ウミガメのスープ

【遅れてきたラテクエ31】 お嫁に行く時は化粧して

作者: yan

嬉しそうに階段を降りる男と女。綺麗な格好をした女は、私に花を投げた。
私はお返しにお米、ではなく、おはぎを女に投げた。

一体何故?

※ 現実的なシチュエーションですが、モチーフは…

出題者が、解き手の進み具合に応じて上から順に出すためのヒントです。

ヒントはまだありません。

過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。

はい

非現実要素はありますか?

YES! 正確には 恋人 → 夫婦 の段階!

いいえ

花、お米、おはぎの中に人間はいますか?

NO ただし、過去に「おはぎ」と呼ばれていた人物はいます

はい

階段を降りる女と綺麗な格好の女は同一キャラですか?

YES!

いいえ

非現実要素がありますか?

NO! 問題文末尾の通り、現実的な内容です ただしモチーフに…

いいえ

おはぎは女の回す傘の上で跳ね回り「いつもより余計に回っております」ですか?

NOwwwww

いいえ

ブーケトスでブーケは私に向かって投げてくれましたが、花がヤグルマギク(花言葉…独身生活)でコノヤロウ状態ですか?

NO! しかしブーケトスはYES そこは素直に解釈してOKです

いいえ

2人は長田あつしと杏しのぶですか?

NO オヨネーズ!? 

はい

結婚式の場面ですか?

YES! そこは素直に!

はい

私は女を祝福していましたか?

YES!

いいえ

ブーケトスで女の力が強すぎて私は死にかけましたか?

NOwww

いいえ

「男」「女」「私」以外に、登場人物はいますか?

NO? 過去に「女」と関わった人々はいますが、問題文の場面では参列者等のモブばかりです

はい

花嫁または私のあだなは「おはぎ」ですか?

YES!!!!! 花嫁のあだ名が「おはぎ」でした! GJ!

はい

私が投げたおはぎにはきな粉がまぶしてありますか?

YES!!! 「あんこときなこ」がまぶしてありました!!!

はい

私は「おはぎがお嫁に行く時はあんこときな粉でお化粧して」という歌にかけておはぎを投げる事で、おはぎというあだ名の女の結婚を祝福しましたか?

YES!!!! その通り! そして、「私」は子供のころ、その歌で「女」のことを…

いいえ

私は女の事を歌でからかっていましたか?

NO! むしろ、逆に…

いいえ

私は歌の通りに女の結婚を祝う約束をしていましたか?

NO?

はい

女はいじめられていましたか?

YES!

はい

からかわれていた女を私がかばいましたか?

YES! そして、元気づけるために…?

はい

核心結婚する女のために、かつて女を元気づける歌の通りにおはぎでお祝の意を表しましたか?

YES! そんな感じで正解です! 

答え

公園で、女の子が苛められている。
「やーい、おはぎ!」 「あばた面の、おはぎっ子やーい!」 「お前の父ちゃん、ゴーンベエ!」

幼馴染のその子の名は 萩尾素子。 名前が「はぎお」なのと、ニキビが酷いことから、「おはぎ」
と呼ばれて苛められているのだ。さらに、父親の名前が 「萩尾権兵衛」 なのも苛めの一因だ。

「こらー! なんばしょーと!? モトコを苛めるやつは、あたしが許さんきね!」
「ヤベ、ワコだ!にげろー!」 「へへーん! おはぎと和菓子屋の娘なら、似合っとうばい!」

「ぐすっ… ワコちゃーん!」
「ほら、もう泣かんと! …はい、これでも食べて、元気出しーや」

「くすん… ありがと… …って、これオハギやん! ワコちゃんひどかー!」
「何言うとるん! オハギに罪は無かやろ!?」

「そげんこつゆーたって… 何で、家ん親はハギオでゴンベエなんやろ。父ちゃん恨むばい!」
「いや、父ちゃんにも罪は無かっちゃない? 恨むなら爺ちゃん… いや、そういう話やなくて」

「今日、学校で習った”ごんべさんの赤ちゃんが風ひいた~♪”って歌でもバカにされるんよ?」
「ああ、あの歌…? …あれね、同じメロディで色んなバージョンがあるとよ? たとえば、さ…」


おはぎがお嫁に行くときは♪  あんこときなこでお化粧して♪
まぁるいお盆にのせられて♪  あすはいよいよお嫁入り♪


「ぷっ… あはは、なんね?その歌! おかしかー!」
「お、元気出てきたやん! ま、あまり気にせんでも、大きくなったら化粧すれば良か話ばい!」

「くすくす… あんこときなこで化粧はイヤばってんね!…化粧したらウチも綺麗になるやろか?」
「おお、きっとそうなるばい! あとはスキンケアして、モチみたいな肌になるようがんばりーや!」

「うん… でも、今もがんばっとーとやけどなー」
「米でも餡でも、粒の残る半殺しより、つるつるの皆殺しにするほうが大変じゃきね。精進ばい!」

「うん! …なんだか、おなか空いてきちゃった。 おはぎ、食べて良か? ね、半ぶんこしよ!」
「ああ、よかよか! まだまだ有るけん、たんと食べりーや!」


…あれから、20年。 私は和菓子屋を継いで、小規模ながらも通販やったり地道に稼いでいる。
そしてあの子は、会社で見初めた理想の相手と、とうとうゴールイン。

黄な粉のように、黄色いウェディングドレスに身を包んだ彼女は、本当に見違えるほど綺麗だ。
教会から出てきた彼女は、私を見つけると、ブーケを投げてきた。…私、まだ相手もいないケド…

ともかく、ブーケを受け取った私は、代わりに、ラップで包んだおはぎを投げて渡した。
うちのおはぎは、遠くからわざわざ買いに来る人がいるほどの人気商品で、彼女もお気に入りだ。

あんこときなこで彩られたそのおはぎを受け取った彼女は、ちょっぴりイタズラっぽい視線を寄こす。
きっと、あの日のことを思い出したのだろう。 (もちろん、私もそのつもりで作ったのだけど)

「披露宴では、お色直しで、あまり料理食べられないかもしれないから。せめてもの足しにしてね!」
…あとで聞いた話だが、新郎も控室でオハギを分けてもらって、すごく気に入ってくれたらしい♪

…うん、うちの店のおはぎを好きな人が増えてくれるのは嬉しいけど、そろそろ私自身を好いてくれる
人が出てきてくれないかなー…?
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