店長さん、間に合わないよ! どういうことなの?
スープ半額
セールのチラシはその玩具屋のものですか?
YES その玩具屋のものです
1か月後に新装開店しますか?
NO そういう店ありますよねー
閉店セール商法ですか?
NO 一年中閉店セールやってる店ません!
店長は再就職先が決まっていますか?
NO 全然決まってません
そのチラシはお客の目に触れることができましたか?
YESNO 解説ではYESですが、NOでも成り立ちます! [良い質問]
本当に三日後に閉店しますか?
YES 本当に閉めちゃいます
チラシ制作会社に転職しますか?
NO 再就職先は関係しません
その玩具屋はテナント(スーパーモールの中に出店)ですか?
NO 個人経営店です
そのセールでは、その玩具屋の玩具を販売しますか?
NO 閉まっているので販売できません! [良い質問]
そのチラシは客を呼び込むことが目的ですか?
YES 店長にとってはそうです、が… ※ミスリード注意
1ヵ月後に作っているチラシを配りますか?
YESNO 解説ではYESですが、NOでも成り立ちます! [良い質問]
季節は関係ありますか?
NO 関係しません
その店が閉店してから別の場所に移転して開店しますか? [編集済]
NO 次の仕事が決まっているわけではありません
チラシの試作を作っていますか?
NO 本物のチラシの原稿をつくっていました
なんとか間に合いましたか?
何にでしょうか? 閉店までにセールはありません!
閉まる店がおもちゃ屋である事は重要ですか?
NO 何屋でもいいです!
一か月後のセールの目的は、お客さんにおもちゃを買ってもらうことですか?
店主にとってはYESです ※ミスリード注意
商品は売れ残りましたか?
YESNO 関係しません
店長の次なる職は、自宅でチラシ等を手がけるデザイナーですか?
NO 次の仕事は関係しません
閉店した跡地に別の店が新しく開店しますか?
NO 跡地の利用は関係しません
1か月かけて、閉店後の片付けをして、その店そのものを売りますか?
NOw 店ごと販売も面白いですね
玩具屋は商店街の中にありますか?
YESNO 関係しません
他の登場人物(来るであろう客以外)はいますか?
YES 客以外に登場人物がいます! [良い質問]
おもちゃ屋でないお店でも、成立しますか?
YES 16参照
在庫をネットで売るためにウェブ上でチラシを作っていますか?
NO ネット販売は関係しません
閉店することを悟られないためにチラシを作りますか?
NO! でもなんか近い発想! [良い質問]
店長以外に重要なキャラはいますか?
YES 23参照! [良い質問]
犯罪は関係ありますか?
NO 犯罪はありません
一ヶ月後にセールをすることは1年以上前から決まってましたか?
YESNO 関係しません
電気ウミガメのスープ要素はありますか?
NO SF要素も作中作要素もありません!
5より。店長には、お客以外に、そのチラシを見せたい人がいますか?
NO 店長はあくまで店の客のためにつくっています
店長は家族に自分が職を失ったことを隠しておきたいので、そのアリバイ工作のために、一か月後のセールのチラシを作っていますか?
NO 店長は何も隠そうとしていません!
チラシは自分で印刷しますか?
YESNO 関係しません。解説では他の人に印刷してもらってます
チラシに店長についての事が書かれていますか
YESNO 関係しません
チャリティーを催しますか?
NO 余った玩具をチャリティーとかではありません
家族が心配してますか?
YES 家族登場します、心配しています ※ミスリード注意 [良い質問]
店長は年度が変わるまで営業しているよう装いますか?
NO 店長は何も装うとしていません!
23の人物を騙すためにチラシを作っていますか?
NO! 店長は騙そうとしていません!
チラシとはチラシ寿司のことですね?
NOw 玩具屋がつくるセールのチラシ寿司ってなんだw
23より 法律よりシフトを守れ。バイトリーダーは重要ですか?
NO 土日祝日に入れてもバイトリーダーは関係しません!
店長の家族は重要ですか?
YES! 店長の息子が出てきます! [良い質問]
実際にセールは行われますか?
NO! 9参照 [良い質問]
1か月後、お客さんは来ますか?
YESNO 解説ではYESなんですが、NOでも成り立ちます! [良い質問]
店長は、お客である子供たちを喜ばせるためにチラシを作っていますか?
YES ある意味そうです!
閉店の理由は、店長がボケたからですか?認知症的に。 [編集済]
認知症ではないですが、近いです! [良い質問]
店長は定年して年金生活に入りますか?
NO ていん…ではなく…
店長の理念は、「最後まで全速力で走れ。ラストスパートで気を抜くな」ですか?
ある意味YES 最後までやりたかった…
45より。 閉店するって言ってるのに、それを忘れてセールをするつもりでチラシを作っていますか?
NO 忘れているわけではなく… [良い質問]
39 ではいなり寿司のことですか?
NO 寿司が食べたくなるからやめてください!
玩具の在庫は重要ですか?
NO 関係しません
お葬式は重要ですか?
YES お葬式というか、死ぬ人がいます! [良い質問]
店長は一ヶ月後に店舗の備品などを処分するためにチラシを作ってますか?
NO そもそも店長は…
36より。家族は、おもちゃ屋の仕事が大好きだった店長がおもちゃ屋じゃなくなってしまったことで元気をなくすんじゃないかと心配していますか?
YES 玩具屋じゃなくなったらきっと元気をなくします! [良い質問]
セールというのはセガールの言い間違いだったり……しませんよね?
YES セルロースでもありません
41 店長の息子は、社会人ですか?
YES 社会人です!
重い病気を患っている店長は、閉店した店を1ヶ月後にまた始めることを決意してチラシを作り、病と戦いますか?
病YES! また始めるNO! そもそも店長は… [良い質問]
43 店長の息子は世界一の玩具屋になるという夢を目指し勉強していたが、志半ばで交通事故に遭い死亡。店長は息子の骨を店内に散布し、閉店。「ほら、お前の夢だったお前だけの玩具屋だ。あの世でたくさんの子どもたちを喜ばせてやるんだな」 で、息子の墓参りにたくさんの人が来るよう、嘘チラシを作りましたか?
NO 息子は死にません! それで1問つくれますね!
店中の玩具を息子へのはなむけにしますか?
NO 息子は死にません!
店長は息子のために(新店?新事業?)自分の店を閉めましたか?
NO! 逆です! [良い質問]
閉店のショックでノイローゼな店長が現実逃避でチラシを作ってますか?
NO! 店長は正気です!
56 そもそも店長は、チラシを真剣に作っている時点で死んでいますか?
NO! 心霊現象ません! 死んだのはそのときではなく…
息子に自分の死を悟られないようにしますか?
NO 老い先短いのは息子も知っています!
58より。店長は病におかされており老い先短いため、店長のことを思った家族によって、「おもちゃ屋が閉店する」ということを秘密にされていて、なので一生懸命にチラシを作っていますか?
YES!! その通りです! [正解]
店を継いでもらう為にチラシの見本を制作しますか?
NO 息子に継いでもらうつもりはありませんでした!
息子はおもちゃ屋を継ぐ気はないが、店長はもうすぐ死ぬ。おもちゃ屋を継いでほしいので命を懸けてチラシを作っていますか?
息子が継ぐ気はないYES 継がせたいNO!
確認です 店長は病気で死にますか?
YES この後亡くなってしまいます… [良い質問]
ずっと音信不通状態だった息子に家に帰ってきてもらうためにチラシを作りますか?
NO 新たなストーリーが誕生しそう!
病によりそろそろ最期が近い店長は営業の継続が困難になったため閉店を決意し、玩具屋のお客さん(息子も?)をお葬式に招待するため自分の死期を見計らってチラシを作っていますか?
死期が近いYES! ですがそもそも閉店は…
街の大きなデパートに品ぞろえは負けるし、量販店の割引価格には敵わないけれど、店長である老人の玩具の知識と人柄から、地元に愛され続けた店だ。
老人の妻は店を手伝っていたけれど、さすがにこの歳で、一人で切り盛りはできない。老人の息子は既に家を出て家庭を持つサラリーマン。老人自身も、自分の店を息子に無理に継いで欲しいとは思っていなかった。
老人は病気であることを家族以外の人達には隠して、元気でいられる限り店を続けることにした。以前に比べると通院のために店を休む日が増えたものの、店頭では相変わらず、子どものプレゼントに悩む親の相談に乗ったり、優しい笑顔で子ども達に玩具を試させたりしていた。
しかし、そんな状態が永遠に続くわけにもいかなかった。しばらくすると病状が悪化して、老人は入院することになる。その間、店は老人の妻中心に、息子や息子の嫁が手伝いに来て、なんとか続けてはいた。けれど、老人がいよいよ店に復帰できそうにないとわかったとき、老人の妻の負担も考えて、店は閉めざるを得なかった。決断したのは息子だった。自分が継がない店を勝手に閉めるのは心が痛んだ。その事実を、店主である老人本人にはどうしても伝えられなかった。
閉店が3日後に迫る日、病院に見舞いに行った息子は、老人が何やら忙しそうに鉛筆を走らせていることに気づいた。
――それは、1ヶ月後のセールのチラシだった。老人はパソコンなんて使えなかったから、チラシはいつも手書きだ。
「親父、具合は大丈夫か?」
息子が思わずそういうと、老人は鉛筆を止め、しゃがれた声で答えた。
「お前らに迷惑をかけてしまっているからな。このくらいはわしがやらにゃいかん」
入学祝いにオススメの玩具や、幼児用の知育玩具など、イラストやコメントを交えて書いた、いつものチラシであった。
「でも、熱が出たんだろう? 身体を休めないと」
もう閉まってしまう店のチラシを、病を押して書いている姿は、息子には耐えがたかった。
しかし、老人は鉛筆を握り直すと、またチラシに向かい始める。
「いいんだ、やらせてくれ。これがわしの生き甲斐なんだ」
老人がチラシを仕上げるまで、息子はもう黙って見守るしかなかった。出来上がったチラシは死にかけた老人がつくったものとは思えないほど、力強い字が並んでいた。
その3日後、店は惜しまれながらも閉店した。閉店したことなど知らないはずの老人は、それから目に見えて衰弱し、店の後を追うように、数日後に亡くなった。
近所の人々の手元には、老人がかいた最後のチラシが配られた。息子が最後のチラシを印刷したのだ。
もちろん、店はもう閉まっている。
チラシに載っている数々の玩具を、その店で買うことはできない。
それでも、地元の人々はそのチラシを喜んで受け取った。
セールの日には、販売はしないけれど、と老人の妻が店を開けた。買えない玩具が並ぶだけの閉店した店に、地元の人々は何人も足を運んだ。
老人の最後のチラシは、いつものチラシとなんら変わりはなかった。
なんら変わりないあの店がなくなってしまったことを、人々はただ静かに悲しむのであった。
END
店長は死期が迫っており、店に復帰することが難しいため、息子が代わりに店を閉めることにした。店長自身は店が閉店することを知らなかったため、自分の仕事を続けていたのだった。
「Goodスープ認定」はスープ全体の質の評価として良いものだった場合に押してください。(進行は評価に含まれません)
ブックマークシステムと基本構造は同じですが、ブックマークは「基準が自由」なのに対しGoodは「基準が決められている」と認識してください。