ウミガメのスープ

はないちもんめ

作者: square

クイズ大会の決勝まで勝ち進んだカメオは,
まだ1問目を正解したばかりだというのに,勝って嬉しく,また同時に負けて悔しく思ったという。

一体どういうこと?

出題者が、解き手の進み具合に応じて上から順に出すためのヒントです。

ヒントはまだありません。

過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。

いいえ

1問目とは決勝の1問目ですか?

No!!

はい

2問目は行いますか?

Yes 2問目も行っています

いいえ

決勝で大敗しそうになったが、1問正解して一矢報いましたか?

No

いいえ

クイズ大会に出場中だというのにラテシンに夢中になって正解し、クイズ大会の方はおろそかになって負けましたか?

Now カメオ君はマジメにクイズ大会に参加しています

はい

クイズ大会の決勝は、早押し形式で〇問先取した人の勝ちですか?

Yes! 解説では早押しクイズです

いいえ

3本先取で先に2本取られたけど一応3問目もやっとくやつですか?

No 優勝が決まればそこで大会は終わります

はい

最終的に決勝では勝ちましたか?

Yes!! 勝って優勝しました!

いいえ

勝ったけど欲しかったあの子は手に入らなかったのですか?

No やましい気持ちはありません

いいえ

テレビに映ることが目的ですか?

No

いいえ

かった相手と負けた相手は別ですか?

No! どちらもカメオです!

いいえ

オセロ要素はありますか?

No

はい

核心チーム戦のクイズ大会の決勝で勝って優勝したけれど、チーム内での正解数としてはカメオは1問しか正解できず、他の仲間に負けましたか?

Yes!!! お見事!!!

はい

カメオの他に重要な登場人物はいますか?

Yes!

いいえ

早押しで負けたが正解して勝ちましたか?

No

答え

※解説の一番下に要約解説・FA条件があります。長い解説が嫌いな方は,そちらをご参照ください。

3人1組で戦う高校生クイズ大会。
同じ水平高校のクイズ研究会に所属するカメオ・ラテヒコ・シンタは快進撃を続け,ついに決勝戦までたどり着いた。
高校生活をクイズに捧げたカメオにとって,
ラテヒコ・シンタは信頼できる仲間であり,またしのぎを削り合うライバルでもあった。

決勝の舞台は早押しクイズ。
チームの3人の中央に大きなボタンがあり,そのボタンを先に押した高校が解答権を得る。
先に10問正解した高校が優勝となる方式だ。


決勝戦が始まった。
ラテヒコ・シンタは順調に正解を重ねていく。
対する垂直高校もさすがは決勝戦まで残っただけの高校だ。簡単には勝たせてくれない。

そんな中,カメオは一度もボタンを「押せて」いなかった。

この早押しの方式,学校同士の試合,1vs1の勝負に見えるが,実際はそうではない。
これは6人全員での早押しクイズであり,ラテヒコ・シンタが正解した問題は,水平高校の得点になるというだけで,
ラテヒコ・シンタというライバルに早押しで「負けている」ことを意味する。
少なくともカメオはそう考えていた。


勝負は最終局面。
両高校9問正解で共にリーチ。まさに次の問題で勝負が決するという場面だ。

緊迫した空気の中,問題が読まれる。

「ポール・スローンの2『ピンポン!』

鳴り響く早押しボタンの音。
音の主は,カメオだった。

「水平高校。答えをどうぞ!」

「…ウミガメのスープ!!!!!」

「正解!! 高校生クイズ大会,今年の優勝は水平高校!!!」








「…にしても,カメオはよくあんなタイミングで答えられたよな。俺だったら最後まで聞いても怪しかったぞ?」

「うん。実は自分の名前で検索したことがあったんだけど,そしたら『ラテシン』ってサイトがやたらとヒットするから,何だろうって思ってよく覗いてたんだよね。
簡単に言うと『みんなでウミガメのスープっていう水平思考の推理ゲームを楽しもう』ってサイトだったんだけど,詳しく調べたらポール・スローンって人が考案したっていうのも知って,それで今回正解できた,ってこと。」

「へぇ。なんにせよ,ありがとうな。カメオのおかげで優勝できたんだし。」

「いや,お礼を言うのはこっちの方だよ。結局,決勝で答えられたのはその1問だけだったし…。みんなと優勝できたのはすごく嬉しいけど,ラテ君とシンちゃんには正解数で負けちゃったから,そこは悔しいかな…」

「まぁ,その正解した1問目で優勝に花を添えられたんだからいいってことよ。
次は個人戦で勝負だな。今回みたいに最後でいいところは取らせないからな?」

「うん!今度はラテ君にもシンちゃんにも負けないから!」


<おまけ:解説中に出てきた問題のイメージ>
ポール・スローンの2作目の著作である”Challenging Lateral Thinking Puzzles”の日本語翻訳版のタイトルにも含まれる,Yes/Noで答えられる質問を交わすことで,出題者が出した不思議な問題文の謎を解いていく対話型推理ゲームの名称といえば何?


<要約解説>
3人1組の高校生クイズ大会の決勝に進んだカメオたち。仲間の2人が正解を重ねてチームとしてリーチがかかった状態で,最後にカメオが自身の1問目を正解し,優勝を決めて喜んだ。一方で,ライバルでもあったチームの仲間には正解数で負けてしまったことを悔しく思った。

<FA条件>
・複数人で1チームのクイズ大会である。
・カメオが正解した1問目で,チームの優勝が決まったことを喜んだ。
・チームのメンバーに個人の正解数で負けてしまったことを悔やんだ。
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