ウミガメのスープ

これでいいのよ

作者: ノックスR

女に言われたとおり、絵を買ってきた男。

だが男はその後、絵を破り捨てて自分の仕事を始めた。
その男の仕事ぶりを見て、女はほくそ笑んだ。

状況を説明してください。

出題者が、解き手の進み具合に応じて上から順に出すためのヒントです。

ヒントはまだありません。

過去の実際のやりとりです。質問されたら参考に答えてください。

はい

自分の仕事とは絵を描く仕事ですか?

Yes!!!

いいえ

破り捨てた絵を使って男は仕事をしていますか?

No!!

はい

女と男は面識がありますか?

Yes!!

女と男の間に血縁関係はありますか?

厳密にはNo!!

いいえ

絵の贋作は関係ありますか?

No!!

いいえ

なんとな〜くムシャクシャして絵を破りましたか?

No!! ただし…

はい

買ってきた絵は男の絵でしたか?

Yes!!!

はい

女は男に好意を持っていますか?

Yes!!

いいえ

6より なんとな〜くムシャムシャ絵を食べてしまいましたか?

Now ムシャムシャとね。分かります。

いいえ

女は男をバカにしていますか?

No!!

はい

買ってきた絵は美術品ですか?

Yes!

9より 普通にお腹壊しましたか?

まあ、そりゃ絵なんて食べたら……ねえw

いいえ

男は贋作家ですか?

No!!

いいえ

男が金目当てで描いた贋作を自分で購入して、破り捨て日展に出品しますか?

No!

はい

4より 配偶者の関係にありますか?

Yes!!! 夫婦です!

買って来た絵はお札でも成立しますか?

んー、Yesかな?

男は売れている画家ですか?

YesNo!!

はい

男は絵を破り捨てないと仕事スイッチが入りませんか?

Yesかな? 今回はそういえるかも?

いいえ

絵には何か、知られてはまずい事が描かれていましたか?

No!!

いいえ

絵を破り捨てた理由に絵の内容は関係ありますか?

No!!

はい

買ってきた絵は男の納得のいく作品でしたか?

Yes!! ただし…

はい

女は男にハッパをかけましたか?

Yes!!! というと……?

いいえ

男は歴代の妻の絵を描いていますか?

No!!

いいえ

男は自分のデザインしたキャラクターの絵のパッケージの画材を買いましたか?

No!

絵は肖像画でしたか?

YesNo! どちらでもかまいません!

はい

妻は、男が買ってきた絵が好きですか?

Yes!! ただし…

いいえ

妻のヌードを描いた作品を破り捨てましたか?

Now それは破らんとまずいw

いいえ

男は破いた絵のキャンバスに新しい布をはって再利用しましたか?

No!

いいえ

犯罪は関係しますか?

No!

いいえ

夫婦に家族が増えましたか?

No!!

いいえ

22より、大麻をかけましたか?

No! なんでやねんw だからカタカナだったんかいなw

はい

男は自分の絵だとわかっていて購入しましたか?

Yes!!!

いいえ

絵が二束三文で売られているのを見た妻が、男に知らせますか?

No!

いいえ

男の絵は売れ残っていましたか?

No!

いいえ

男は妻に言われた事に腹を立てて絵を破りましたか?

No!

いいえ

男は買ってきた絵が嫌いですか?

No!!

男は過去の栄光にすがり付いていましたか?

ある意味Yes!!

いいえ

女が男に絵を買いに行かせたのは、男の絵に人気がないことを伝えるためですか?

No!!

はい

買ってくるまで男は女の思惑に気付いていませんでしたか?

Yes!!!

いいえ

絵が誰かの手によってトリミングされていましたか?

No!

いいえ

絵をどこで買ってきたかは重要ですか?

No!

いいえ

ヒントより、絵に「マジックカット どこからでも切れます」と書いてあったので、思わず破りましたか?

Nowww くっそw 赤いのあげちゃうw

いいえ

男はスランプに陥っていたが、昔の絵の酷さを確認し自分が進化してると自信を取り戻し、創作活動に打ち込みますか?

No!! ただし、かすってます!

いいえ

有名な画家の模倣だと気づきましたか?

No!

はい

買って来た絵は1枚しか存在しませんか?

Yes!!

いいえ

女は男が破り捨てた絵のことを内心少しでも惜しみましたか?

No!! そもそも……

42より 普通のタイプの袋で破り損ねた時は、ボールペンの先等を刺すと簡単に開けられます(。-_-。)

でもひどい時はインクついちゃうねw

いいえ

自分の絵は誰かのマネでしかないと気づきましたか?

No!!

いいえ

盗まれた男の絵が売られていましたか?

No!

いいえ

スランプに陥っていて、買ってきた絵の方がいい絵でしたか?

No!!

いいえ

描かれている内容は重要ですか?

No!

いいえ

どこで買ったかは重要ですか?

No!

はい

女は男にメリットをもたらすために絵を買ってこさせましtか?

Yesかな? ただし……

はい

男は「買ってきた絵を破り捨てたこと」で仕事ぶりが向上しましたか?

Yesかな? そもそも……

いいえ

男が昔書いていた絵は駄作で、すべて買い戻そうとしてますか?

No!

はい

男は女がそれを指示するまで仕事を放棄していましたか?

Yes!!! Gj!

はい

ほくそ笑むでなくほほえんでもいいですか?

Yes!

いいえ

昔は画壇の一員で本格的に描いていたが、今はお手軽な絵しか書いていませんか?

No! そもそも…

いいえ

男は健康体ですか?

No!!! Gj!

はい

男は目が見えていますか?

Yes! 目ではなく……

いいえ

妻の方が男よりも高名な画家ですか?

No!!

いいえ

男は色盲になっていましたか?

No! 目ではなく……

いいえ

過去の栄光にすがって描かなくなっていたが、昔の絵を見直すと粗が見えたので、死ぬまでに本当の傑作を残そうと奮起しますか?

No!!

はい

男は腕を欠損しましたか?

Yes!!! 

男は利き腕を傷めていますか?

YesNo!! ありませんでした!

いいえ

女は男にスランプ状態を打破してもらうために、男が買ってきた絵を下手だと罵り、男を焚きつけましたか?

No!! そもそも・・・

はい

女はそれを指示することを思いつくまで介護で苦労していましたか?

Yes!! 苦労してそれがたたって……

腕を無くして絶望していた男が、過去の絵を超えてみせると口で描き始めましたか?

YesNo!! 左腕で描き始めました。

はい

男が描き始めた絵は今までより劣るものですか?

Yes!!

はい

手で描きますか?

Yes! 左腕です。

いいえ

67より 女は精神的に追い詰められた状態でしたか?

No!! 精神的でなく……

はい

女は指示をしたとき、病に冒されていましたか?

Yes!!! 余命いくばくでした!

はい

女は指示をしたとき、病に冒されていましたか?

Yes!!! 余命いくばくでした!

はい

核心病に伏せた女が、男に男の書いた絵が見たいという。自分の絵を見て喜ぶ女を見て、もう一度頑張ろうと思った、ですか?

Yes!!! 正解としますー

ミス…連投になりました、すみません…

お気になさらず^^

はい

核心病に倒れた妻は、夫に「もう一度あなたの絵を見たい」と言った。夫は自分の昔描いた絵を買ってきたが、それよりも現在の自分の手で描いた絵を捧げるべきだろうと思い、昔の自分が描いた絵を破り棄て、長らく描いていなかった絵を再び描き始めた、その様子を見て妻は嬉しくなりましたか?

Yes!!! 完璧ですー

いいえ

前と同じ様に描こうとしなくてもいいと言いましたか?

No!!

いいえ

「生きている間に、私を描いて」ますか?

No!!

はい

女は幸せな表情で息を引き取りましたか?

Yes!!

答え

「私、貴方の絵がまた見てみたいな……」

唐突に、病床の妻がそうつぶやいた。

「な、なにいってるんだ……」

そう言って俺は、力なく俯いた。
俺は昔は、名の通った画家として知られていた。

だがある時、交通事故によって、右腕を失ってしまったのだ。

もう絵がかけない───それは、俺を絶望に突き落とすのには充分であった。

もう絵なんか見たくない……!


俺はそのあと耐え切れなくなって、家にあった絵はすべて処分し、家に閉じこもる生活となってしまった。

「絵なんか……」

そんな俺を、ずっと献身的に面倒を見てくれたのが、妻であった。

だが、ある日過労がたたって、妻は倒れた───余命はいくばくもないらしい。

「っ!」

俺は慌てて病院を出て、自分の絵を捜し求めた。

ようやく見つけた一枚の絵。
ずいぶんと若い、それでいて全盛期の作品だった。

俺はすぐに、その絵を大金をはたいて持ち主から買い取った。


これで妻は喜ぶ……!
そう思ったとき、ふと一つの疑念が浮かんだ。

妻は、何を求めているんだ……?

いまさら絵を見たいなんて……
ひょっとして……ひょっとして、何か思い違いをしているんじゃないか?

その時、いつかの妻の言葉が思い浮かんだ。
それは、まだ結婚する前の、ずっと前の記憶───

「私、貴方の絵も好きだけど、楽しそうに絵を描いている姿はもっと好きよ」


「っ!」

───妻の想いが、結婚して数十年。

今やっと分かった気がした。

俺はその絵を破り捨てる。

妻が欲しいのは「過去」じゃない。

「今」なんだ───!



───数時間後。

妻が危篤との連絡を受けて、俺は急いで妻の病室に向かった。

病室に入って。
医師や看護師が目を丸くする。

服は絵の具だらけ。髪はボサボサ。
そして左手に、なにかを抱えているものをまじまじと見つめた。


妻にゆっくりと近づく。
妻も俺の様子に気付き、そして目を丸くした。


「ごめん……今の……左腕だけの俺じゃ、こんな絵しかかけなかった……!」

そういって、おそらく画家人生の中で最低の出来ともいえるかもしれない絵を見せた。


───その時の妻の表情は、おそらく一生忘れない。

そしてそっと、絵の表面に触れた。

「───まるで、子供が描いた絵ね……」


「……うるせいよ」


「───これで、いいのよ」

妻はそう言って、そっとほくそ笑んで、息を引き取った。


どうやら俺は、最後の最後まで妻に迷惑をかけたらしい。


俺はこれからも、画家としてやっていけそうだ。
「これで、いいのよ」その言葉を、いつも胸に刻みながら───。


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