ウミガメのスープ

勇者の敗北

作者: ゴルム

ファンタジー世界ラテシアンの悲しい物語。

呪われた大国シタトールは魔王の脅威に脅かされていた。
この国では何十年かに一度定期的に魔王が現れこの世界を蹂躙していくのだ。

しかし希望もあった、魔王現れるところ勇者あり。
魔王が現れると颯爽と勇者が現れ魔王を倒す。
勇者が負けることはなく必ず勝ち王国を救う。
そうやって何百年もこの国の歴史は続いていた。


そして今ここに勇者として旅立つ少年が一人。
彼が勇者として旅立つことを宣言すると
友人たちは仲間に志願し押し寄せ
老人たちは助言をあたえ
有力者たちは全面的なバックアップを申しで
町の人々は彼の旅を祝い
親戚は旅の無事を祈り
日頃無愛想な父もどことなく優しかった。
ただ彼の母だけは何度も彼を引き留め彼を困らせた。


彼の旅長い旅が始まった。
魔王軍との戦い、それを率いる幹部との死闘。
彼を歓迎する人々、足を引っ張る人々との出会い。
摩訶不思議なダンジョン、難攻不落の要塞。
険しい地形、理不尽な出来事、彼に警告を与える謎の精霊。



紆余曲折の末に魔王のもとにたどり着き勇敢に戦った勇者だったが。
紛い物をつかまされていたのか!と最後の言葉で絶叫しそこであっけない死を迎えた。



母は一生後悔し続け
父はありえない事態に混乱し
親戚は敵討ちに燃え
町の人々は絶望し
有力者たちは我先に逃げ
老人たちは若者たちに逃げるよう忠告し
若者たちは魔王軍に一矢報いようとして殺されていった。


何故勇者は負けてしまったのだろうか?
謎を解いてください。

出題者が、解き手の進み具合に応じて上から順に出すためのヒントです。

ヒントはまだありません。

過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。

いいえ

勇者の装備の一つがまがい物でしたか?

no、由緒正しい伝説の武器でした。

いいえ

勇者は嫌われてますか?

no、町の人々の唯一の希望であり、特に嫌われてませんでした

いいえ

勇者は一人ですか?

no、回答にも仲間の描写はありませんが皆途中の戦いか魔王にやられて死んだことにしときます。

いいえ

死にかた重要ですか?

no、何か物凄い攻撃でやられました

いいえ

魔王は大量にいますか?

no、一体だけです

はい

仲間はいましたか?

yes、彼の人望もあって友人が多く仲間になってくれました

はい

死んだのは勇者ですか?

yes、そうです

いいえ

精霊が死にましたか?

no、精霊は死にませんでした

いいえ

未来的な技術出てきますか?

no、でません

はい

下から3~9行目は重要ですか?

yes

いいえ

街の人々は間違って勇者を呪いますか?

no、ホラーギャグりませんw

はい

勇者人間ですか?

yes、そうです

普通だったら勇者負けないですか?

どうともこたえられません

いいえ

親戚は魔物ですか?

no、人間です

いいえ

最初らへんの友人の件関係しますか?

no、特に重要じゃないです

いいえ

勇者が実は魔王ですか?

no、違います

いいえ

魔物側から見た勇者 つまり 勇者=魔王ですか?

no、名詞の入れ替えは特にありません

いいえ

言葉遊びますか?

no、ありません

いいえ

今までにやらせはありましたか?

no、これはこれで面白い物語が欠けそうな発想ですね

いいえ

魔王は比喩表現ですか?

no、テンプレ的な魔王です、悪い奴です、魔物の王です

いいえ

視点変わりますか?

no、特に変わりません

はい

勇者は誰かに騙されていますか?

yes、そうなっちゃいますね

いいえ

若者→母から母→若者と書かれていることは重要項目ですか?

no、特に重要じゃないです

いいえ

勇者は寿命で死亡した?

no、これも面白い発想ですね

いいえ

MP使い切りましたか?

no、ボス戦でMP使い切った時の絶望は異常ですよね!、でも今回は違います

はい

勇者は魔王に殺されましたか?

yes、そうです

いいえ

洗脳ますか?

no、洗脳と言うのはふさわしくないと思います

はい

22より 勇者を騙した人は「故意で」勇者を騙しましたか?

yes、故意でしょうね、どちらかというと

いいえ

魔王の装備がまがい物でしたか?

no、さて紛い物の正体とはいったい!?

いいえ

魔王を倒してはいけなかったのですか?

no、普通にやっちゃっていいです、今までの勇者もデストロイしてました

いいえ

魔王「お前は実は私の息子だ。」

no、ダースベイダーが思い浮かんできましたw

はい

本当のことを知っている人物は一人だけですか?

yes、問題文に出てくるのは一人だけでしょうね

いいえ

相討ちで両方死にましたか?

no、相打ちなら勇者もうかばれたでしょう

はい

まがい物、とは何か特定のものを指していますか?

yes、特定のもの、です

少年「僕、勇者になる。」→偽物?

うーん難しいどうとも答えられません、もうチョイ質問をいじって変えてもらえれば

いいえ

村人がまがいものでしたか?

no、人って発想は素晴らしい

はい

勇者はまがい物のせいで死にましたか?

yes、そうですね

いいえ

妖精←首謀者?

no、精霊は良い奴です

はい

勇者の使った由緒正しい伝説の装備には特殊な力や何かの加護がついていますか?

yes、そうなんですよ

いいえ

勇者が死んだ上の文(人のリアクション)が幻想。下が事実。

no、すごい可哀そうな話になりますね

はい

何か仕掛けたのは母ですか?

yes、そういえるでしょう

いいえ

ゲームの世界でしたか?

no、不思議ファンタジー世界ラテシアンです

はい

いまさらですが非現実ますか?

yes、剣と魔法の世界にようこそです

はい

32より 本当のことを知っていたのは母親?

yes、そうです

いいえ

勇者とは人柱・生贄の通称ですか?

no、他の勇者は生きて戻ってきていました、問題の中のあの人もそうです、そんな重要じゃないですけど

いいえ

母親まがいものだよこんちくしょうますか?

no、そっちの方がよりホラーで悲劇ですね、お腹を痛めて生んでくれた本当の母親です

いいえ

紛い物を掴まされていたのか、は母が、という意味で言ったのですか?

no、どうして勇者はいきなり紛い物がどうとか言い出したのでしょうか?

はい

父親が別人・双子の片割れが死亡など家庭事情ですか?

yes、そうある事情がありました

いいえ

伝説の武器は町の人全ての応援があって真の力を発揮する。しかし勇者の母だけは勇者を応援していなかったために真の力発動せず。そのため勇者死亡。ですか?

no、心がえぐられる物語ですね…ちょっと見てみたいかも

はい

核心母「お前は本物の勇者などではない。」

yes、まあそういう事ですよね…

はい

核心勇者にしか使えない本物の装備だったが 主人公は勇者の血をひかない別の父親との子供だった?

yes、お見事

はい

核心特殊な力出せませんでしたますか?

yes、そういう事です、素晴らしい

いいえ

勇者の正体は母が亡くなった子を思って作った人形でした?

no、ああこういうのも面白そうですね

答え

―謎の祠―
謎の精霊「貴方には資格がない…引き返しなさい…」
勇者「我は勇者カメヘスの子孫カメリオンだ、資格は十分あるはずだ。」
謎の精霊「去りなさい…」

勇者「老人たちの話では精霊が旅を導いてくれるはずだが…あんな話を真に受けた俺が馬鹿だったか。
   まぁこの伝説の武具があれば何も問題は無いだろう
   そうこの勇者の血族しか使えぬ武具…俺の責任は重いな。」



―魔王城―
魔王「クッハハハハ、こいつはとんだ紛い物だ」
勇者「くっ、聖剣が全く効かないだと…防具も奴の攻撃にまったく耐えれていない
   …奴の言う通り紛い物の武具なのかこれはっ!?」

魔王「何を勘違いしている?」

??????????

魔王「紛い物とは貴様の事だ、勇者の子孫を語る者よ」

!!!!!!!!!?

何も理解することなく彼は葬られ、シタトールの命運は尽きた。

魔王「賭けは私の勝ちのようだなカメヘスよ!!クハハハハハハハハハハハ
   やはり千年もの間を一子相伝でお前の魂を繋いでいくなど無理があったのだ。」





―城下―
母は勇者死すの報を受け泣き崩れた。
全ては自分の所為なのだ、
たった一度のあやまち。
夫が魔王退治で居ない寂しさを突かれ
一人の男に言い寄られ犯した罪。

すぐ後に夫が旅から帰りそれからは会っていない
なので自分でも息子が夫の子なのかあの男の子なのか確信が持てなかった。
あの子が死ぬくらいなら…すべてを話せばよかった…もっと必死に止めればよかった。
母は自分の犯した二度の失敗を死ぬまで悔み続けた。

夫はありえないことが起きたことにただ混乱していた。
自分からは勇者の力が抜けているのは感じる。
全て息子に託したはずだ。
自分の時より魔王は強大になったのか…それとも…
…答えは出なかった。



―1年後 廃墟の城下―
旅芸人風の女が廃墟を歩いていく。
人がいれば荒廃した情景とあまりに場違いな女に疑問を感じるだろうが
静寂と瘴気の支配する土地に成り代わったここでは無用の心配である。

昔から女は何でもできた、力もあり運動神経もよく、知恵と勇気を持ち合わせ
魔法や剣の扱いは常人をはるかに超える。

自分は何者だろう、ある時ふとそう思い立ち、自分を育ててくれた母や旅芸人たちに父の事を聞いた。
父はある場所で倒れた所を旅芸人たちに助けられ、それからしばらく一緒に暮らしたらしい。
ある日本当に帰るべき場所を思い出したと言い、それからいずこかへ消え去り。
その後母は妊娠に気づき私を生んだらしい。
顔も見たことのない父への想いはどんどん積もっていき女は父さがしの旅にでた。


そして父が去る時に置いていった物を手掛かりにここまでやってきたが
この様子を見るともはや父どころか次の手がかりも見つかりそうにない。
引き返そう引き返そうとは思うのだが何故か足は全然違う方に進んでいく。
まったくどうかしてる。
頭がおかしくなったみたいだ。


導きの精霊「…待っていました、選ばれし勇者よ」
ほら、幻聴まで聞こえ出した。



— 正義は必ず勝つ!…はず?敗北の謎を明かせ!

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