彼女は死にましたか。
いいえ。
彼女は人を殺しますか?
いいえ。
カニバりますか?
いいえ。
私は死にますか? [編集済]
いいえ。
笑顔は仮面でしたか?
いいえ。多少は無理してるかもしれませんが、それは彼女の強さや優しさです。
彼女は人間ですか?
はい。
彼女は強制的に笑顔になっていましたか?
いいえ。
親が目の前で殺されようとも『心から楽しそうに』笑ってましたか?
いいえ。
「不気味の谷」は関係しますか?
いいえ。
彼女は笑顔以外の表情を知りませんか?
いいえ。喜怒哀楽、全てあります。
彼女の過去は関係しますか?
はい! [良い質問]
非現実要素はありますか?
いいえ。
憧れが嫉妬に代わりましたか?
いいえ。
彼女は怒っていましたか?
いいえ。
恐れたのは彼女に対してですか。
はい。
私は彼女の過去に気付いて恐れたのですか?
どちらかと言うと、いいえ。今という感じです。
彼女を敵に回したとき、あらゆる困難を跳ね除けそうで恐怖しましたか?
いいえ。普通に接していれば敵にはなりません。
彼女の過去は悲しいものですか?
はい。 [良い質問]
私と彼女の関係は大事ですか?
はい。同じ学校の友人です。
憧れから恐れまでの期間は一日以上間隔がありますか?
はい。しかし、その間隔はあまり重要ではありません。
彼女の悲しい過去とは人が死ぬことですか?
はい。彼女の近しい人が亡くなりました。
それは彼女と私の友達ですか?
いいえ。
7より 過去に近しい人が亡くなった時にいつまでも笑っていてくれと頼まれましたか?
いいえ、
彼女の近しい人が亡くなった直後からずっと笑顔でしたか?
いいえ。泣いた時も悲しんだ時もありました。
私は彼女を恐れている時点で、彼女の悲しい過去を知っていますか?
はい。
私は今でも彼女に憧れていますか?
はい。恐れると同時に。
24より彼女が笑顔を絶やさなくなったのは私と会ってからですか?
いいえ。私が会った時にはすでにそうでした。
私は彼女が恐いのではなく、畏怖の念で恐れているのですか?
いいえ。怖さによる恐れです。
彼女は殺人を犯しましたか?
いいえ
私は近しい人が亡くなった話を笑顔でできる彼女の心の強さに、憧れと恐怖を抱いていますか
いいえ。
彼女に親しい関係の人はみんな死んでいきますか。
はい。 [良い質問]
彼は彼女に憧れながらも自分が今度死んでいく番だと感じ恐れていますか。
いいえ。
私は31の事実に恐れているのですか?
いいえ。しかし、私はかわいそうとか、悲しいだろうな、とか思っています。
恐れる理由と憧れる理由は同じですか? [編集済]
いいえ。憧れと恐れは、それぞれ別の事が原因です [良い質問]
憧れはずっと笑顔であることに対してですか?
はい。どんなに辛くても悲しくても、笑顔を忘れない強さとやさしさにです。 [良い質問]
彼女に近い人がなくなるのは彼女に原因がありますか。
いいえ。
私は犯罪を犯す予定がありましたか?
いいえ。
私と彼女以外の重要人物はいますか?
いいえ。
私は、彼女の外見に憧れていますか?
はい。可愛いのもありますが、それ以上に内面に憧れていますあこ
死んだ人物の特定は重要ですか?
はい。ちなみに、女の子の母親です。 [編集済]
時代は現代ですか?
はい。
彼女の親しい人は殺されましたか?
いいえ。病気で亡くなりました。
恐れるのは私自身に原因がありますか?
いいえ。ごく普通の感覚と思います
私の恐れは自分の見に起こる何かに対する恐れですか。
いいえ。
彼女は多重人格ですか?
いいえ。
私と彼女と彼女の母親以外に重要な人物は居ますか?
いいえ
彼女にとっての優しさと、私にとっての優しさに違いがありますか?
いいえ。
女の子の母親の病気は遺伝したり周囲の人に感染したりしますか?
いいえ。
彼女は優等生ですか?
はい。学業なども優秀です。
私と彼女は恋人関係にありますか?
いいえ。友人の関係にあります。
彼女は近しい人が亡くなる不幸がありましたが
学業なども優秀、また人柄も素晴らしく、
私はそんな彼女に憧れを抱いていました。
しかし、その後私が彼女を恐れるような
事がありました。
彼女の母親が死んだ原因は彼女にありますか?
いいえ。病没です。
母親が亡くなったことは、彼女にとって辛いことでしたか?
はい。
私は人間ですか?
はい。
その後の事は、私と彼女の間に起こったことですか?
はい。
非現実要素はありますか?
いいえ。現実に起こり得ます
母親が死んだ時にも彼女は優秀な成績を維持していましたか?
はい。
彼女は自分の感情に蓋をし過ぎた結果、発狂しましたか?
いいえ。 [良い質問]
彼女が私に惚れましたか?
いいえ。
恐れたのは、彼女自身に対してですか?(彼女の家柄などに恐れているわけではありませんか?)
はい。彼女自身にです。
自分の成績に彼女の成績が追いついてきているので彼女を恐れましたか?
いいえ。
彼女は自分の本当の気持ちを押し殺していましたか?
いいえ。
彼女は二重人格ですか?
いいえ。
私の心境の変化によって恐れはじめましたか?
いいえ。
彼女は悲しみを幸福と受け取るようになりましたか?
いいえ。
彼女の、辛い、悲しいという感情が麻痺しましたか?
いいえ。
彼女は唯一の肉親であった母親を亡くしました。
しかし、彼女はめげることなく学業に打ち込み、
周囲に対しても優しさや笑顔を忘れませんでした。
また、彼女と私は学友であり、寮の同室でもあります。
毎日のように母親の写真に語りかけていましたか?
いいえ。しかし、彼女はお母さんが心の支えでした。 [良い質問]
彼女は私をお母さんと呼び始めた?
いいえ。
彼女は寝て居る時に、母親の出てくる夢を見ていきなり笑い出しましたか?
いいえ。
彼女はお母さんが生きていると思い込んでいますか?
いいえ。
彼女はお母さんが死んだ事がきっかけで宗教に傾倒していますか?
いいえ。
私は彼女と寮の同室です。
学校での姿、そして寮での姿、両方見る事が
できます。寮でも彼女の生活態度が変わる訳では
ありませんが、何かに私は気づいてしまいました
私は寮にある彼女の荷物を見たのですか?
はい! [良い質問]
71より 彼女の荷物のなかに、お母さんの死体がありましたか?
いいえ。死体ではありませんが…
母親の体の一部を所持していましたか?
はい。まとまりますか?
73より 母親の体の一部とは髪の毛ですか?
いいえ。 [良い質問]
73より、骨壷ですか?
はい!骨壷にからみます。
73より 歯ですか?
いいえ。
73,74,75より、頭蓋骨ですか? [編集済]
いいえ。
常に頑張る為、そして明るく振舞う為。
いつも、なんです。
骨壺から、灰を持ち出していましたか?
いいえ!しかし、とある物を取り出し… [良い質問]
彼女はなにか能力は持っているのですか?
いいえ。
火葬証明書を取り出し、納骨できなくしましたか?
いいえ。火葬しています。
73より 持ち帰ったのは歯ですか?
いいえ。
喉の骨ですか?
はい!喉仏です。 [良い質問]
頭の頂点部分の骨(骨壷に収める時に一番上に乗せる)ですか?
いいえ。
73より 持ち帰ったのは手のひらサイズですか?
はい。
私が恐れたのは鞄の中の物を見たからですか?
いいえ。しかし、私物です。
82 喉仏をお守りとして持っていたのですか?
はい!正解です!持ち歩いていたのです! [正解][良い質問]
名門子女が在学する有名校だ。
学院には、遠方出身の生徒の為に寮設備も完備され、
多くの女生徒たちが生活している。
私はこの学院の寮で寝起きをして、
毎日教室に通っている。
周りには良い友人、先輩後輩、先生に恵まれ
充実した学園生活を送っている。
寮での暮らしは、一部屋に対し基本的に
二人一組が原則であり、歳の違う二人が
共に暮らすようになる。
違う立場、成長や能力によって様々な
モノの見方がある事や、年下の子を
見る事により一層のリーダーシップや
責任感を芽生えさせる事を狙う意味もあった。
その寮での制度を姉妹(スール)と呼び…
おっと、誰か来たようだ…?
五分後…、
と、とりあえず制度の事は置いておいて…、
彼女の話をしていこうか。
彼女は私の一学年下の後輩で学業優秀、
容姿端麗、性格も前向きで優しく笑顔を絶やさない。
しかし、残念な事に、彼女は唯一の肉親の母親を
亡くし、悲嘆にくれていた。
しかし、私は知っている。
悲しくてたまらないはずなのに、それなのに、
彼女は笑顔を絶やさず、前向きに過ごしていることを。
そんな彼女と私はつい最近、同室になった。
先輩後輩の仲ではあるが、時に姉妹のように、
そして時には仲の良い友人でもある。
非常に良い関係に恵まれた、そう思っていた。
しかし、私は見てしまったのだ。
ある夜中、ふと私は目を覚ました。
何か呼ばれたような気がしたのだ。
寮室の反対側を見やると、彼女は机に向かい
何かを語りかけていた。
何か陶器のような物…、それに彼女は手を触れながら
愛おしそうに語りかけている…。
聞き耳を立てていると、どうやら昨日の出来事を
話しているようだ。
一通りの話が終わった頃、私は彼女に声をかけた。
ねえ、カメコ?眠らないの?
彼女は優しい微笑を浮かべながら、
ゆっくりとこちらに振り返った。
お姉様、今お母さんと話していた所でした。
骨壷…、そんな言葉が私の胸に浮かんだ。
聞けば私が眠っている間に、彼女は毎晩
お母さんと語らっていたのだ。
私は少し驚いたが、誰より努力し精一杯生きてる
彼女は、その分多くの事に耐えているのだろう…、
彼女の唯一の肉親の母親がどれだけ大きな支えで
あったかは想像に難くない。
私が彼女の話を聞いていると、彼女は骨壷から
喉仏の骨を取り出し、そして柔らかい布でくるむ。
そして、胸に抱く。
お姉様、私はこれでお母さんといつも一緒。
校舎内にいる時は身につけているんですよ。
幸せそうに妖しく微笑み彼女はつぶやいた。
遺骨…、私はえもいわれぬ感覚…、
いわゆる恐ろしさを感じた。
骨壷まではなんとか分かる…、
しかし、骨そのものとは。
持ち歩いているという事に関して、
ただ怖い、私はそう思ったのだ。
【 学園少女 5 仏様 】 完
「Goodスープ認定」はスープ全体の質の評価として良いものだった場合に押してください。(進行は評価に含まれません)
ブックマークシステムと基本構造は同じですが、ブックマークは「基準が自由」なのに対しGoodは「基準が決められている」と認識してください。