それを見た女は後に後悔することになったという。
一体どうして?
※この問題は『無茶振り三題噺』のKW「元気」「さる」で作った問題です。
~無茶振り三題噺とは?~
「三つのキーワードから問題を作ろう」という企画です。
詳しくは、チャットルーム『無茶振り三題噺』をご覧ください。
*画像は、早速描かせていただきました。(約三時間w)
【ウミガメ】
ラテシンますか?
No!!
チョコはお口で溶けて手で溶けないタイプですか?
YesNo!! どちらでも構いません。
落としたチョコを食べている姿を見たので何でこんな子に育ったのだろうと母は公開しますか?
No!!
チョコは男のものでしたか?
Yes!!
場所は重要ですか?
Yes!!! [良い質問]
サルベージとは、落ちたものを拾うという意味ですか?
Noかな? 若干ニュアンスが違うかも ミスリード注意
男は子供ですか?
No!!
チョコは食べましたか?
Yes!! ただし…
考古学は重要ですか?
No!!
場所は屋内ですか?
No!!! [良い質問]
男と女には面識がありますか?
Yes!!
男は遭難中ですか?
Yes!!! Gj!! [良い質問]
場所は空中ですか?
No!!
6より 誰かが落としたものを拾いましたか?
No!!
サルの名前がベージですか?
Now いや、若干ニュアンスが近いところがあるかも? ほんの若干ですがw
元気になったのは栄養を得たからですか?
No!!! 違います! [良い質問]
1ダースではなく、5円チョコ1つだったら元気になりませんでしたか?
Noかな? 元気になってたと思います。
12より 女が隠していたチョコですか?
No!!! [良い質問]
海上にいますか?
No!! ただしそれでも成り立つかも
女はチョコを入手し損ねたから後悔していますか?
No!! [良い質問]
チョコに何か混ざってましたか?
No!!
女は男のことを思って後悔しましたか?
Yes!! [良い質問]
チョコはどこにでもある普通のチョコですか?
Yes!!
そのチョコは誰かにあげるものでしたか?
No!! ただし…
後に、というのは遭難から脱出したあとですか?
No!! でもそれでも成り立つかな?
12より。女も男と一緒に遭難中ですか?
Yes!!! [良い質問]
チョコは女が男にあげた物ですか?
No!!
チョコは女が男にあげたものですか?
No!!
男の他に一緒に遭難している人はいますか?
No!! いないです!
男はそのチョコを食べましたか?
No!!! Gj!! [良い質問]
男は女からのチョコと思っていましたか?
No!!
雪山でチョコがカッチカチに凍っちゃいましたか?(´・ω・`)
Yes 関係ないですがw
そのチョコは商品でしたか? [編集済]
Yes!!
チョコを発掘しましたか?
ある意味Yes!! ただし、遺跡から見つけたとかではなく…
女はただ一人自分だけが食べていた事に気づきますか?
No? 気づくもなにも…
女が男にあげたチョコが食べられることなく遭難からの脱出に使われるので後悔しますか?
No!!
女は、チョコのありかに気がついていましたか?
No!!
男は1ダースのチョコを女に食べさせ、自分は餓死しましたか?
Yes!!! 女が後悔した理由とともにまとめてください! [良い質問]
死者はでますか?
Yes!!! [良い質問]
雪の中に埋もれたチョコを見つけますか?
No!!
カニバリますか?
No!!
難破船の貨物からチョコを見つけましたか?
No!!
チョコはチョ子という名前の生き物ですか? [編集済]
Noww
男が女にチョコをあげましたか?
Yes!!! [良い質問]
チョコがあったので人が他にいると思いましたか?
No!!
犯罪は関係しますか?
No!!
男と女は、無人島にいますか?
No!! ただしそれでも成り立ちます
38より、チョコを全部食べ男を餓死させた女は、少しでもチョコを分ければよかったと後悔しましたか?
Yes!!! 正解です! [正解]
他の人も食べていると思っていたら自分しか食べてませんでしたか? [編集済]
No!!
[編集済]
44より バレンタインデーだからですか?
No!!
遭難中に自分達の荷物の中からチョコレートをサルベージしたという意味ですか?
Yes!! [良い質問]
38より、むしろチョコで肥えた男を食べたほうが、お得だったと後悔しましたか?
ワンダースで変わる物なのだろうかww
元気はカラ元気でしたか?
Yes!!! そういうことでした [良い質問]
私と彼は登山中に遭難してしまった。
吹き渡る雪が体に当たり、どんどんと体力が削られていく。
「あ、あれみて!」
彼が叫んで、指差した方を見るとそこには一つの洞穴があった。
洞窟に入ると、幸い獰猛な動物等はおらず、ここで吹雪をやり過ごすことにした。
ここで一応雪はしのげるけれど、やはり寒さは変わらなかった。
寒い……変わらず体力が削られていく……
すると、鞄を漁っていた彼が突然「お!」と声を出した。
「やった!! 見ろこれ! 鞄の奥に1ダースだけチョコレートがあったぞ!!」
彼が取り出した物は、確かにチョコレートだった。
「やった! ねえ、分け合いましょ」
私がそう言うと、彼は笑っていった。
「いやいや、君が全部食べな。ほら、俺は見た通りまだまだ元気だから平気さ。震えてんの知ってんだから」
彼はそう言って笑って、私にチョコを渡してきた。
「ほ、本当にいいの?」
「ああ。後これも着ときな。今日を乗り越えたら必ず助かる!」
私はパク、とチョコレートを食べた。
体に入ったチョコが体を温めている感じがする。
食べるたびに、今日1日、生き延びられる気がした。
そして、朝が来た。
差し込む陽の光に、私は目を覚ました。
生きている──。
そう実感して体を動かす。解放感が体を満たす。
嬉しくなって彼の方を見て、私は彼の異変に気づいた。
彼が、死んだように眠っている。
いや、「ように」でなく、これは……
私はこのとき初めてあのとき、彼が強がっていただけだということに気づいた。
彼の体を揺さぶる。
体はとても冷たかった。
どうして──どうして、私は彼の強がりに気づけなかったんだろう……
あのとき気づけていたら、今頃は……
「……バカ」
私のその呟きは、静かな朝の雪山に暖かく溶けていった。
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