三者」の職業が分かると理解しやすいです。 [良い質問]

場所の特定は必要ですか? [編集済]

イエス!最重要と言えます! [良い質問]

ペットを連れ込んでもOKな場所ですか?

ノーです [良い質問]

つんとした匂いは不快な匂いですか?

イエスノー、好きだと言う人は多くないと思います。 [良い質問]

猫の飼い主も、その場にいますか?

イエス!

場所は乗り物内ですか?

ノーです

猫が居た所は病院ですか?

イエス!gj! [良い質問]

場所は、事情を知る第三者の職場ですか?

イエス!gj!29より、病院従事者です [良い質問]

アニマルセラピーですか?

イエスノー、その要素はありますが、もっと別の理由があります。 [良い質問]

人の死体が関係する場所ですか?

イエス

飼い主は入院中で病院に勤めてる第三者が猫を入れるの特別に許可してくれましたか?

正解! [正解]

私は入院患者ですか?

イエス! [良い質問]

29より。つんとした臭い=消毒液の臭いで、病院に来た飼い主と猫が一緒に居られるようにと、病院関係者が気を使って特別に取り計らってくれたので、語り手は優しさを感じましたか?

これも正解! [正解]
とある病院。
個室の扉が開いており、何気なく目線が部屋の中に向いた。
病室の入り口には蚊帳のような網。
ベッド周りには無菌スペースに使われるクリアシート。
中には入院患者とその飼い猫がいた。
ありえない?
当然だ。病院内は介助犬以外の動物の持ち込みを禁止している。
しかし、実際に彼女は愛猫をなでながら幸せそうな表情だ。
「どうしてペットが?」
「ああ、ここの患者さん、末期ガンなのよ。」
「あ、看護師さん」
「こんにちは。」
「末期ガンだったら、動物を入れても?」
「いいえ、それはないわ。…アニマルセラピーって知ってる?」
「…言葉だけは。」
「15年くらい前にご主人をなくして、その頃彼女の家に居つき始めたのがあの子。」
「そうなんですね。」
「さっきも言ったとおり、末期ガンの彼女は抗がん剤も痛み止めも気休めでしかなくて、彼女自身もわかっているんだけど、もう“お迎え"を待つだけの状態なの。」
「えっ…。」
「すごく穏やかな方なんだけど、一回だけ先生に泣いて頼んでたわ。唯一の家族に看取られて死にたいって。」
「そう、でしたか。」
「この部屋が出来るまで早かったわよ~。なんせ、一時間掛からなかったもの。」
「え」
「うちの外科医がもってたボロの蚊帳で怪我外に飛ばないようにして、猫が自由に動けるように加工した抗菌シートを張って。」
「協力的ですね!」
「うん、御託を並べてみたけど、結局みんな猫好きなのよ」
「そこかい!」
そう突っ込みを入れつつ、院内に漂うアルコールのツンとした臭いのなかに、この病院の優しさを感じずにはいられなかった。
http://matome.naver.jp/odai/2134521672725107901?&page=3
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